PFM初体験 | B級パラダイス

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健康優良不良中年が、映画、音楽、読書他好きなことを気まぐれに狭く深くいい加減に語り倒すブログであります。

ユーロ・ロック、ヨーロピアン・プログレッシブ・ロックに詳しい方はいらっしゃいますかい?
先日も書いた図書館の音楽ライブラリーなんだが
今日も休日なのに早起きできたんのでサクサク用事を済ませるべく
先日借りた分を掛川図書館に返却にいって、また何か借りようかとラックを眺めていたら
「イプー」という名前が眼に止まってしまって・・・。

クマのプーさんから名前をとったというこのイタリアのプログレバンドの
その名前だけはゴブリンのこと調べた時に知ったんだが、
レンタル店ではついぞみかけたことなく、試してみる機会もないまま
ずーっと聴いたことなかったのに、まさかこんなとこにあるとは・・・。

で、ア行ラックには他に「アトール/組曲 夢魔」や「アフロディテス・チャイルド/666」
なんてアルバムも見つけてしまった。
手にとるとジャケット帯にヨーロピアン・プログレ云々とある。
まさかと思って「ラ行」を見るとやはりあった「ルネッサンス」。
キングクリムゾンは「クリムゾンキングの宮殿」と「太陽と戦慄 」が
ピンク・フロイドは「狂気」と「原子心母」、ELPのベスト盤があるのは気づていたけど
ジェネシス、カンサス、ムーディーブルースのベストにあのキャメルのホワイトグースまであるとは!
そういえばスティクスの初期ベストやラッシュ、ドリームシアターまであったぞ・・・。

なんなんだ、こんなにプログレ寄りのアルバムばっかりあるなんて。
しかもクリムゾン、ピンクフロイドにとどまらないユーロロックなんて
全然聴いたことないものばかりだってば。

というわけで、哀愁とか抒情なんて言葉に弱いので、帯にそれが書いてあった
「P.F.M.」(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ Premiata Forneria Marconi)なる
イタリアのプレグレバンドのベストを借りてきたんだが
これが予想以上に・・・いいのだ!!個人的には大当たり!今も堪能しながらこれ書いているのだ。

自分はジャズもクラシックにも造詣が深いわけじゃないし
楽器のテクニック云々を言えるほど精通しているわけじゃないけど
憂いをひめたメロディが時に素朴に静謐に、時にシンフォニックに勢いよく奏でられ
そう、一番好きなYESの「こわれもの」「危機」のような曲の数々にすっかり魅了されてしまった。
そんなに難しいこと考えず、ただ音に身を任せていればよいのだ。

実は、失敗したら嫌だなあ(ま、一銭も損はないけど)・・・と2枚借りれるうちの1枚は
フィンランドのメロディック・メタル「ソナタ・アークティカ」を借りてきたんだが(笑)
(まあこれがある図書館ってのも凄いと思うのだが)
イ・プーも借りてきちゃえば良かったと素直に思えたぐらいだった。

アルバムではなくバンド単位だと掛川図書館になくて俺が持ってるプログレは
フランスのタイ・フォンくらいだったが
これから無料でユーロロックの数々を聴けちゃうなんてほんとラッキーだ!
この品揃えは誰か好きな方が寄贈したとしか思えない。掛川市民も幸せだよねえ。
俺もいつか島田の図書館に寄贈したら、島田図書館は凄くHM/HRが充実した図書館になるってことだ(笑)。

それにしてもPFM、予想以上に気持ちいぞ。
今日は貼るつもりじゃなかったけどYouTubeにあったので参考までに。
Premiata Forneria Marconi PFM - Celebration - Live TV, 1974