3週間ぶりの完全休みだった土日。
昨日の夕方からは古い友人たちと飲んだ。
盆暮れ恒例になっている高校の同級生繫がりの飲み会があり
盆の時期は俺は仕事で大体欠席ではあるが年に1回は会っている連中がいるが
昨夜会ったのは、また別の集まりの中学・高校の友人たちだった。
それぞれ1回くらいしかクラスが一緒になってなかったり
高校は別になったりで、気がつけば年賀状だけのやり取りになっていた連中。
20歳前後の頃かな・・・まだ自分の将来も見えず、でも親の事を理解しだした頃。
自分のやりたいことと、親の仕事を継ぐことの狭間に悩んでいた奴。
色んなことから逃げて皆より多く大学に留まっていた奴。
黙ってそれを聴いていた奴・・・。
馬鹿話をし、麻雀もしながら、酒飲んで語り合ってた連中。
友人の一人のちょっと遅い結婚式で一緒になって以来
一人を除いてもう12年も顔を見てなかった連中ばかり。
こうして「ただ飲む」のは四半世紀ぶりだったかもしれない。
お互いの経年劣化した外見や、進んだ老眼を笑いあい、
家や仕事の事情など様々な出来事を語り合い
改めて携帯やアドレスの交換をしたのも笑えたなあ。
誰も赤外線通信の仕方がわからないわ、古くてそんな機能ついてないのもあるわ
そもそも携帯を持ってない奴もいたし(笑)
最後はスナックで「あの頃」の歌を多いに歌って日付が変ってから帰ってきたが
いい酒だった。良い夜だった。
歌った曲を思いだす限り書いてみると・・・
「銀河鉄道999」「ガッチャマンの歌」に始まり、あとは懐かしいのばかり。
「いちご白書をもう一度」「さらば青春」「雨の物語」「時の過ぎゆくままに」
「青い瞳のステラ・・・1962」「雨上がりの夜空に」「荒野の果てに」
「Sound Of Silence」明日に架ける橋」「Let It Be」最後に「Hey Jude」
あ、何故か「残酷な天使のテーゼ」もだ(笑)
なんだろうね。
自分の年や、仕事のことなどきれいさっぱり忘れていた時間だった。
「そう、そうなんだよな!」と思う一瞬ばかり。
価値観の違いはあっても「何か通じるもの」があって友人になった連中だ。
その感覚が蘇って、多少変った外見でも、その変らぬ笑顔を眺めていたら
ちょっと胸が熱くなってしまった。
何で今までやんなかったんだろうな、とか言いながら
次は、もっと早く、そうだ、来週またやろうか!だなんて(笑)。
もう人生の折り返しを過ぎたおっさんたちが青年に戻った夜だった。
こういう連中とまだまだ年を食ってもつきあっていける幸せを感じたよ。