巨人実写化だと | B級パラダイス

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健康優良不良中年が、映画、音楽、読書他好きなことを気まぐれに狭く深くいい加減に語り倒すブログであります。

昨日は古本屋で目的のものを手に入れられなかった。
ひとつは夢枕獏の「獅子の門 人狼編」
もうひとつは全巻揃っていない文庫版「ワイルド7」の歯抜け分(笑)

以前のブログで危惧してた通り、件の映画は悲惨な結果に終わったようだが
言わんこっちゃない。
「ワイルド7」が「ワイルド」でなかったらもう別物だものな。
全然観る気にならずにスルーしてしまったが
関係者は深く反省するように!

その供養を兼ねてもう一度原作をしっかり読みたかったのだが
今更古い文庫版はなかなか見つからないのが悔しいところなのだ。


でだ、また「漫画の実写化」に気になる作品があったのだった。
あの「進撃の巨人」があの中島哲也監督で実写映画化だというニュースがあったことを
しっかり書きそびれていたのだ(笑)

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昨年お気に入りに加わわった漫画「進撃の巨人」の新刊第6巻は年末購入したが・・・
ストーリーは様々な謎の解明の入り口に立った感じで
女性形の巨人など次々と新しい謎が示されて、圧倒的な「巨人の不気味さ」は少々後退気味。
まあ、これからまだまだ波乱はあるのだろうけど、どうなって行くのか楽しみである。

で、未完のこの作品が実写化とはなあ。
曰く邦画最大規模の製作費をかけるそうだが、もうどうなるのか想像つかん(笑)
っていうかやっぱりCGバリバリなんだろうなあ。
それでもあの中島監督なら、ただでは転ばない気がするしで、期待もしたくなる。

あ、だがしかしヨーロッパ系の名前の付いた主人公たち・・・やっぱり日本人俳優でやるんだろうな。ううむ。
あの城郭都市の風景は・・・やっぱCGになっちゃうんだろうな。ううううむ。

物凄い改変で、全然違うプロットでやるんだろうか?それはそれで楽しみでもあり不安でもあり・・・だ。
ビギニング的に「巨人出現」のまさにその時を描いたりしたら中々凄いとも思うが
現代を舞台にしたら現代版サンダ対ガイラみたいになっっちゃたりして。
そもそも「出現の瞬間」は漫画でさえまだ描いてないからそれはないか(笑)

とにかく微妙に頭身の狂った巨人たちの、あの生理的嫌悪をもよおす存在感をいかに出せるか。
これに掛かってると思うのだ。
頭から人を貪り食う奴らのえへらえへらした表情のおぞましさ。
50m級はともかく、15m級は、あの恐ろしい存在感をしっかり描いて欲しいな。
それだけは切に願うなあ。

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