久しぶりに午前中起床。

湿度100%は寝苦しい。

今日は中途半端になっていたアルバム紹介の続き。
レコード整理してたら出てきたってやつです。


Organix / The Roots


Do You Want More?!!!??! / The Roots

ルーツの93年にインディーズから出したアルバムと、94年のメジャー契約後の一枚目。
まず、一般的に注目されたのは94年の"Do You Want More?!!!??!"から。このアルバムに入っている"Distortion to Static"の12インチシングルで彼らの曲を初めて聴きました。ルーツはヒップホップバンドですが、この楽曲ではレコードノイズやドラムのループなどサンプラーを多用して、" Organix "よりは明らかに当時のヒップホップの質感に歩み寄った形になってます。 "Do You Want More?!!!??!"全体に言えることですが、レコードサンプリングに近い質感を求めながらも「生」独特のグルーブ感や、当時のサンプリング中心のヒップホップ・トラックではなかなか出せないサウンド素材一つ一つの抜けの良さは独特で、今聴いても新鮮です。"Distortion to Static"よりも同アルバム収録の"Proceed"でブレイクした感じかな。確か。。。
当時、俺を含め殆どの人が"Do You Want More?!!!??!"の後に"Organix"を聴いたと思います。"Do You Want More?!!!??!"のヒットを受けて、"Organix"は世界中で流通しだした感じなんじゃないかなぁ。このアルバムはあくまでも生バンドのレンジ感の中でヒップホップをやろうとしているところが良いんですよね。
両方とも男女問わず聴きやすいアルバムだと思うので是非。


Labcabincalifornia / The Pharcyde

みんな大好き、Jay Deeプロデュースによる"Runnin'"収録の歴史的名盤。95年産。
アルバム通して久しぶりに聴いたけど、やっぱり良いね。当時の彼らのインタビュー記事で「ファーストよりもキャッチーでアルバム通して聴きやすいものを作りたかった。」みたいなことを言ってたような気がするんだけど、確かにファーストの頃のやんちゃ感は薄れ、しっかりしたフックと聴きやすく洗練されたメロートラック。当時主流のフェンダーローズやフィルターのかかったモコモコのベースを多用しているこの作品からはかなり影響受けました。モコモコで太いベース音出したくてmini moog買ったりしたもんなぁ。
実はYELLOWでレギュラーをやってた時に彼らを二度呼んでます。一回目は台風直撃の日で、それでも700人以上入ったかな。次はリベンジって感じで一年もしないうちに呼んだら、1200人オーバーでYELLOWの中は酸欠状態。先日はナッツに来てたかな。今でも人気ですね。

ちなみにYELLOWでのファーサイドのライブ後のDJプレーを納めたのがこれ。



チェックしてみてねー。