K-1はやっぱWORLD MAXシリーズが面白い!
ボブ・サップやらチェ・ホンマンなんかがまだ出てるヘビー級は
大味を「通り越して茶番すれすれで最近観るたびに失望してるが、
やっぱスピード感溢れるこの中量級が面白いのだ!
帰宅後に録画分全部観てしまったが
山本優弥の派手さはないけどの最後まで諦めない攻めに感動。
KO決着ではないし、彼自身にも上手さも感じるタイプじゃないけど、
タフネスドラゴ相手に恐れずひたすら前に出て手数を出していくアグレッシヴさが良かった。
山本KIDは前回消化不良だっただけに、イージーな相手にKO勝ちして(させて)
大復活を狙ってるんだろうなあ・・・と思ったら
ちょっと記憶にないくらいスコーンと失神KOくらってビックリ。
これがあるから目が離せないんだよなあ(笑)
ボクサーの渡辺一久と、KIDの弟子、つまり総合の山本篤の一戦も
まさに異種格闘技戦めいて、緊張感あってなかなか面白かったけど
まあ今回のメイン、 魔裟斗と川尻達也もそうだけど
あくまで立ち技に限定したKのルールでは総合の選手にはやっぱ辛いよなと今更ながら納得。
それにしても元々空手、キック、カンフー・・・なんでもありと
それらの頭文字からとって「K-1」が始まったときもカポエイラだの散打だの
既に様々なタイプの格闘技から参戦していたが、まだキック、ムエタイ、そして空手の
立ち技が中心だったし、WORLD MAXは特にそうだったんだが
いまやもWORLD MAXでも初期のようなキックボクサーが減っちまった気がする。
総合やボクサー出身が緊張感ある試合してくれるのはいいんだが
色々大人の事情があってKに関わらない(関われない)キックの人も多いんだろうな。
KO決着でなくとももう少しキック、ムエタイなどの
テクニックで唸るような試合も見たいんだが、それじゃ視聴率取るのは難しいか・・。
キックボクシングがゴールデンタイムでやってた70年代は今考えると幸せな時代だったな(笑)。
格闘技がブームになりだしたK-1以前でも深夜にキックの試合よく放映してたが
せめてあの頃くらいにキックの試合を観たいものだ。
あー、好きだったロブ・カーマンって今何やってるんだろう。
チャンプア・ゲッソンリットは?モーリス・スミスは?スタン・ザ・マンは?・・・
などと頭の中は格闘色でいっぱいになってしまったのだが
これも日曜に観に行った下の娘がこの春から入った剣道部の試合なぞ観てたら
久々格闘魂に火がついて「柔道部物語」全巻を読み返したりしたからだと思ってる(笑)。
それともその前に「気合」入れたからかな?(笑)