今日って祭日だったんすねー。。。
映画観に行きたい。。。
なんかお薦めないっすか?

今日は制作で引きこもってますー。
いつもですが。。。


では
DJ以外の人にはなんだかさっぱりわからない迷惑な連載『ミックスCDの作り方』

いきます!

前回の補足。グリッド機能を最大限活かすためには設定したテンポにキッチリ楽曲を合わせる必要があります。現場でのプレー中のテンポ合わせよりも段違いの精度が必要です。なのでテンポ合わせにはかなりの時間と集中力が必要になるわけです。でも12インチやターンテーブル上ではどうしても誤差が出てしまうのも事実。なのでテンポ合わせには自分なりの妥協点を持つことも必要です。俺の場合10分くらいテンポ合わせをしてても微妙に合わない場合は曲のテンポが揺れているのか、フェーダーピッチコントロールの精度的に、合わせたいBPMのポジションにはまらないと考え、大体のところで妥協する場合もあります。たぶん、そのままやってても一生合わないと思うので。
『流し込んだ後で、タイムストレッチやピッチを変えるソフトを使えば良いじゃん!』と思われる方もいると思いますが、せっかく12インチで流し込んでるんで、あんまり音質の変わるようなデジタル処理はしたくないわけです。
どうしてもって時は使うこともありますが、まあ音質に影響しない程度で臨機応変で。

この地獄の流し込みのもう一つのメリット。
現場でのテンポ合わせが神の域に達します(笑)。

あと、テンポ合わせとグリッドをマスターすれば、AV8っぽいパーティートラックなんかは簡単に作れるようになりますよ。なのでミックスCDのイントロをパーティートラックっぽく作っておけば、2ミックスでバウンスして現場での自分のプレーに混ぜれるようになります。俺は『Studio 69 vol.3 (Back In The Dayz '92 Megamix)』のイントロを現場でよくかけます。



◯選曲した順番にミックスしていく。
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(イントロができたら、選曲した順にミックスしていきます。スリップモードで。)

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(1曲目→2曲目の場合。ミックスしたい小説数を決め、2曲目の先頭のキックを1曲目のミックス範囲の先頭キックに波形を見ながら合わせる。ミックス部分の聴こえをチェックして、きれいに繋がるまで微調整する。)

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(ミックス部分のボリュームを調節。ビート同士が重なっている場合はその部分の音量レベル大きくなってしまうので、聴こえを確認しながらオートメーチョンでボリュームを調整してください。徐々に上げたり徐々に下げたり。現場のミックスと一緒です。
ビートの跳ね方の違いでミックスに違和感が出る場合などはアカペラ等をりようしてビート同士のミックスを回避する方法もあります。)

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ミックス部分をアカペラに差し替える↑

(コードがぶつかって不協和音が気持ち悪い場合はインストのドラムだけの部分をループさせてミックスする方法もあります。この場合もグリッドをうまく利用してください。二曲目以降はBPMの誤差でグリッドポジションにピッタシはまってるわけではありませんが、ちょっと工夫すれば問題なくグリッドを利用できると思います。また後日詳しく説明します。)

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ドラム部分の一小節をループ↑

(後はフィルインのみのミックスやカットイン、スクラッチからのカットインなんかも利用してミックスしていきます。俺はハイパスフィルタ&ローパスフィルタなども使ってミックス部分レベルの増幅を押さえたりします。)


今日はここまで。