カンフー・パンダをば楽しむ | B級パラダイス

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カンフー・パンダ KUNG FU PANDA (2007)

監督: マーク・オズボーン   ジョン・スティーヴンソン 、製作: メリッサ・コブ 
脚本: ジョナサン・エイベル   グレン・バーガー 音楽: ハンス・ジマー   ジョン・パウエル 
声の出演: パンダ:ポー/ジャック・ブラック (山口達也)、 シーフー老子/ダスティン・ホフマン(笹野高史)、マスタータイガレス/アンジェリーナ・ジョリー (木村佳乃)、マスターモンキー/ジャッキー・チェン (石丸博也)、マスター・ヘビ/ルーシー・リュー (MEGUMI )、マスター・カマキリ/ セス・ローゲン、 タイ・ラン/イアン・マクシェーン(中尾彬) 


 
仕事の絡みで試写会行ってきました。

「カンフー・パンダ」 ドリームワークスの新作。そつがない、楽しい映画でした。

親子のペア入場が多かったので会場の半分は子供。

日本語吹き替えだから、そのまんま楽しんでましたね~(笑)

でも映画館で子供の笑い声や「あーあ」とか「おお!」と感情移入した声が上がるってのも

何だか懐かしくて・・・いいもんですね(笑)


ラーメン屋の息子のカンフーオタク、小心者のデブというダメパンダ、ポーが

ふとしたことで「龍の戦士」に選ばれてしまう。

老子シーフーも5匹のマスターもぐうたらで食い意地はったポーを戦士と認めない。

そんな時、脱獄した悪のカンフー使いタイ・ランが村に帰ってくる知らせが入る。

シーフーはカメの導師亡きあと、ポーを信じ戦士として鍛えることにする。

ポーもまた改めて彼に弟子入りし厳しい鍛錬の末、タイ・ランとの対決が迫ってくる・・・

 

という、昔からのカンフーものをうまくリスペクトしながらの話は単純ながらいい感じ。

テンポもアクションもギャグも良くて楽しめましたぞ。

 

しかし五獣拳がそのまんまキャラクター/名前になっているとはなあ(笑)

モンキーキャラが石丸博也の声だとは、なんとなく気づいていたけど、

吹き替えの元はジャッキー・チェンが演じていたとは思いもよらなかった(笑)

そう考えると。デブでぐうたらなポーはサモ・ハン・キン・ポーのデブゴンを彷彿とさせるので

ここはやはり日本語版は水島裕にやってほしかったぞ(笑)

 

「人や自分の可能性を信じるんだ」というシンjプルかつ前向きなメッセージは

こういうダメキャラ考えるとぴったり。

そのメッセージは押しつけがましくなく、いい感じで盛り込まれていたけど

見た目の印象だと、食い意地がはってるデブに努力のモチベーション上げるには

やはり食い物が有効って感じだったなあ(笑

 

それにしても最強の奥儀が記された「龍の巻物」が「対自核」だったとは・・・なるほど!

(わかる人にはわかる・・・ネタバレ・・・笑)

 

で、試写会の後会社に戻って仕事してると・・・

ダメなジャンゴはすっかりモチベーション下がってしまうのでした(笑)

 

あーしかし、やっぱ映画は映画館がいいね!