コロナ地蔵 | B級パラダイス

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健康優良不良中年が、映画、音楽、読書他好きなことを気まぐれに狭く深くいい加減に語り倒すブログであります。

日曜にこんなことがあったのを記し忘れていた。

 

同居している両親が、一服しようと外に出る俺を捕まえて、いきなり「墓を見てこい」と言うのだ。

墓は家のすぐ裏手の方にあるので行くのは全然構わないし、こちらに戻ってから墓参りもしてないのは確かなのだが、急にいったい何なんだ?と問うと、

「お地蔵さんができた。」「今朝、もうお坊さんにお経あげてもらった」と親父、御袋揃ってニヤニヤ、いやニコニコしながら口々に言うではないか。

 

「はぁ?地蔵???」

(おいおい、二人そろっていきなり惚けてしまったのか)と不安もよぎりながら、わけもわからず墓まで行くと・・・

確かに小ぶりの真新しい地蔵があった(笑)。

 

結局理由はよくわからないのだが、墓に地蔵を置きたくなり、石屋に頼んで作ってもらったとのこと。

「いいお顔しているでしょ?」と嬉しそうに言う御袋、満足そうな親父に別に文句はない。しかし小ぶりとはいえ注文して作ったとなると、年金暮らしの中、お金は大丈夫なのかとちょっと心配になった俺を見透かすかのように

「ほら、コロナのお金が入るだろ」「まだ貰ってないけど先に作っちゃった」と二人して笑っている。

 

あのう・・・貰えるも何もまだ申請書さえ届いてないんですが!?


それにしても、コロナの給付金を見越して地蔵を作る人間なんて日本中で我が親だけじゃないのか…いやはや(笑)。

 

ううむ・・・俺もいい加減能天気だが、この親の子として生まれ育ったのだから無理のないことだったのだと変に納得してしまったよ(笑)。

 

「早くコロナが収束して普段の毎日が戻るように願って地蔵を作り、毎日拝んでいる」

とかだったら、まあ、ある意味美しいし、もしかしたら新聞の地方版の小さな記事になるかもだが、

給付金見越して、ただ単に墓にあったらいいなあと思ったから作っちゃった・・・だもんなあ(笑)。

 

普段なら親父の浪費にはたらたら文句を言う御袋だが、自身が信心深いので今回の親父の提案には即賛成だった模様だ。


「親父と御袋が地蔵を作った」とかみさんと娘たちに伝えたら「はああ?」という顔。

10分前も俺も同じ顔をしてたよ(笑)

 


昨日、いや日付も変わってしまったから一昨日になるが、先週末に提出した企画書の説明で、初めてZOOMを利用した「オンラインプレゼン」を午前と午後2回行った。

4月までと打って変わって一人で全部説明ではなく各担当者が説明をしてくれたのだが、接続が切れてしまわないかなど、いらぬところに気を使ってしまったり、ただでさえマスクしている審査員が画面越しで表情も分からぬままのプレゼンだったので、なんだか普通の時より疲れてしまったのだった。

 

プレゼン自体は悪くなかったと思うものの、なんせ競争相手もいるので果たしてどんな結果になるやら・・・。

実は同じ日に他にも同僚たちも2つのプレゼンがあったのだが、そのうち一つが早くも敗退の知らせが昨日入ったのだ。

残り3つの結果待ち。そのうち2つが自分が担当だけにプレッシャーではあるが、もう腹を据えて待つしかないので、地蔵のことなど思いだして心静かに良い結果を待つとしよう(笑)。

あ、その前に明日も別の企画書提示があったのだった。うわあ(笑)。


まあそんなわけで今宵もTHE BACKHORNで

ひょうひょうと