続 マカロニ備忘録 | B級パラダイス

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先日のオークションの一品、マカロニウエスタンDVD-BOX「マカロニ聖書 哀愁篇」が届いた!

今週は絶対配送時間に帰宅できないとわかっていたので会社に再送してもらって正解だった!


これで「聖書」シリーズ7つ目ゲット。もう嬉しいったらありゃしない(笑)。

以前書いたマカロニ備忘録から早4年。コレクションの整理と、ちょっと自慢(どのくらいの人が羨ましがるかは不明(笑))したくて、アップデート版を記しておくことにする。


以前も書いたが、映画好きになってほぼ同時に、このマカロニウエスタンと言う鬼っ子のようなジャンルを気に入ったのだから、もう愛し続けて45年は経っている計算だ。


当時の静岡ではまだ民放は2局だけ。映画を放送していたのが、故 荻昌弘の「月曜ロードショー」と高島忠夫の「ゴールデン洋画劇場」だった。

映画を観ることが大好きになり、毎週楽しみにしていたあの頃観たレオーネ&イーストウッドの「荒野の用心棒」、そして翌週のコルブッチ&ネロの「続 荒野の用心棒」。このマカロニの傑作2本にノックアウトされたのが始まりだった。


怪獣映画とそれに近いSFや恐怖映画、ブルース・リーに始まるカンフー映画と、あの頃から今に至るまで、全然好みが変わっていない、俺のボンクラ映画人生のスタートと共にあったのがこのマカロニウエスタンなのだ。


さて、能書きはこれくらいにして、ボリュームアップしたコレクションの披露と行こう(笑)。

因みには未見、は鑑賞済、★は本ブログレビュー済であります。


まずは今回ゲットした「マカロニウエスタン聖書」シリーズ哀愁篇。

全て未見作品!手に入って嬉しいぞ~

「哀愁篇」

ガンクレイジー(1967) 

スペシャリスト(1969) 

ガンマン無頼/地獄人別帖(1973) 

続・復讐のガンマン~走れ、男、走れ~(未・1968) 


「必殺篇」

野獣暁に死す(1968) 

殺しが静かにやって来る(1968)

盲目ガンマン(1971) 

アヴェ・マリアのガンマン(未・1969) 


「情無用篇」

ガンマン無頼(1966) 

情無用のコルト(1966) 

群盗荒野を裂く(1966) 

情無用のジャンゴ(1966) 


「殺戮篇」

荒野の無頼漢(1970)

真昼の用心棒(1966) 

血斗のジャンゴ1967

サルタナがやって来る~虐殺の一匹狼~わ(未・1970)


「叛逆篇」

怒りの荒野(1967)

バンディドス(1966) 

ガンマン大連合(1970) 

増える賞金、死体の山(未・1973)


「流浪篇」

荒野のドラゴン(1974)

ミスターノーボディ(1974)

ミスター・ノーボディ2(1975)

荒野の処刑(1975) 


「復讐篇」

地獄から来たプロガンマン(1966)

荒野の1ドル銀貨 (1965) 

ミネソタ無頼(1964)

西部のリトルリタ (1967)

写真の右端のBOXがこれですな。


以上のBOXに加えて単独作品は

どれも傑作のセルジオ・レオーネ作品のDVDアルティメイトエディション群

荒野の用心棒(1964) 

夕陽のガンマン(1965) 

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966) 

ウエスタン(1968) 

夕陽のギャングたち(1971) 


俺のハンドルネームに使わせていただいている「DJANGO」その人の登場作である、セルジオ・コルブッチ監督、フランコ・ネロ主演

続 荒野の用心棒1965

そして、この22年後!の正統続編

ジャンゴ灼熱の戦場(1987


リー・ヴァン・クリーフの愉快なサバタシリーズ(無頼列伝だけはユル・ブリンナーね)

西部悪人伝(1969)  

大西部無頼列伝(1970

西部決闘史(1971

クリーフとトーマス・ミリアンも共演のセルジオ・ソリーマ監督、哀愁篇に入っている作品の前作

復讐のガンマン(1966

同じくトーマス・ミリアン主演の

復讐無頼・狼たちの荒野(1966

テレンス・ヒル&バッド・スペンサーの楽しい

風来坊/花と夕日とライフルと

その他、特徴の無い(笑)トニーノ・ヴァレリ監督作

さすらいの一匹狼1966

ダーティーセブン1972

あとは順不同ながら全部1967年作品(笑)

二匹の流れ星(1967

拳銃のバラード(1967

黄金無頼(1967

殺して祈れ(1967


以上DVDパッケージで47作品!(笑)

どーですか?


下が3年前の写真。BOXが2つ増加した他、単独は一体何本増えたのだ?(笑)

マカロニだけでこの増えようなんだから、他のDVDの増加と合わせて、ほんと誤魔化しようがなくなっているなあ(笑)。


これに放送を録画&DVDに落としたのがさらに多数。

続・荒野の1ドル銀貨 (1965) 

続・さすらいの一匹狼 (1965) 

南から来た用心棒 (1966)

夕陽の用心棒 (1965)

さいはての用心棒 (1966)

荒野の一つ星 (1967)

星空の用心棒 (1967)

さすらいの用心棒(暁のガンマン)(1968)

復讐のダラス(怒りの用心棒)(1969)

シルバーサドル

以上、ジュリアーノ・ジェンマ作品群は録画ばかりだな(笑)。他にも

怒りのガンマン/銀山の大虐殺(1969)

華麗なる対決(1971)

ケオマ・ザ・リベンジャー(1977)

リンゴ・キッド(1966)

J&S/さすらいの逃亡者(1972


最近よく見るGYAOでもマカロニの地味な奴がよく放映されている。この間レビューした作品の他、重宝して何本か観ている。

荒野のみな殺し(1967) 

荒野の復讐(1981

荒野の棺桶(1966) 

ジャンゴ・復讐のガンマン(未・1971) 

皆殺し無頼(1966) 

暁の用心棒(1966) 


と、まあ、ほとんどレビューしていないまま、えらい勢いで鑑賞本数は増えているのだが、それでもまだ手に入れたいのが、ちらほら。


以前の備忘録でも書いたが、セルジオ・コルブッチの監督作の「豹/ジャガー」。こいつだけは絶対だ。あとは「進撃0号作戦」「さすらいのガンマン」「黄金の棺」「ザ・サムライ/荒野の珍道中 」は何とか揃えたいぞ、と(笑)。

加えてテレンス・ヒルの「皆殺しのジャンゴ」と「荒野の三悪党」。これに「砂塵に血を吐け」「無宿のプロガンマン」、ジェンマの「荒野の大活劇」も引き続きだなあ。


実はちょっと前まで、「マカロニウエスタン傑作映画DVDコレクション」というDVD付き分冊シリーズが発売されていて、揃えようかと大いに迷ったのだ。


毎回2枚のDVDが付いていたが、そのほとんどが、両方観た!片方は持っている!または観たばかり!というものばかりで、躊躇しちゃったんだよなあ。もう所謂有名作、傑作と呼ばれているものはほぼ手中に納めているので、あとは日本未公開だったサルタナシリーズの、初DVD化した分だけは追いかけて購入しようかというところなのだ。


思えばアメリカの西部劇はまだまだ新作ができるだろうが、イタリア製西部劇であるマカロニウエスタンは、おそらくもう「新作」はあり得ないだろう。そんな砂塵と銃声と流血に彩られ、既に棺桶の中のこのジャンル。

それでも俺は愛し続けて、これから先もずっと求めていくのだろうなあ、としみじみ思う(笑)。

こうなったら、くたばるまで、とことん楽しんでやる決意なのである!