最近、ファシズムの研究文献を読むことが多いのであるが、意外な発見が多い。
まず結論から言ってしまうとファシズムとは議会制民主主義社会で行われた
社会主義革命である。
これは冗談ではなくファシズムとは全部同じ思想から派生しているのである。
それは、マルクス主義経済学である。
つまりファシズムとは明確な左翼思想なのである。
まず、元祖イタリアのファシズム。
ムッソリーニは社会主義者である。彼はマルクス経済学を修正してファシズムを
作り上げる。
で、これをもうちょっと粗っぽくドイツ的に作り直したのがナチズム。
ヒトラー自身そんなにマルクスには詳しくなかったらしいが、ナチスがやった
経済計画は4カ年計画とかなんかの明らかにソビエトの5カ年計画の影響を受けた
ものである。
で、日本の天皇制ファシズムについても同じで、これはドイツの国家社会主義
を真似た部分もあるが、満州国の経済運営等を調べればわかるとおり、
戦前、戦中の統制経済とは明確にマルクス主義経済学による計画経済の日本版で
ある。(そもそも満州国はソビエトの計画経済を真似て運営された。)
大政翼賛会のブレーンになった勢力に革新官僚(代表例:岸信介 安倍のじいさん)
がいるのだが彼らはマルクス主義右翼であり、伝統的な国学派の右翼と何度も
衝突を繰り返している。
なので、戦前の日本の軍部は革新勢力であり、国内の近代化、中産階級の創出、
国民の福祉の増大、平等化を推し進めているのである。
意外でしょう?
これは、全体主義国家だけではなく、例えばアメリカでもニューディール政策と
して進められたが、これを推し進めた勢力は社会主義者である。
つまり世界恐慌後、世界中が一斉に社会主義化したのである。
よーするに戦前の経済と戦時経済が断絶しており戦時経済はそのまま戦後の経済に
接続しているのである。
(これは私見なのだが、60年代の新左翼運動とはまだ、世界中に残ってた戦時経済体制
に対する反発から起こったのだと思う。彼ら新左翼が破壊しようとしたのは実は社会主義
だったのだよ。)
GHQは、実際にはそんな大したことはやっておらず、安倍の言う戦後レジーム(だっけ?)
てのは本当は天皇制ファシズムという社会主義の時代に作られたもんである。
安倍は何から脱却しようとしてたんだろう?
それと今日本でやってる左派と右派の対立って何と何が対立してんだろう?
特に左翼の人はよく考えた欲しい。
あ!産経保守は論外なんで何も考えなくていいよ。