エンブレム騒動、「バクリ」よりデザインのダサさが「アンディー・ミリガン」並み | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

「バクリ」疑惑がどんどん広がって、デザインのだささも形無しの体で、それこそオリンピッ
ク機運を自ら水を掛けてしまったかのようで、スポンサーにとっては「こんな商標」使いた
くない、いや「使ったらイメージダウン」とかの判断は賢明な判断。
後は「汚鮮」された人達の排除で、もそっと日本らしさがどこにも顔を出せるなら、成功へ
の道も開ける・・・。

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パナソニックなど東京五輪パートナー企業が次々に佐野氏デザインのエンブレムを自社
サイトから撤去巨額の協賛金を支払う、オリンピックのパートナーと呼ばれるスポンサー
企業が次々に佐野研二郎さんデザインの公式エンブレムをホームページから撤去し別
デザインに差し替えています。
佐野研二郎さんデザインの公式エンブレムを外して別デザインに差し替えたスポンサー企
業は、ワールドワイドオリンピックパートナーのパナソニックはじめ、東京2020ゴールドパー
トナーのエネオス、東京海上日動、パナソニック、ブリジストン、みずほ銀行など。
公式スポンサーでも、オリンピックのエンブレムやマークをまだ使用していない企業も多く、
8月19日現在、佐野研二郎さんデザインのエンブレムをサイトに掲示しているパートナー企
業はNTTと三井不動産のみとなっています。

佐野研二郎氏デザインの東京五輪エンブレムが盗作疑惑に揺れる中、新たなエンブレム
デザインがクリエイターから続々と提案されている。その中でも、スペイン在住の日本人
デザイナーが考案した扇モチーフのエンブレムが、「日本を強調しつつ雅さも感じられる」
「華やかで良い」「夏だし応援グッズも扇はおしゃれになりそう」などと好評だ
作者のかんかん(@vivakankan)さんは、「扇は末広がりで縁起がいいものとされ、古くか
ら応援するときの道具として使われてきたので、オリンピックのモチーフとして最適&『和』
も感じられていい」という理由で扇をモチーフに採用。「多くの人で支えられている日本(日
の丸)」を扇の中で表現している
とのことだ。また、世界中の歴代オリンピックロゴと並んだときに、日本だと一目でわかる
ことを目指した。
この扇モチーフのエンブレムは、東京五輪の多くの騒動を受け、「デザインで少しでも明
るい気持ちになってもらいたい」という想いから勉強を兼ねてデザインしたという。

http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0820/blnews_150820_6563945238.html
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日本のイメージとしては、上のデザインも一考だろう。
以下のエンブレムよりはまし・・・。





このエンブレムでメダルとなれば、以下のようで、栄冠を勝ち取った選手にとって、
記念となるやいなやを吟味すれば、おのずとこんなダサいデザイン、採用した人々の
色彩感覚とデザイン創造力の欠如に呆れ返る。





まぁ、庶民感覚では「パクリ」は物笑いの種で、デザインと色彩感覚の可笑しさは
簡単に「パロディ化」出来てしまう。

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依然収束する気配のない、東京五輪エンブレム問題。エンブレムに関して説明する公式

ページの評価も賛否両論あるようだ。そんななか、あるコンビニエンスストアが興味深い

おでんのPOPを作っていた。

・エンブレムのようなPOP?

おでんの具材をコラージュして、五輪エンブレムのような雰囲気のPOPを作ったそうだ。

念のため、東京五輪の組織委員会にこのPOPの使用は可能かどうかを尋ねたところ、驚

くべき回答が返ってきたそうだ。その内容は以下の通りである。

・東京五輪組織委員会の回答

「ご連絡ありがとうございます。添付写真確認いたしました。具の配置がエンブレムを容易

に想起させるものと思われます。仮にこれが個人的な利用に止まるのであれば問題あり

ませんが、店舗に掲示や配置するということになりますと商業利用にあたってくるので、お

控えいだたくことになります。ご理解とご協力のほど何卒よろしくお願いします」(セブンイレ

ブン武蔵小金井本町2丁目店Twitterより引用)


http://rocketnews24.com/2015/08/20/622430/







森会長「絶対の自信ある」=エンブレム酷似の問題で―東京五輪

2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は10日、大会エンブレムが

ベルギーのリエージュ劇場のロゴと酷似しているとの指摘について、
制作者の佐野研二郎氏が5日の会見で盗用の指摘が事実無根であると主張したことを

受け、「(佐野さんが)自分で考えたオリジナルであると言っており、われわれも同意して

いる。
絶対の自信を持って使っていく」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150810-00000068-jij-spo
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絶対の自信を持って使っていく

利権からはこんなセリフしか出てこないのが、なんとも危機感のないトンチンカンな人々
の集合体の情けなさ。
都知事も変われば、上のダサさに輪を掛けて、これまた今度はボランティアも気持ちよく
動けそうもない制服を採用と・・・。





このダサさは特質もので、日本的カラーなぞどこにもない。

着ている人で喜んでいるのは「ふるさとに錦」の知事だけかいな・・・。




参考にしたデザインがこれでは、なんとも色彩感覚のズレは凄まじいとなる。

没個性のさまは「デザインにおける色彩感覚の欠落」だけに、いろいろな彩りのなさは、

その昔からの遺伝子、色彩のなかったところは、その伝統がないから単調な色彩しか

思いつかず、それを無理矢理なんにでも当ててしまうと、まるでチンどん屋の出来上

がりとなって、豊富な色に囲まれていた民族と、感覚が違ってしまうものらしい・・・。

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東京都の舛添要一知事が21日、自身のツイッターを更新。東京五輪のエンブレムをデ

ザインした佐野研二郎氏によるトートバックデザインの盗用取り下げ問題に触れ「エン
ブレムのイメージすら悪化しかねない」と危惧した。
「2020年東京五輪エンブレム・デザイナーの佐野氏が、サントリーのトートバック取り下
げなどの不祥事を起こしている」と切り出すと、その佐野氏に対して「彼の信頼性失墜は
免れない」と指摘。さらに、騒動の余波を受けて「エンブレムのイメージすら悪化しかね
ない」とツイートした。
これまで、五輪エンブレムについては「IOC、組織委で決定が覆らない限りは今の立場
を踏襲したい」と問題視しない姿勢を出してきた都知事。
「エンブレムはIOC、JOC、組織委員会が決めることで、都知事の私には何の権限もな
いが」と自身の立場を説明しつつ「残念至極です」と、トートバック問題がエンブレムにま
で及びかねない現状を嘆いた。

スポニチアネックス 8月21日(金)21時47分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00000131-spnannex-spo
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自分の領域なら、こんなコメントも出さないだろうが、自分に関係ないなら「何でも批判
の精神」だけのものは、簡単に「バクリ」を嘆く。
で、自分が採用した「ダサい制服」の批判は無視か・・・。
以下のようなアイデアの方が、ボランティアには喜ばれるし、何より大会を楽しむ人々に
とっては、デザインが日本らしいと評価されるのではないか。







色彩感覚のズレは、遺伝子に刻まれた「豊富と乏しさ」の差にあり、そこでの祭典なら
それで良いが、それを日本とするなら「ダサくて受け付けない」で、日本国民からノーを
突きつけられるとすれば、自国開催の祭典も「やらなくてよい」国民が増えそうである。

で、素材は良いがそれを活かす才能がない者達を見ていると、映画の世界にはごまん
といて、素材の品位などかけらもない作品に仕上げて顰蹙なんてのがアンディ・ミリガン
監督作品に溢れている。




「拷問の密室 伯爵の淫らな毒牙は鮮血にまみれた」 六十九年未公開作

エドガー・アラン・ポー作品を題材していても、そこは監督が監督だけに単なるコスプレと、
錯綜した性の表現だけで、進行もサスペンスも間延びしたものだから、見ていて苦痛になり、
終わりと共に「ほっとしてしまう」なんて、見なきゃいいのにの典型なホラーの格調もない普
通の意識の人にお勧め出来ない一本となる。
にしてもビデオ販売とレンタルのバブル期だから世に出た一本は、日本の商魂の逞しさ邦題
で手にする奇特な人待ちの脱力系映画。




https://www.youtube.com/watch?v=ghFmiznbDFA
「血に飢えた断髪魔」/美女がゾクゾク人肉パイに 七十年未公開作


こちらは「スイニートッド」の亜流作品。
一応殺人理髪店と人肉パイ屋のくだりもあり、そこでの肝が「オッパイ」のバイってのが
あるのだが、低予算ではそこらが限界で、ここでもホラーにおける恐怖もサスペンスも
脱力するグダグダさだけが強調されていて、カメラワークも必要かと疑問に思う意味不明
なものも散見して、乳房のパイ以外瞼が塞がるのを阻止するだけの強制された鑑賞並みの
苦痛しか残らないミリガン流なテイスト・・・。
 

https://www.youtube.com/watch?v=tCOe_neq_ec
マン・ウィズ・ツーヘッズ」 七十二年未公開作

こちらあの「ジキルとハイド」の物語なのだが、そこはミノガン、善悪なんて超越して
悪がより凶悪になってのと・・・。
まぁ、実際は双頭の悪魔なんてのを想像していたから、正にずっこけた作品ではある。
ホラー映画の製作には、やはりリアルな残酷場面ありなしがインパクトを与えるが、低予算
は悲しいかなとても施術場面でのお肉が、鶏肉としか見えないとなると致命傷。
それでなくとも緊迫感はなしだし、恐怖演出なしだしの何もなしだもの・・・。
というか、古典的小説やら代表的スリラー物も、この監督に掛かれば平坦なコスプレ大会
と学芸会を丁寧に見せている・・・、いやエロの場面はそれなりの評価が出る自分の錯綜した
性癖のなせる業か・・・。

と、三作品のベースは、何度かリメイクされたものだが、この監督に掛かると低予算も手伝い
いや高予算でも、その流儀は変わらずグダグダさ加減は健在となるかもで、オリンピックの
エンブレムも、他の作品同様「パクリ」に特化した人は、どこまでいっても才能開花は無理
かもで、安易な流儀はやはり「馬鹿は何とか」と同じで直ることはないのかも・・・。


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                          といったところで、またお越しを・・・。