批判に晒される「komic・band」の勘違いと、利用度 | 流浪の民の囁き

流浪の民の囁き

映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

得意のパフォーマンスに「非難殺到」で、慌てて「謝罪」とかの「お笑い」を
とるやり方の滑稽さはデビュー当時の色物「コミック・バンド」を彷彿とさせ
コミックバンド面目躍如といったところか・・・。



にしてもイスラムを刺激すれば、死の報復が待っていてだから、日本の優しい
反発は「コミック・バンド」としては、救いではある・・・。

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パリの風刺新聞社『シャルリー・エブド』などが襲撃されたフランスの連続テロ
事件に関連して、フランス司法当局は14日、テロ行為を賞賛する言動をしたなど
の理由で、事件後に54人を逮捕したと発表した。『シャルリー・エブド』のイス
ラム風刺が支持される一方で、こうした取り締まりが行われていることに対し、
フランス国内では、「言論の自由のダブルスタンダードだ」などとする批判的な
意見も出ているという。

◆人気コメディアンも逮捕

英フィナンシャル・タイムズ紙(FT)によると、フランス司法当局は先週のテロ攻
撃後、ヘイトスピーチを行ったり、テロ行為を賞賛した者に対する取り締まりを
強化するよう検察に新たに命じ、それによって54人が逮捕されたと発表した。
その中には、人気コメディアンのデュドネ・ムバラ・ムバラ氏のほか、未成年や
「酔った弾みで口が滑った」者まで含まれているという。
デュドネ氏は、最初に攻撃された『シャルリー・エブド』と、ユダヤ食品店を襲
って4人を射殺したアメディ・クリバリ容疑者の名前をもじり、「俺は今、シャル
リー・クリバリな気分だ」とFacebookに投稿。これが当局によって、「反ユダヤ
主義的」なヘイトスピーチであり、テロ行為を賞賛したと受け止められた。
ちなみに、「シャルリー・クリバリ」のフレーズは、全仏で行われている『シャル
リー・エブド』の犠牲者を悼む集会などで掲げられる合言葉、「私はシャルリー
(Je suis Charlie)」のパロディでもあるようだ。
デュドネ氏は若者を中心に人気を集めるアフリカ系フランス人のコメディアンで、
きわどい政治ネタを得意としている。特に「反ユダヤ的」なネタが多く、過去にも
何度か今回と同様の逮捕歴があるという(FT)。

(記事の続きや関連情報はリンク先で) 更新日:2015年1月16日
引用元:ニュースフィア http://newsphere.jp/world-report/20150116-5/




世界中が言論の自由のために結束しているのに、この国だけが逆行している。
そう思わざるを得なかったのが、サザンオールスターズの桑田佳祐と爆笑問題の
謝罪である。
桑田と所属事務所のアミューズは15日、昨年末のライブやNHK紅白歌合戦で
の中継で見せたパフォーマンスについて、「配慮が足りなかった」「不備があっ
た」などと謝罪した。
爆笑問題は年明けにNHKのお笑い番組に出た際、「政治家ネタは全部ダメと言
われた」ことをラジオのレギュラー番組で暴露、NHKの圧力として、大きな話
題になったが14日、
「政治ネタを言うなというのは、打ち合わせの段階で僕らは了承しているし、N
HKでなくても民放でもある」(太田光)などと弁明。「言論統制なんてない」
(同)と、軌道修正した。
太田のパフォーマンスなんて、目くじら立てることではないのに、謝罪に追い込
まれたのはネトウヨを中心に批判が集中したからだろう。
爆笑問題についてはNHKの籾井会長が会見で「個人名を挙げてネタにするのは
品がない。
しゃべる人も品性や常識があってしかるべき」と語ったことも無関係ではないは
ずだ。
2人とも芸能界では大物なのに、こうした“圧力”にすぐに反応する風潮って何
なのか。言論の自由も何もないじゃないか、と思ったら、NHKは今月1日から
15日までオンデマンドで紅白を配信した際、桑田の場面をカットしていた。
NHKに理由を聞くと
「権利の関係などにより、部分的に配信しないことがあります」と答えたが、
NHKが期間限定で「配信させてくれ」と頼んで、断る事務所があるだろうか。
桑田が紅白で歌った「ピースとハイライト」は明らかに安倍政権の近隣外交に警鐘
を鳴らしたメッセージソングだ。ネトウヨは「サザンの電波ジャックだ」と騒い
でいた。
それだけに配信カットは見過ごせない。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏はこう
言った。
「彼らが謝罪したのは本人の意向なのか、事務所が“わずらわしいから”とやらせ
たのかは知りません。
とはいえ、枠からちょっとでも外れたことを言うと、突出してしまい、こうした事
態に追い込まれるのは実にイヤな風潮です。フランスの風刺画については、ちょっ
とやりすぎと思ったが、日本は自主規制なのだから、もっとヒドイ」
日本は今や、言論の自由において、北朝鮮以下である。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/156485/
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便所の落書きが「行き過ぎたパフォーマンス」に対して、自分達の憤懣として、
世の風潮を非難してしまっているが、おフランスでは「偏狭なナショナリズム」
と化してしまった「表現の自由」へ、やはり健全な意識が徐々に出て来て、強硬
な態度に「批判も集まる」と、便所の落書きが変な擁護をすると、メディアとし
て異常なものとして、人々に認識されそうで、流石「世間知らずの筆頭」として
「せせら笑われるメディア」ではある。



何より「パフォーマンス」の変態ぶりは、コミック・バンドとしてみれば、
指を指されて笑われる類いのものだし、反体制ウンタラとかの「ロック・バン
ド」とかの評に、ポップス・バンドとしか認識がなかった「こちら」にすれば
なんだか日本のカテゴリー分けが、訳分からない気分である。
コミック・バンドとして出発して、それではならじと「それなりの曲」を発表
何しろ「パクリ」という曲調と変わった歌詞で、オリジナルってのは・・・。



それなりのものも、原曲が存在しているとなって、評価もダダ下がり・・・。



反体制を気取るなら、こういった苦しむ人々への応援歌としての側面も持つ
楽曲を提供し、サポートする気概でもあればいいものを、単なる言葉遊びで
の「一人よがり」だから、コミック・バンドとして「せせら笑われてしまう」



原曲を利用しても、それなりの歌詞の意味とアンサンブルを付け加えれば、
「パクリ」もヒットして時代の代表曲と呼ばれる「ホテル・カリフォルニア」
と相成る・・・。
作者と視聴者の感情としては、発表された楽曲は作者を離れて「視聴者の感受性」
のまま、取り扱われから「ぱくり」だろうが、その曲からの感銘は変わることは
ないもの・・・。
ただ、作者が「トンデモ」行動については、それは自業自得ってなもので、便所
の落書きみたいな擁護は、「贔屓の引き倒し」ではある。
人々の好き嫌いは千差万別なれど、万民に「尊敬」される言動でないと・・・。



折角ヒットした曲もあることだし、この人と同じで「ひっそりと唯一の曲」を
糧にするのもいいのではないか・・・。
年齢的に「懐かしのメロディー」だし・・・。



ロック・バンドとしたら、ライブ演奏でのパフォーマンスのすばらしさが、
スタジオ録音の楽曲をスケールアップしているなんてのが、やはりロック・
バンドには必要な資質。
このキーホードのバンドは日本において、稀有な存在だった・・・。

トンデモ・パフォーマンスウンタラで、ネットでは一部ロック・バンドなんて
評価があったので、そりゃ違うだろうとエントリーになった。
このコミック・バンドの評価は、良くて出来のいいポップス・グループっな・・。


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               といったところで、またのお越しを・・・。