6週間 | B級パラダイス

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健康優良不良中年が、映画、音楽、読書他好きなことを気まぐれに狭く深くいい加減に語り倒すブログであります。

昨日は手首のひびの経過を診てもらいに1週間ぶりの通院だった。
再びレントゲンを撮り、ドクターが俺の手の具合を診る。
だいぶ良さそうですねと医者も満足げ。
正直もう手首は痛くもなんともなかったのだが
指を動かしているせいかどうも親指付け根が痛むのだと伝えると
再度レントゲンを見て「ありゃ」と一言。
俺の手をとって「痛むのはこのあたりですか?」と押す。
「あたたた・・・そこです~っ!」
「うーん・・・もう一か所、ひびはいってますね」
「えぇ~!?」

先週のレントゲンではほとんどわからないくらいの線が
親指付け根にあり、今回の撮影分では俺が見てもわかるくらいに大きくなっている。
「これは気づかなかったなあ・・・」
って、ドクター!ドクター!(BGMはUFOね)

どうも舟状骨(しゅうじょうこつ)という骨にもひびが入っていたようで
ドクターによるとなかなかくっつきづらく
ヘタをすると骨が壊死する恐れがあるらしい。

「と、言うわけで、固定します」
「ええぇ~!?」
ドクターの一言で、先週1週間添え木的に下から支えて包帯を巻くだけで
取り外し自由だった柔らかギプスが、カチカチの固定ギプスになる羽目に。

「やっかいなとこですから、全治6週間ですね」
「えええぇ~!?」


かなり落ち込みながら会社に戻ろうとジャケットを着ようとしたら
「ええええぇ~?!」
親指は突き出てるわ、ギプスは大きいわで、袖が通らないのだ・・・(涙)
看護師の方々もかなり同情してくれたけど、いやぁまいった。


というわけで出来そこないのヤクザのように
スーツ右だけ袖を通して左手は羽織るだけで客先に行って、
失礼を詫びながらまた色々説明しつつ仕事してますわ。

昨日まではギプス外して一人で風呂にも入り
タオルもそーっとつまんで全身洗えていたのに
もうギプスにビニールかぶせて何も左手では掴めず
一人じゃ右腕洗えないのが情けなくて。

今日、耐えられず再度医者に行き、
親指を多少手のひらに近づけられないか、交渉(笑)
医者もわかりましたとギプスを割って新たに作ってくれたけど・・・
やはり、上着の袖は通らないのであった(涙)。

全治3週間のはずが6週間このままかよお・・・。
気が重い春なのである。