先週土曜日にブルーに生まれついてを観てきました。
チェットベイカーの生き方って不器用だけど憎めないですね。
クスリ、酒、女、煙草・・・。不摂生のかたまりだった彼の生き方は
決していいとは言えません。(クスリは違法だし!)
でもささえてくれる人、見守ってくれる恋人がいて、復活に向けた
舞台も用意されて・・・。
ラストは涙が出ました。スクリーンはトランペットを吹いて、歌っている人が
映っているだけだと思う。でもそこまでに至る過程が涙を流させるのです。
BOPの世界に登場して光の当たるところを歩いていながら、クスリの溺れて
でも復活をしたい熱意を持ちながら、クスリも忘れられず・・・。
そんな彼の人生は決して憧れはしないけど、哀愁を感じます。
その哀愁を色で表現するならブルーでしょうか?
ブルーはJAZZが最も似合う色です。ブルーノート スケールや
マイルスの名盤カインド オブ ブルーなど、ともかくブルーが似合います。
ブルーな気分っていうのは、まさにチェットの気分だったのかもしれません。
JAZZから来るブルーと気分的なブルー。そしてそれらを忘れさせてくれる
クスリ・・・。破滅的な人生を送っていく彼の人生そのものがブルーです。
なんてブルーが似合う人なんでしょう!
JAZZ好きだけではなく、恋愛映画としても素敵な映画でした!