経営理念を持とう!
と思って考え始めても思考がフリーズしてしまい、
立派な社長の経営理念を検索してパクる。。。
このような発想だと経営理念アクセサリーという感じで、
関係者の行動にまったく関与しないものになってしまいます。
ただ経営理念を考える時に、
どうやって思考をまわせばよいのか解らないということはあると思います。
お薦めは、
自分が大切にしている価値観を探すことです。
自分が大切にしている価値観なんて考えたこともない。
また思考の迷路だよ。
と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが大丈夫です。
大切にしているものは意外に簡単に見つかります。
大切にしているものを見つけるコツは、
見ていて気分が悪くなる場面に遭遇した時にその感情をメモすることです。
「自分が大切にしているものは何だろう?」
という問いを自分に投げかけても難しい質問になりますが、
「自分が見ていて気に入らないことは何だろう?」
という問いかけであれば、毎日気に入らないことを感じているはずです。
例えば、「○○さんこれお願いします」という依頼を部下にしたら、
「はいはい」みたいな返事に腹が立った。
というようなことを思ったとすると、そこには自分の価値観が影響している可能性があります。
立場を変えれば、自分だったら気の進まないことを他人に依頼されたときに、
どのような態度を取るのかを考えて見ると、
「どうせやるなら気持ちよく返事する」とか、
「自分一人では荷が重いなら誰かに手伝ってもらいながら期待に応える」
というような考え方をするということに気付くかもしれません。
それを価値観に落としこむと、
「気持ちよく返事してみんなでやる」
という価値観になったとします。
それを経営理念にすると、組織みんながそれを大切にして、
行動してくれるように浸透させて行くことができます。
無理かも知れないと思っても、
みんなの力も借りれるんだから、
気持ちよく返事してやってみよう!
という理念が浸透した組織ができるかも知れないのです。
経営者が自分の価値観をよく考えずに、
「すべては、お客様の幸せのために」とか、
カッコいいこと言っても、どうやってそれを行動に落とし込めば良いのか、
関係者が解らなければ経営理念アクセサリーになってしまいます。
「だいたい幸せって何なのよ?」
という問いでぐるぐる迷走してしまいます。
経営理念の考え方のコツは、
自分が気に入らないと思うことに気付き、
なぜそう思うのか、
じゃあ自分には何ができるのか、
そのように自分事として考えて行くと、
自分が大切にしている価値観に明確に気付くことができます。
それを自分は大切にしていきたいし、
みんなにも同じように大切にして欲しい。
そう伝えて行動基準にすることが経営理念を持つ意味ですから、
そのように考えて機能させた方がいいのです。
経営理念がスローガンみたいにならないように、
経営理念の考え方(質の良い問い)を身に付けましょう!