組織防衛のはき違えた忖度、伝えるべきメディアの欺瞞「ロクヨン」の静かな告発 | 流浪の民の囁き

流浪の民の囁き

映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

 

はなはだ都合の悪い政権なのか、本質の「闇」はほっといて、何が何でも政権の

リーダーへの「忖度」に偏向して問題を大きくしたい「やから」の躍起の暗躍で、

テレビ・メディアも「本質をずらして」トンチンカンな問題化・・・。

 

 

そもそもの価格が、無一文な土地だったら、忖度も「土地にあり」なのは、誰でも

わかりそうなものだが、それではならじの人々にとって、格好の倒閣運動に利用と

そしてメディア得意のアンケートでの「印象操作」とコラボさせれば、目標達成なのか

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
毎日新聞は17、18両日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は33%で2月
の前回調査から12ポイント下落、不支持率は47%で同15ポイント上昇した。不支持が
支持を上回ったのは、昨年9月の衆院解散直前の調査以来。学校法人「森友学園」に関
する財務省の決裁文書改ざん問題で安倍晋三首相に「責任がある」との回答は68%で、
「責任はない」は20%。内閣支持率の急落で首相は当面、厳しい政権運営を強いられる。


安倍内閣の支持率と不支持率の推移
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/03/19/20180319k0000m010061000p/8.jpg?1

毎日新聞は17、18両日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は33%で2月の
前回調査から12ポイント下落、不支持率は47%で同15ポイント上昇した。不支持が支持
を上回ったのは、昨年9月の衆院解散直前の調査以来。学校法人「森友学園」に関する財
務省の決裁文書改ざん問題で安倍晋三首相に「責任がある」との回答は68%で、「責任は
ない」は20%。内閣支持率の急落で首相は当面、厳しい政権運営を強いられる。
 
<毎日新聞世論調査 内閣支持率33% 12ポイント減>
<毎日新聞世論調査 改憲「年内発議」賛否は拮抗>
内閣支持率は、携帯電話を調査対象に加えた昨年9月以降では最低になった。自民支持層
では支持率は74%となお高いのに対し、「支持政党はない」と答えた無党派層は不支持55
%、支持15%。公明支持層の支持率は5割を切った。
麻生太郎副総理兼財務相は、決裁文書14件の削除や書き換えは佐川宣寿前国税庁長官
の国会答弁に合わせるためだったと説明している。この説明に「納得できない」は76%に上
り、「納得できる」は13%。麻生氏が「辞任すべきだ」は54%で、「辞任する必要はない」の
32%を上回った。
野党は、改ざん問題の真相解明のため首相の妻昭恵氏の国会招致を求めているが、与党
は応じない方針だ。調査では「招致すべきだ」が63%、「招致する必要はない」は26%と、
大差がついた。自民支持層でも「招致すべきだ」(47%)と「必要はない」(44%)が伯仲して
おり、与党が招致を拒み続けた場合、批判が高まる可能性がある。
改ざん問題で政府の公文書管理に対する信頼が「揺らいだ」は73%、「揺らいでいない」は
13%だった。
9月に予定される自民党総裁選で首相が3期目も「総裁を続けた方がよい」は29%で、前回
より12ポイント減少した。「代わった方がよい」は同11ポイント増の55%。自民支持層は58
%が続投を望んでいるが、前回からは12ポイント減った。
主な政党支持率は、自民29%▽立憲民主13%▽共産4%▽公明3%▽日本維新の会2%
▽希望、民進各1%--など。無党派層は39%だった。【吉永康朗】
調査の方法 3月17、18日の2日間、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った
固定電話と携帯電話の番号に調査員が電話をかけるRDS法で調査した。固定では、福島第
1原発事故で帰還困難区域などに指定されている市町村の電話番号を除いた。固定は18歳
以上の有権者のいる815世帯から547人の回答を得た。回答率67%。携帯は18歳以上に
つながった番号686件から525人の回答を得た。回答率77%。

 

https://mainichi.jp/articles/20180319/k00/00m/010/071000c

 



“最強の官庁”が瀕死の状態だ。森友学園の決裁文書を改ざんした問題で、霞が関の

官庁街でも超エリート集団である財務省の信頼は地に落ちた。

(略)

法政大学の山口二郎教授は森友問題の本質は「公の崩壊」にあるという。
「改ざんは官僚の行動様式から考えて政治の意向がなければ、あり得ない。

文書改ざんがバレたのは、権力者が公を私物化したことに罰が下ったとも言える」
財務省はこのまま、安倍官邸のために、泥をかぶり続けるのか。
「地位も名誉も失った佐川氏が証人喚問で真実をしゃべる可能性もある」(政治アナリスト

の伊藤惇夫氏)
政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう見る。
「佐川氏を証人喚問したところで、『刑事訴追の可能性があるので答えられない』と逃げられ

てしまうのが落ちです」
だが実は、財務省は巧みな組織防衛術を駆使しているという見方もある。
「財務省は官邸に逆ギレしたりしないし、最後まで安倍首相を守る『悪役』を演じるだろう。

しかし、そうすればするほど、国民は『そんなはずはない』と違和感を募らせ、安倍首相の支

持率は下がり、いずれ“自然死”する。財務省はそのことを見据え、持久戦で安倍政権を追

い詰める構図だ」(政治記者)

金子勝・慶応大学教授も言う。
「ここまで来れば、証人喚問は佐川氏だけでなく、昭恵夫人、元昭恵夫人付職員の谷査恵子

氏、田村国有財産審理室長(当時)も呼ぶべき。なぜ特例対応になったのか。すべてを公に

すべきです」
(本誌・亀井洋志、浅井秀樹、松岡かすみ、森下香枝)

 

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180318-00000018-sasahi-pol

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

何でも「忖度」と、歪めて報道し、それをまた野党が利用と、まさに「闇の暗躍」を

押し込んで、現政権揺さぶりを長期間していれば、国民の疑心暗鬼をより醸成させ得る。

 

 

 

 

絵面にすれば、二枚で済む。

そして一番大きい問題として、「価値のないものを、価値のあるものに変える技術」は、

国庫補助という「ブランド」を加えて、「穢れた土地」を文教地区へと変貌させれば、

昔の「差別問題」もクリヤーされる。

そこに「倒閣運動」が絡めば、忖度したもの自体が変容して、行政が火の粉を浴びて、

「口に出せない」のをいいことにして、メディアも加勢するってな、相関図が見えてくる。

傍から見ていると、それに乗って「デモ」をする人達の「動員の様」は、市民という名の

ある権力のロボット・・・。

言うなれば、大きな権力の集団、小さな権力の集団の「プロレス演技」にも見えてくる。

もっとも話し合いなどなく、蹴落とす以外想定していないから、えげつなくも必死で、

「それ、日本にとって、国益にかなう?」と問いかければ、「そんなの関係ねぇ」だろうと

想像すれば、権力争いは「足の引っ張り合い」という幼稚な構図にもなる。

 

こんな「言えない物事」を攻撃する人と、守る人の構図をぶち込んで推理小説」を

単なるサスペンス以上に「個々の立場」をクローズ・アップして、切ない映画にしたため

たのが「ロクヨン」という、原作者がメディア上がりの人の映画ではなかろうか・・・。

 

 

 

 

「ロクヨン」 十六年公開作

少女誘拐事件勃発した昭和最後の年を題材にして、刑事から広報官に転身した主人公を中心にした

サスペンス映画だが、ここでの映画の進行には、警察権力と対峙するマスコミ権力の諍いやらを

取り入れているから、どこにも救いのない「苛立ち」が目立って、映像自体も映画からイライラが

漂っている・・・。

そこに警察権力のミス隠避と、追求するメディアの尊大さを描き混めば、対立する権力の中の人の

軋轢、ミスの元の責任感からの壊れ方とか、様々なものをぶっこんでのだけに、内容的には濃い

人間のドラマにはなっている。

被害者の執念とか、役者が役者だけに重厚な物語にはぴったりではあった。

主人公の家庭では親子の関係が壊れていてとか、公私に渡り被害者に対しての心情が似通って

とか、メディア出身らしい原作者の面目役如。

緊迫感をもった映像は、長い映画を不断なくつなぎ、飽きさせない。

なかなかに優れた出来の映画ではあった。

惜しむらくは犯人の動機の相関が、なんとも重大犯罪と相容れないのに、残念なものとなって、

ほんの少し、がっかり・・・。

で、この題名「ロクヨン」なのだが、どうにもその昔からしる「六四」となれば、あの民主化を

訴えた「中国の若者達」の方に、頭は働いてしまう。

 

 

 

この「天安門」の事件は、いつものことで矮小化されて、犠牲者数は実被害の1割程度ではないか

と思えるもの。

にしても「中国」でも民主化を訴える若者がいると、その時は「開かれた中国」を夢見る人達の

パワーはもの凄かったと思えるが、今は共産主義も変容して「独裁」へと加速しているのに、

日本の国会前で「なんともデモ」をする動員された人々の、うすら寒い行動原理とは雲泥の差

があるのに、日本って「平和でいい」と、クスリと苦笑いしてしまう。

そうそう「ろうそく」はこういう使い方。慰霊のためのもの。

どこぞが、真似をするから軽蔑される。それを日本のデモってのが、嘲笑される。

 

 

 

 

こっちなんて、もっと悲惨で「民族浄化」の名の下に、虐殺は・・・。

 

にしても「組織の防衛」は、いろいろと形を変えて存在して、攻める側のメディアも、一旦守勢に

回れば、財務省と同じで「顛末はお粗末」になるのだろう。

何しろ「口に出せない同和」は、完璧に「闇の勢力」として、存在してしまったのだから・・・。

 

 

 

                           といったところで、またのお越しを・・・。