田舎に住んでいていいことなどあまりない。
この季節は特にそう感じる。
毎日の帰り道。家に着く前に恐怖の試練が待っているのだ。
帰り道。田んぼの脇を何箇所か通る。
そう、奴らの大合唱がステレオで聴こえてくるのだ。
子どもの時は平気でつかんで投げたりして、遊んでいたのに
中学を境にすっかりダメになってしまった。
車に轢かれて臓物をぶちまけてる死体をいくつも見たのがきっかけだったのか
とにかく図鑑のページさえまともに見るのも嫌になったのだ。
「嫌い」・・・というより、「怖い」のだ。
だから自転車でそこを通る時は殺気を発して走る。
不思議なことに奴らの大合唱が少なくとも半径３ｍくらいは急に黙るのは本当なのだ。
サッカーを知らない静岡県民ワースト１００に入る自信がある俺だが（今日はそれでも見るつもり）
同時にカエルが恐ろしい世界のベスト５０に入る自信もあるぞ（涙）。
ちなみに一昨日は大きなクモが上の娘の部屋に登場。
虫嫌いの娘は大パニック。こいつは俺がパニッシャーとなって処刑した(笑)
で、昨日は俺が帰宅する前に久々に黒光りするアイツが突然現れて
かみさん＆二人の娘がギャーギャー言いながら退治したらしい。
まあ、黒光りのアイツは田舎とは関係ないが(笑)
いずれにせよ虫の類も非常に多いのだ。
ホラー映画大好きな俺だがトラウマは「吸血の群れ」と「スクワーム」だ。
（もう画像貼るのも嫌なんで勝手に調べてください）
こういうヒエ～系動物集団人類刃向い映画はちょっと苦手だったりするのだった･･･。
ああ、今日も帰り道が憂鬱だな。
とは言えきれいな川も減って、中学生くらいまでは良く見た蛍も見なきゃ
夕方コウモリ飛んでるのなんてのもとんと見かけなくはなったんだが
うむ、奴らの大合唱を思うだけで、やっぱ田舎は嫌だ･･･と思うのだった。