
ヤッターマン (2009) 監督:三池崇史
ついに実写版ヤッターマン、である。
「デビルマン」やら「どろろ」やら「キャシャーン」やら俺の好きなマンガ/アニメの実写化が
非常に多い昨今ではあるんだが、ことごとく「うーむ・・・」の雰囲気で
とても劇場まで観にいく気はしなかったんだが(どろろとキャシャーンはTV放映観たな)、
まさかこいつが実写されるとは・・・しかも俺が観に行くとはなあ(笑)
本日、嵐ファンの娘につき合い、深キョンドロンジョ・・・いやヤッターマン、観てまいりました!
他にも書きたいブログあるけど、今日はこれを書かずにいられぬわい
と、昨年1月のTVアニメ放送はじまった時の書きだしと一緒ですが(笑)
http://myhome.cururu.jp/django/blog/article/31001744510
アニメ版は1977年のオリジナルからして大好きで良く観てたけど
ヤッターマンの魅力は悪人トリオ、すなわちドロンジョ、ボヤッキー、トンズラーの
繰り出す一生懸命ながらマヌケな作戦と、それに伴う細かいギャグに尽きるわけで
この三池監督の実写版も最高なキャストを揃えた上で、その点忠実に再現してくれて
ありがとう!と声を大にして言いたい出来でありました(笑)
どーでもいいようなところに細かいギャグを散りばめているところが良かったなあ。
中でも悪トリオの妄想が最高・・・トンズラー妄想のアニメのタイガーマスクパロディとか、
ボヤッキーの女子高生の山実写(笑)に、ドロンジョのすげー普通の「幸せ」とかねえ。
他にも薄幸の美少女が鼻血出したり殴られたり落ちそうになったりとか(笑)
ギャグにも重なるけど、そこはかとなく下品でエロいところも最高でしたな。
アリロボットにやられる敵の女型ロボットに欲情するヤッターワンとかねえ(笑)。
そして、何より最高なのが深キョン(と未だにこう書くのがちょっと恥ずかしいジャンゴ46歳)!
ボンデージファッションのドロンジョ様はもうたまらん存在でしたな。
何気にアニメの小原さんの口調に近い役作りがコケティッシュで可愛いし
1号に恋する乙女の表情をマスク越しにしっかり観せてくれて、
ドロンジョにはちょっと若すぎ?という当初の心配を月の裏側までスッ飛ばしてくれました(笑)
「天才ドロンボー実写版」のフルコーラス、永久保存したいです。
つーわけで、オリジナルリスペクトのギャグと、あの衣装の深キョンだけで
今後も肯定的に記憶されること間違いなしの1本でありました(笑)