パロディジャケットは楽し | B級パラダイス

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健康優良不良中年が、映画、音楽、読書他好きなことを気まぐれに狭く深くいい加減に語り倒すブログであります。

ちょっと前に本屋で見かけて衝動買いしたムックを今日は紹介したいのであーる!
全然ノーチェックだったのだが、2006年に発売され音楽関連書籍として
異例の大ヒットとなった『レコジャケ ジャンキー!』の増補版だそうだ。
この元になっていた一冊も知っていたら絶対買ってたなあ(笑)

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今回買ったのは・・・CDジャーナルムック「レコジャケジャンキー!デラックスエディション」

古今東西のパロディ・ジャケットをよくぞまあ集めたなあ・・・という1冊。
表紙のサージェント・ペッパーのジャケットパロディも、よくみると後ろの人々が
これまた様々なレコードジャケットから抜き出して構成しているという凝りよう(笑)。
前作より新たに32ページ(計53種類115作品)も追加されてるそうで
とにかく本屋でパラパラ立ち読みしたけど2000円という価格にも関わらず即買い(笑)。
この楽しさは音楽好き、パロディ好きの方にはツボはまりまくりのはずです。

詳しい内容は「レコジャケジャンキー!」検索してアマゾンの紹介ページ見てください。

おお、よく見たら今回買ったコレクターズエディションじゃない前作は
中身も少し読めるようになってますぞ!中古の方を見てください。
楽しさの一端をここからチェックできるので是非。
その際「サプライズミー」もクリックして更に中身も観るべし!
(って、やっとリンクが貼れましたよお(涙))

ビートルズだけでもゲップが出そうなのに、よくぞまあ集めたもんだのジャケット乱れ打ち。
「原子心母」の牛の人間版とか、サバスの「パラノイド」のナマハゲ版とかもう傑作!
怒髪天の「労働コーリング」はThe Clashの「London Calling」のパロディとして傑作だなあ、
なんて以前から思っていたけど、その「London Calling」のジャケット自体が
プレスリーのレコードのパロディだったと記されていて驚いたのなんの(笑)。

そう言えば、ついこの間NHKの衛星放送で映画「ラ・ジュテ」が放映されていて
その中のスチールが「With The Beatles」のジャケットの元ネタだなんて
読んだばかりだったのでちょっと嬉しくなってしまったのである。

ああ、この本を前にして一緒に笑ってくれるような奴が周りに少ないのが寂しいなあ(笑)
元ネタジャケットを知らなくても、パロディ仕事のひとつひとつを比べるだけでも楽しいし、
何より元のジャケットへの愛情が溢れていて、それだけでも嬉しくなってくる1冊であります。
是非本屋で見かけたら、買わないまでも眺めていただきたいものであります!