嬉しいような… | B級パラダイス

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健康優良不良中年が、映画、音楽、読書他好きなことを気まぐれに狭く深くいい加減に語り倒すブログであります。

今日は出向元の会社で仕事の打ち合わせがあり、仙台に行ってきた。
元の会社は今月で期が終わるため毎年社員表彰があるのだが、出向先に着任してからの新規窓口獲得、春からのプレゼン連勝を評価したのか、なんとその表彰に自分も選ばれていたようで、会社に着いたら金一封とともにトロフィーを渡されてしまった。
「あと5年宜しくね!」の一言とともに(笑)。

まあ、5年は冗談だと思いたいが、出向元からも、出向先からも、自分の仕事への評価があまり直接耳に入って来なかっただけに、ちょっとビックリだった。

わけもわからずではあったが一年自分なりに走ってきたことが間違っていなかったということ。そしてこちらに来る前に、数字という成果に中々結びつかなかった様々なチャレンジも、自分の血となり肉となって、新しいこの地で、誰も手を出さなかった仕事を形にできる力になっていたということを確認できたことは素直に嬉しかった
何より、失いかけてた自信や誇りも取り戻せた気がしているのだ。

しかしだ。2年と言われているこの出向&単身赴任、年度途中の夏に終了は難しいだろうから来年の今頃終わるのはなく、年度末である翌3月まで、半年は延びるだろうなという予想はすでにしていたが、どうも水面下で契約延長の話も出ている様子。
5年はないとは思うが上司からも「延びそうだと今のうちに家族に伝えておいてくれ」とも言われてしまったのだ。

評価は嬉しい。お前は要らない、と言われるより、お願いだからまだいてくれ、と言われる方が良いのは当たり前だ。会社に所属して仕事をしている以上、これは名誉なことだとわかっている。
それでも、あと1年或いはあと1年半が、もっと延びる可能性があるってのは予想していなかったから、複雑な気分ではある。

正直一人暮らしも慣れてきたし、決して悪くはない。いや、予想以上に楽しんでいるとも言える。これで給料が、もう少し良かったらこのままでもいい、と言いそうなくらいだと、本音も書いてしまおう(笑)

どれもこれも、仲良くやってきた家族があるからだ。
仲が悪いから離れて快適、ではなく、仲が良いだけに離れていてもさほど距離を感じずに済んでいることが大きいとつくづく思う。
幸い家族からは「まだ終わらないの?」と早くも言われているのも幸せなことだと思う。

しかし、それはそれとしてこの自由な空間の何という快適さ(笑)。
ああ、俺は家族が大好きだけど、1人も大好きなんだなあと、はっきり自覚もしてしまっているのが我ながら複雑なところであるのだ(笑)。

嬉しい評価が、単身赴任延長に繋がるという、何ともはやのこの矛盾。
嫌で嫌でたまらない!ではないのが本当に救いではあるなあ(笑)。

ま、先のことはわからないから、まずは1日1日を自分が楽しむ。これに尽きるな。

うむ、もう少し酒飲んで寝るとするかな✌️。