― 具体的実践のVLOG ―
第二章では、私たちが自分を責めてしまう「社会の仕組み」と「脳のバグ」についてお話ししました。
仕組みを知ることは、心の重荷を下ろす第一歩です。
けれど、理屈では分かっている。
でも、ふとした瞬間に「あぁ、またダメだ」と自分を責める声が頭の中で響く。
そんな夜を、私は数え切れないほど過ごしてきました。
長年染み付いた「自分を責めるクセ」は、理屈だけで消えるほど簡単ではありません。
では、私は日常のなかで、どうやって自分と向き合っているのか。
第2章でお伝えした“構造の理解”を、私はこう実践しています。
私の頭の中で繰り広げられている、ある日の「観測記録」を覗いてみてください。
場面1:深夜の動画分析 ― 「不甲斐ない自分」と出会うとき
週末の夜、一人でノートパソコンを開き、
趣味のスポーツ(フットサルやバレーボール)を動画で記録をし、プレイしている自分の姿を見ることがあります。
かつての私は、この時間は本当に見ていて恥ずかしいというか情けないというか、複雑な感情で見ていました。
ミスをする自分、焦って周囲に変な態度をとってしまう自分。
画面の中の「情けない自分」を見るたびに、私は一時停止ボタンを押し、心の中で自分を激しく反省していました。
「なぜこんなに下手なんだ」「あんな態度は最低だ」と、心が悲鳴を上げていたのです。
しかし、今の私は違います。
ミスをした瞬間の自分を、一時停止ではなく「スロー再生」で見つめます。
そこにあるのは「ダメな自分」ではなく、「一生懸命に動こうとして、少しだけタイミングがズレた人間」の姿でした。
そして、こう声をかけます。
「大丈夫。これは単なる『進化のためのデータ』だから」
セルフコンパッションの技術は、ここで発動します。
「今、脳がプレッシャーを感じて、防御反応が出たんだな」と、まるで他人を研究するように客観視(マインドフルネス)するのです。
自分を否定するエネルギーを「どう修正するか」という分析に回すことで、心は折れることなく、むしろ次の練習が楽しみになっていきます。
場面2:目標振り返り(KPT) ― 「できなかったこと」を愛でる
私は日々の行動を「KPT(Keep/Problem/Try)」というフレームワークで記録しています。
ある日、予定していたブログの執筆が全く進まず、一日が終わろうとしていました。
「Problem:今日も書けなかった」
この文字をノートに書くとき、以前の私なら「意志が弱い」「価値がない」と自分を裁く証拠にしていました。
でも、今の私は自分にこう問いかけます。
「もし、親友の『マイク(仮名)』が同じ状況だったら、なんて声をかける?」
きっと、「今日は疲れていたんだよ。人間だもん、そんな日もある。
明日の朝、10分だけ書けば十分だよ」と優しく接するはずです。
Problem(問題)と書くとき、それは自分を責めるためのものではなく、
「次に自分をどう助けるか」を見つけるための宝探しのようなものです。
自分を責めるのをやめ、「人間共通の弱さ」として受け入れる。
すると不思議なことに、翌朝の「Try」への一歩が驚くほど軽くなるのです。
「自分勝手な発信」という、究極のセルフケア
最後に、このブログについてお話しします。
私は今、こうして自分の経験を発信していますが、
正直に言えば「誰かに評価されたい」という欲求は、かつての私に比べれば驚くほど薄くなっています。
「他人の評価を手放すと言いながら、なぜブログを書くのか?」
それは、この発信が「自分のための記録」だからです。
ブログを書くことで自分の思考を整理し、自分という人間を多角的に観測する。
このプロセス自体が、私にとっての自己肯定感を育む大切な時間になっています。
評価を頂けたらとても嬉しい。
でも、頂けなくても私の価値は変わらない。
そう思えるようになったのは、外側に「高さ」を求めるのではなく、
内側に「納得」という土台を作ると決めたからです。
結び:あなただけの「設計図」を書き始める
自己肯定感を上げるために、特別な才能や劇的な成功はいりません。
- 観測する: 自分の感情や失敗を、まずはそのまま眺める。
- 受容する: 「大丈夫、これも進化のデータだ」と自分に声をかける。
- 修正する: 責めるのをやめて、小さな一歩(Try)を決める。
この繰り返しが、あなただけの「人生の設計図」をより確かなものにしていきます。
今、この記事を読んでいるあなたへ。
もし、あなたが一番大切にしている人が、今のあなたと同じ悩みを抱えていたら、どんな言葉をかけてあげますか?
その言葉を、まずは自分自身に贈ってあげてください。
正解は、私のブログの中にはありません。
でも、この記事を読んだあなたが、今日寝る前に自分を一度だけ褒めてあげられたなら、
それこそが私にとって最高の「成功」です。
「私と一緒に、『理想の自分』を描き出すクリエイターになりませんか?」
このブログでは、私自身の体験を通して【本当の自分を取り戻すヒント】をお届けしています。
毎週金曜日に発信しています。
あなたの小さなアクションが、この「未来物語」の続きを生み出す原動力になります。
もし、この物語があなたの心に少しでも響いたなら、ぜひ【フォローやいいね】で応援していただけると嬉しいです。
それでは、次回もどうぞお楽しみ下さい。


