自分、よく"Shotcaller"って言葉をタイトルに付けたります。
「重要な場面で指示を出す人」「重要人物」みたいな意味合いで使ってるんですけど、最初に使いだしたのは懐かしのヒップホップ雑誌『blast』の新譜紹介ページのタイトル。




2000年の2月号から3年と3ヶ月連載してました。

「今月の重要な新譜」「今月はこれをチェックしとけ!!」みたいなところから"Shotcaller"というタイトルはバッチリだったのではないかと。

2002年にはLunch Time Speaxに参加してもらった楽曲に同じタイトルをつけました。



この楽曲、今思えば「オールド・ニック的ブレイク・ビーツ感」満載の曲ですよね。当時、日本語ラップもアメリカのメインストリーム的な「サグでリッチ」なサウンドが主流になっていましたが、「個人的には日本語ラップはこう聴きたい!」という欲求をこの"Shotcaller"に詰め込んだ感じ。

曲のコンセプト的には「俺たちは重要人物」「俺たちのメッセージが現実となる。」みたいな。

実はこの曲、トラックが出来上がってからLunch Time Speaxのボーカルを入れる前にZIMAのCMでの起用が決まって、15秒と30秒のCMサイズを先に作りました。テレビ用とは別にFM用があって、当時それの問い合わせが結構あったみたいですね。

アルバム発売後にはZIMAのノベルティ用に"Shotcaller -Old Nick ver.-"というLunch Time Speax & KASHI DA HANDSOMEを迎えたリミックス・バージョンを制作しています。



それとプロモーション・ビデオのDVD↓



当時、シスコ限定で150枚だけ出したプロモ12inch↓



全部で200枚プレスしたのかな? それで150枚だけお店に出したと思ったけど。。。
これ、かなりレアなので、持ってる方は是非大事にしていただきたい!

あとは2004年からスタートした"Studio 69"シリーズの年間ベストものに"Shotcaller Megamix"というサブタイトルを付けています。これは単純に「今年の重要人物」という意味と、「流行んなかったけど、俺はこの曲好きだからみんな聴いてね!」という感じでリーダーぶって指示を出す意味で"Shotcaller"を使用。

こんだけ同じ言葉を使うと嫌でも愛着がわくもんで。。。

今後も色々な場面でこの言葉を使うと思うので、よろしくです!