【ちょっと待って!大丈夫?あなたの意見って本当に伝わってる?】ノンバーバルコミューション | 札幌【元モデル現役カウンセラー】心理学から学ぶ!様々なシーンで使えるテクニックをお伝えしていきます!

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(経歴)
・心理士(民間)資格取得
・元広告モデル(TV、CM、雑誌、WEB広告、イベント広告)
・アパレル業界10年間

 

皆さんこんにちは【元モデル現役カウンセラー】のカズオです!

タイムチケットで自分のスキルを販売しているので、ご興味のある方はお問合せください!

 

 

今回の内容はコミュケーションについてです。

生きていく上をいうかどの場面にも必須な内容ですねよね。

自分にまだ何か足りないなと思っている人は「必見です!」

 

【ノンバーバル、非言語コミュケーション】という言葉を聞いたことをありますか?

ノンバーバルとは、字のごとく言語に頼らないコミュニケーションを意味します。

たとえば話す、メッセージを書くといった言葉を使うコミュニケーション以外の意思伝達方法を指します。

 

他者とコミュニケーションを図る上で、表情や顔色、声のトーン、話す速度、ジェスチャー、視線などは言葉以上に大きな役割を果たします。
こうした非言語コミュニケーションを私たちは無意識に、時に意識的に使い分けています。

また、服装や髪形、香りなども非言語コミュニケーションとして影響しているという考えもあります。

 

【非言語コミュニケーションの具体例】

しぐさやジェスチャーなどは、同じ表現でもいくつかの解釈があり、時にまったく異なる感情を意味することもあります。

例えばいつもより目を合わせないしぐさは、「シャイ」、「退屈している」、「懐疑的」、「非同意的」など、複数の感情を意味するといわれています。

 

逆に、いつもより目を合わせると、「攻撃的」もしくは「誠実さ」という真逆の2つの感情を表します。

また、胸の前で腕を組むのは、身構えていたり、よそよそしい態度を表す可能性がある一方で、集中している可能性もあります。

目を閉じるのも、同じく集中している可能性と、興味がなかったり、退屈していたりする可能性といった、相対する解釈を含みます。

 

「非言語コミュニケーションは、伝達内容をコントロールするのが難しいという特徴があります。」

時に隠したり、コントロールしようとしている感情さえもあらわにしてしまいます。

より本能的なコミュニケーション方法であるといって良いでしょう。

だからこそ他者の真意を読み取るときには、言語よりも非言語的な情報が頼りになるのです!

 

米国テキサス大学の名誉教授でコミュニケーションの研究者であるマーク L.ナップによれば、ノンバーバル・コミュニケーションは次のように分類されます。 

  ① 身体動作

「目は口ほどに物を言う」という言葉があるように、視線や目の動きによって相手に与える印象が違ってきます。

 

  ② 身体の特徴

頭髪に一本の乱れも見られなければ、その人はおそらく几帳面な方だろうとか、逆に寝癖がついたままの人は、外見を気にしない人なのだろうという印象を与えることがあります。

 

  ③ 接触行動

日本人が初対面の人に接触行動をとることは少なく握手することもそう多くはありません。しかし、国際的なコミュニケーションの場においては、日本人の接触行動の少なさがネガティブな印象を与える場合があります。文化によって相手に与える印象が変わる要素です。

 

  ④ 近言語

会話の中の相づち(「はい」、「ああ」など)は、日本人の会話の中では普通のもので、反対に会話中に相手からの相づちがないと、話し手は聞いてもらえていないのではないかと不安や不満を感じます。しかし、民族や文化によっては過度の相づちが良くない場合もあります。

 

  ⑤ プロクセミックス

プロクセミックスとは、1960年に米国の人類学者E.T.ホールが提唱した理論で、他人との距離のとり方は意思の伝達手段の一つという考え方です。
日本人は、よほど親密にならない限り相手との距離を広めにとります。近寄ることでより親密さが増しますが、この距離の取り方には文化的な違いがあります。

 

  ⑥ 人工物の使用

相手に与える印象に強く関係する重要な要素です。TPOに合わない服装などは、相手に不信感を与える要因となってしまいます。

 

  ⑦ 環境

環境はコミュニケーションに影響を与えます。例えば、寒色系の照明よりも暖色系の方が落ち着いた雰囲気になるため、ゆっくり話をしながら食事をするのに適しています。
このように、ノンバーバル・コミュニケーションは文化に深く関係しているため、その違いについての知識がないと、誤解を生じたり、悪い印象を与えたりする場合がありますので注意が必要です。

 

次に重要になってくるのが、メラビアンの法則「7-38-55ルール」・「3Vの法則」という法則です。

この法則によると、人はコミュニケーションを取るときには受け取る情報を100とすると、

相手から発せられる言語の内容である「言語情報」から7%、声のトーンや口調、大きさ、話す速さなどの「聴覚情報」から38%、そして相手のジェスチャーや視線、表情といった「視覚情報」から55%の情報を受けています

つまり、言語メッセージよりも非言語コミュニケーションによるメッセージのほうが、影響力が強いということが分かります。

メラビアンの法則は今後も説明していくので覚えておいて下さい。

 

【非言語コミュニケーションには、3つの重要な意味があると考えられています。】

1つ目は、言葉だけでは表せない想いや空気、置かれている状況を伝える、言語を補完する役割です。
たとえば、営業で「わが社にぜひお任せください」と言うときに、大きく胸を叩くジェスチャーがあれば、「これは任せても大丈夫そうだ」という印象を持たれるでしょう。自信なさげに伏し目がちに言われても、実際のところどうなのかと不安を抱かれてしまいます。

 

2つ目は、コミュニケーションを取る相手との距離感を縮め、信頼を得ようとする信頼関係構築の役割です。
部下に「大丈夫か、疲れてないか?」と声を掛けても、遠くの自席に座ったまま問い掛けるのでは、本当に心配されているようには感じられません。しかし、歩み寄って距離を縮め、心配そうな視線とともに言われれば、本当に心配してもらえていると実感できるでしょう。

 

3つ目は、相手の本当の気持ち、状況を理解しようとする役割です。たとえば部下が「顧客の希望納期までに間に合います」と言っても、その声が小さく震えていたり、視線が下を向いていたりすれば、部下が自信を持ってはいないことが読み取れます。それに気付かずに、結果として納期に間に合わなかった場合に「間に合うと言っていた部下のミス」としてしまうか、事前に察知してフォローするかで管理職の力量の差が分かります。これらのことから、管理職研修など社内研修で非言語コミュニケーションの大切さを考える機会を持つことは大切です。

 

今後何か相手に伝える、相手とコミュケーションをする場面でノンバーバル/非言語コミュニケーションを活用していくと

スムーズに話が進むと思いますのでよかったら、意識をしてみて下さい!

 

「補足」

非言語コミュニケーションの解釈は、民族や文化、社会などが異なる場合、必ずしも同じであるとは限りません

文化や地域によって、非言語コミュニケーションの頻度や形式はさまざまな種類が存在するということも覚えておきましょう。

 

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以上で終わります。

 

最後までご覧いただきありがとうざいました!

これからも色んなことについてブログを書いて行きますので、

 

    

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