国会議論の御粗末さ、皮肉を込めれば「おとなのけんか」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」とばかりに、メディアも含めてネガティブ・キャンペーンを

繰り広げている様は、あの政権交代時の「庶民的でない総理」とかの、単なるイャチモン

を繰り広げて印象操作に血道をあげた結果、めでたく政権交代がなった。

ただ余りの政権担当能力のなさが国民に知れ渡って、加えてのメディアの狂騒の様も

国民に違和感を与えて、今現在の政権に落ち着けば、ことわざ通りの再びの「政治でな

いところでの感情問題」をクローズアップして、なんとも「またやってやがる」とネットでは

「何度も騙される」に懲りた人々が、次々「問題提議に、速攻で思惑を暴く」となって、

これまでのメディアの影響力低下が顕著となって、国会の議論にも不満を示す。

それも野党の追及の様が、まるで「何でもよいケンカを吹っかけける」みたいだから、

ますます「国民の意識から乖離」してしまい、ネガキャンなんてので「自爆」してりゃ、

世話ないと・・・。


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民主党の菅直人元首相は16日のブログで、放送局が政治的公平性を欠く放送法違反

を繰り返た場合の「電波停止」の可能性に高市早苗総務相が触れたことに関し、安倍晋

三政権に対して「憲法21条の国民の知る権利を侵害し、憲法に違反している」と批判した。
安倍首相を「独裁」とも糾弾した菅氏だが、菅政権時代にも政府見解として電波停止の可

能性に言及し、菅氏自身も「独裁」を肯定する発言をしていただけに、ブーメランのような

批判となった。
菅氏はブログで「自民党政権に都合の悪い放送は『公平性』に欠くと判断され、放送を停止

させることができることになる。まさに独裁国家だ」と強調。さらに安倍首相の憲法観につい

て「国民の権利を国家のために制約するのが憲法だという考えで、立憲主義に真っ向から

反する」とし、「憲法を破壊する安倍総理を一日も早く退陣させるために何をすべきか。

野党は次期国政選挙で共闘して安倍政権にあたる必要がある」と訴えた。
ただ、菅政権の平成22年11月、当時の平岡秀夫総務副大臣は参院総務委員会で「放

送事業者が準則に違反した場合には、総務相は業務停止命令、運用停止命令を行うこと

ができる」と答弁していた。菅氏も副総理時代の同年3月16日の参院内閣委員会で、

「私は、議会制民主主義とは期限を切ったあるレベルの独裁を認めることだと思う」と述べ

ていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-00000544-san-pol







自民党の丸山和也参院議員(70)=比例代表=がオバマ米大統領に関して「黒人の

血を引く奴隷」
発言した問題で、民主、社民、生活の野党3党は18日、丸山氏に対する議員辞職勧告

決議案を参院に提出した。与党からも「党除名に値する」(野田毅元自治相)などと発言

を問題視する声が上がっている。
女性問題での自民党衆院議員辞職や、閣僚の不用意な言動も相次いでおり、与党内で

は夏の参院選への影響を懸念する声が広がっている。
安倍晋三首相は18日、自民党の谷垣禎一幹事長と会談した。谷垣氏は「政権に戻って

3年たち、少し脇を締めていかなければいけない時期かもしれない」と指摘し、首相は「油

断しないように、足をすくわれないようにしなければいけない」と応じた。この後、谷垣氏は

国会内で丸山氏と会って「発言に注意するように」と伝えた。
 山氏は党法務部会長を務めているが、党幹部は「役職停止」の処分もあり得ると説明。
丸山氏は「日本が米国の51番目の州になるということについて、憲法上どのような問題が

あるのか」とも発言しており、同党石原派の会合では、野田元自治相が「日本の政治家と

してあるまじき発言だ」と厳しく批判した。 
一方、民主党は18日、緊急の参院常任役員会を開き、丸山氏の発言について議員辞職

に値するとの認識で一致。社民党などとともに、直ちに辞職勧告決議案の提出へ踏み切

った。決議案は、「人種差別を含む誹謗(ひぼう)発言」と丸山氏を非難、「重要な日米間の

信頼を大きく損ねるのみならず、基本的人権をないがしろにするものであり、決して看過で

きない」としている。
維新の党の松野頼久代表は18日の記者会見で、決議案に賛成する考えを示した上で、

「失礼も甚だしい発言だ。議員として適格性があるのかと疑わざるを得ない」と述べた。
与野党は、決議案の取り扱いを次の参院議院運営委員会理事会で協議する見通し。
与党側が了承しなければ、本会議で採決されず、たなざらしとなる。仮に決議が可決され

ても法的拘束力はない。参院では、1997年に友部達夫元議員=故人、詐欺罪で実刑確

定=に対する辞職勧告決議が提出され、可決した例があるが、元議員はこれに応じなかった。

2016/02/18-18:04
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016021800504





この発言の趣旨は、奴隷階級の黒人が大統領になれるダイナミズム持つアメリカって所だ。
趣旨を歪めて批判する。それを揚げ足取りと言うんだよ。本来は暴言でもなんでもない。
しかし、これを暴言だと言う建前が必要だとしたら、政治家に正直さを求めるのはナンセンス。
建前だけしっかりしていれば、裏でどんだけ悪事を働いていようがかまわないわけだ。
正直に言うな!!って叩いてるわけだからな。
この辺がメディアを含めて、日本人が未熟と言われる原因の一つだ。


オバマ大統領の祖先「米国最初の奴隷」 家系図調査

2012年8月5日19時24分、朝日新聞


オバマ米大統領は、実は米国で最初の奴隷の血をひいていた――。DNA分析や古文書

の調査によって判明したと米家系図調査会社が発表した。白人の母の12世代前の祖先が、

米史上最初に終身奴隷となったアフリカ系男性だという。
家系図調査会社のアンセストリー・ドットコムによると、カンザス州生まれのオバマ氏の白人

の母親から12代さかのぼると、ジョン・パンチ氏というアフリカ系男性にいき当たる。米独立

前のバージニアで年季契約召使の身分から逃亡しようとして失敗、罰として1640年に終身

奴隷とされた男性で、記録に残る最古の例という。パンチ氏は白人女性との間に子がおり、

その子孫が「白人地主」として成功した。2008年の大統領選では、オバマ氏が「奴隷の子孫

ではない」ことで、アフリカ系有権者の間には一時、支持をためらう声も出ていたとされる。


http://www.asahi.com/special/us_election/TKY201208010217.html





[毎日新聞] 社説:オバマ米大統領就任 世界変える旅が始まった 対米不信取り払う行

動を (2009年1月22日)>▼一部抜粋▼

< 米国のシステムから長く排除されてきた黒人が白人の支持も集めた上で、選挙により

最高の地位を得た。黒人奴隷が強制労働で建てたホワイトハウスに、奴隷の子孫である

ミシェル夫人や子供たちとともに住む。一家がこの国のモデルとなる。歴史を書き換えた

意味の大きさを強調したい。


http://shasetsu.seesaa.net/article/112994355.html





朝日、ご乱心 安倍叩きに「トイレつまらせろ」? 3月3日(木)9時34分配信

新聞の2月28日朝刊(アメリカでの国際版)のコラム記事を読んで、びっくり仰天した。

こんなハチャメチャな記事を載せて、日本の全国紙の名に値するのだろうか。記事が偏向

とか誤報だというのならまだ理解できるが、内容があまりに粗雑、下品、かつ論理のかけ

らもなく、違法行為の扇動でもあるのだ。
私も長いこと新聞記者をしてきたが、こんなひどい記事はみた記憶がない。朝日新聞の編

集というのは果たして大丈夫なのか。それとももうここまで落ちてしまったのか。
この記事は同朝刊の第4面に掲載された「政治断簡」と題するコラムふうの一文だった。

筆者は政治部次長の高橋純子記者と記されていた。次長だから一般記者の取材や出稿を

指揮する立場なのだろう。少なくとも中堅、あるいはベテランのはずである。

その記事のタイトルは「だまってトイレをつまらせろ」だった。

この記事の要旨を先に述べるならば、安倍政権に抵抗するためには公共のトイレで尻を拭

く際に新聞紙をわざと使って、そのトイレをつまらせろ、というのである。そこに比喩的な意

味が入っているとしても、そのトイレのつまらせ方をきわめて具体的に説明しているのだから、

文字どおりに読めば、上記のような概要となる。まず記事の冒頭を紹介しよう。

《「だまってトイレをつまらせろ」

このところなにかにつけてこの言葉が脳内にこだまし、困っている。新進気鋭の政治学者、

栗原康さんが著した「はたらかないで、たらふく食べたい」という魅惑的なタイトルの本に教

えられた。》
まず筆者は「トイレをつまらせる」ことを実際に考えている自分の脳を強調するわけだ。

そして「働かないで、たらふく食べたい」という言葉が魅惑的なのだという。その表現のなに

が魅惑的なのか。普通の感覚とは思えない。
記事はさらに同書の内容として工場経営者が工場のトイレにチリ紙を完備しない場合、労

働者はどうすべきか、という問いかけを紹介する。会社側との交渉や実力闘争という方法

もあるが、ベストは「新聞紙等でお尻を拭いて、トイレをつまらせる」ことだという。

そしてさらにこう書くのだ。

《チリ紙が置かれていないなら、硬かろうがなんだろうが、そのへんにあるもので拭くしか

ない。意図せずとも、トイレ、壊れる、自然に。修理費を払うか、チリ紙を置くか、

あとは経営者が自分で選べばいいことだ――。》

つまりは工場内の共用、公共のトイレを壊せというのだ。意図的な行為なら刑法261条の

器物損壊罪となる。だからこの記事は普通に読めば、犯罪行為をも扇動しているのだ。
ここで当然、ではなんのために、という疑問がわくだろう。高橋記者は記事の真ん中の部

分で、「おのおのがお尻を何で拭こうがそもそも自由(中略)という精神のありようを手放し

たくはない」と話しを進める。そして最後の部分でやっと標的を示すのだ。

《安倍晋三首相は言った。

「この道しかない」

固有名詞は関係なく、為政者に「この道しかない」なんて言われるのはイヤだ。
近道、寄り道、けもの道、道なんてものは本来、自分の足で歩いているうちにおのずとで

きるものでしょう?
はい、もう一回。だまってトイレをつまらせろ。ぼくらはみんな生きている。》

さて以上の記事の主眼は普通に読めば、トイレで大便をした後に新聞紙を使え、という

勧めに尽きてしまう。それが安倍政権への反対活動の最善の方法だというのだ。たとえ

比喩やたとえにしてもだ。
そもそも新聞記者が自分の生命でもある新聞を尻拭きに使えという無神経、朝の食卓で

も読まれる新聞に大便の事後処理を話題にする繊細さの欠落、そしてクソも味噌も安倍

政権叩きに使う乱心ぶり・・・朝日新聞さん、正気なのですか、問いたくなる。


古森義久(ジャーナリスト・国際教養大学 客員教授)

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ヘイトだ、ヘイトだとばかり「言論統制」に躍起になり、どんどん禁止用語を増やしていけば、

そのうち「おちおち話もできない」中狂みたいな暗黒時代に突入なのだろうが、もろ感情論

を引っさげて「日本史ね」で、自分の境遇をもっとも過酷に語らって権利を泣き叫ぶ・・・。

なんだかどこぞの「被害者になりたがる人々」の生き写しな問題提議は、メディアと野党の

連携で「なんとか、国会での問題として取上げられたが・・・」ただ大勢の国民にとって、

そのロンダリングに似た素早さに、怪しい勢力の後押しを感じ取って、怪訝な面持ちに

陥る。




メディアのやらせは、今ではすべて暴かれるから、簡単に問題提議する人も、なんともな

プロ市民なんて「陰口」を叩かれてしまう。

それにしても、権利・権利を叫ぶだけのやり方って、どこぞのパクリをしているとなると、

日本もパクリ好きに陥ったかなんだが・・・。


で、どう見ても高度の国会議論と言い難いやり取りなど見ていると、まるで「大人のケンカ」

かいなで、がっかりするのだが、映画でもそんなズパリのものがある。

それが邦題「おとなのけんか」というもの。






https://www.youtube.com/watch?v=ENG1PqYCOEs

「おとなのけんか」 十一年公開作

子供同士の遊びから、一方が怪我をして加害者と被害者となる展開から、謝罪に赴く

加害者側の両親と、それを部屋に招く被害者側の両親・・・。

登場人物は主にこの四人による会話劇というもの。

出だしこそ加害者的引け目を晒すのだが、根底には社会的地位にある不遜さも持ち、

被害者側の貧困での後ろめたさも手伝い、会話はどんどんチクハグになって行きと、

立場立場のやり取りは、それなりにくすりと笑えるのだが、如何せん舞台劇を映画と

してしまうと、変化もなくて「以前の映画のリメイク」みたいになってしまい、あの時とは

やはり変わった生活になってしまったのかと・・・。

まぁ、以下のようなものを見ていないと、それなりに面白いと思えるのだが、鬼気迫る夫

婦の「ケンカ」の様は、やはり実際本音も出ているような役者には適わないのかも・・・。



https://www.youtube.com/watch?v=hZEKQnMCze8

「バージニア・ウルフなんて怖くない」 六十六年公開作


同じ舞台劇を映画化したものだが、こちらあのマイク・ニコルズ監督だけに、冷え切った

夫婦のやり取りを、それこそ本音でやっているみたいなリアルなものが画面から溢れて

くる。

主人公がエリザベス・ティラーとリチャード・バートンの夫婦だけに、やり取りも醒めた夫婦

を際立たせて、そこに芸達者なサンディーデニスと新進気鋭の名前を忘れたしまった「さら

ばベルリン灯」の・・・。

こちらもこの四人によるドラマなのだが、こちらは出世をしていない夫と理事長の娘という

立場の妻だけに、もろだしの「不平・不満」の連発に鬼の形相になるティラーの凄さばかり

が際たって、それでも狂乱の一夜が過ぎて、朝焼けの夫婦の何事もなかったような朝の

会話で、静かに映画は終わるという展開に、余りの形相とけたたましい怒鳴り声は一体・・・。

と、終わってみれば「夫婦喧嘩は犬も食わない」的、あれま・これま・・・。


不満を溜めればストレスとなるが、それを一挙に吐き出すと「ストレス解消」となり、本人は

大らかになれる・・・。ただ黙って聴いている身になれば、こりゃ辛い、それこそストレス溜まる

ってなものである。


こんな映画を見るみたいな国会論議って「無駄じゃねぇ?」それも予算委員会なのに、

予算の加減を詳しく批判してこそ、野党の役目のはず、それに答えに窮するところを

メディアが叩くってのが、正常な国会の姿・・・。

漢字やらカップラーメンの値段、憲法何条なんてのテストって、国会は学校かってな、

うんざりさせられては、どこが「政権とっても同じ」と、政権交代よりは議員総とっかえや

全部削除して、その分の歳費を予算化して、官僚に任せてしまえと「暴論」がまかり通る。



なんだか確定申告が済んだら、疲れが出た。

こんな時は、こんな曲を聴こう・・・。


ザ・ハイロウズ 日曜日よりの使者

このまま どこか遠く 連れてってくれないか
君は 君こそは 日曜日よりの使者

たとえば 世界中が どしゃ降りの雨だろうと
ゲラゲラ 笑える 日曜日よりの使者

きのうの夜に飲んだ グラスに飛び込んで
浮き輪を浮かべた 日曜日よりの使者

適当な嘘をついて その場を切り抜けて
誰一人 傷つけない 日曜日よりの使者

流れ星が たどり着いたのは
悲しみが沈む 西の空

そして東から昇ってくるものを
迎えに行くんだろ 日曜日よりの使者

このまま どこか遠く 連れてってくれないか
君は 君こそは 日曜日よりの使者

たとえばこの街が 僕を欲しがっても
今すぐ出かけよう 日曜日よりの使者

流れ星が たどり着いたのは
悲しみが沈む 西の空

そして東から昇ってくるものを
迎えに行くんだろ 日曜日よりの使者


バージニア・ウルフなんかこわくない [DVD]/ワーナー・ホーム・ビデオ
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                            といったところで、またのお越しを・・・。