最初に言っておくとぼくは文学を読まない。
最近数十年ぶりに読んだのが西尾維新である。
よしもとばななも村上春樹も一冊も読んだことがない。いや、ほんとである。
なので、当然太宰治も読んだことがない。つまり太宰についてぼくは何かを語る資格はないのである。
ただし、ここ1カ月ぐらい一部(おもに精神科医と文学者)の間で太宰のブームが起きており、
その関係で関心は持っていたのである。もちろんボーダーライン絡みである。
なので、非モテデモの打ち上げでモテの代表であるような太宰の話題を神沢さんが極めて批判的にされてたのが何か象徴的なものを感じてしまったのだ。
神沢さんのお話によると太宰の文章は、欺瞞だが、それでももうそれ以外の思考ができなくなるような
ある種の魔力があるとのこと。
うーん。
太宰と政治。太宰を読むときはそういう読みが必要なのかもしれない。