保身の自己弁護、正義とは何か「逃走迷路」 | 流浪の民の囁き

流浪の民の囁き

映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

「信じるか、信じないかはあなた次第」という都市伝説と化すかの、「言論の捏造」

騒動も、寝相を誤報として低姿勢でありながら、認めずに「今後もゆすり・たかり」

の片棒は担いでいく宣言をしてしまった「アサヒる」言論機関は、さて日本国民の

安寧を取っ払うに狂騒して、どこに向かうのだろう・・・。


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「慰安婦報道検証記事」の余波で揺れる朝日新聞の木村伊量社長(60)が全社員向け

に綴ったメールの内容が明らかになった。
《長年にわたる朝日新聞ファンの読者や企業、官僚、メディア各社のトップ、ASA幹部の

皆さんなど多くの方から「今回の記事は朝日新聞への信頼をさらに高めた」「理不尽な

圧力に絶対に負けるな。とことん応援します」といった激励をいただいています》



(以下《》内は木村氏のメールより)
この文章は朝日新聞社内専用ホームページ「風月動天」に、ひと月に一度アップされる

もの。同ページは朝日新聞社外の人間には閲覧不可能。
また他メディアに内容が漏れないよう、「閲覧する際には、個々人のパスワードを打ち込

まなければならず、誰が印刷したかまで、会社側が把握できる」(現役社員)という。
今回、「週刊文春」はメール全文を入手。そこには、
《「慰安婦問題を世界に広げた諸悪の根源は朝日新聞」といった誤った情報をまき散らし、

反朝日キャンペーンを繰り広げる勢力に断じて屈するわけにはいきません》などと記され

ている。
また、産経、読売など他紙の報道で「一時退避」を「撤退」とミスリードした疑惑が明るみに

出た「吉田調書」報道についても触れており、
《朝日新聞が書かなければ永久に世の中に知られることがなかったかもしれない衝撃の事

実の連打で、これぞ価値ある第一級のスクープ》と自賛。
朝日新聞は近々、「吉田調書報道」の検証記事を作る予定とされており、木村社長の対応

が注目される。

2014.09.03 18:00
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4325





朝日新聞が、慰安婦問題を世界的に広める契機となった吉田証言と、もう一つ植村記者

による記事では慰安婦と挺身隊を誤用したと認めました。
しかし、世論調査を見ても、ほとんどの人は朝日の検証は不十分だと考えています。
その焦点は、虚偽と誤用が意図的であったかどうかにあるように思えます。ですが、意図

の有無は、吉田氏と植村記者の問題ですが、朝日新聞の社としての問題は、この虚偽と

誤用に気が付いた時期です。
多くの方が感づいている通り、朝日がこの虚偽と誤用に気が付いたのは、今ではなく、下

手をすれば32年前だったかもしれません。しかし、朝日の検証記事は、あくまで今になっ

て気づいたという呈を崩していません。
ジャーナリストの池上彰氏は、朝日新聞に対して謝罪すべきだと主張し、しかもそれを朝

日新聞での連載記事に書こうとして、結果連載が打ち切りとなったそうですが、朝日の謝

罪はありえません。
と、言うことで本題です。
朝日が現在最も恐れ居ている事は、不買運動だという声もありますが、この虚偽と混用に

気づいていた事を認めると、不買運動よりも怖い事態が起こりえます。
それは、名誉毀損による損害賠償訴訟です。
(週刊新潮9月4日号の記事によると、日本大学の百地教授らは、既に集団訴訟の準備を

進めているとのことです)
慰安婦に関する朝日の主張は、軍が組織として強制して性奴隷を作り上げていたというも

のです。
非難の矛先は、軍という組織ですが、組織の構成員である軍人、徴兵された方を含めた軍

に所属していた人全てが、そのような人さらい・人身売買に荷担していたと言われているこ

とと変わりません。
流石に少なくなったと思いますが、現在も存命の旧軍人の方々は、朝日新聞が報じた嘘の

報道によって、名誉を傷付けられたのですから、名誉毀損として損害賠償訴訟を興しても

おかしくありません。
私も祖父と叔父が従軍しています。二人とも他界していますが、死者に対する名誉毀損も、

その事実が客観的に虚偽のものである場合は認められます。
(資料・根拠に基づいて真実と誤信した場合は、故意ではないとして、名誉毀損が認められ

ません)朝日による虚偽報道では、32年間嘘を認めなかっただけでなく、名物コラムである

天声人語などで、何度もこれを再主張しています。
つまり、どこかの時点で誤報であることに気が付いていたなら、故意による名誉毀損を続け

ていたことになります。
また、名誉毀損罪は親告罪ですが、遺族が親族であれば告訴できます。
つまり、配偶者、6親等以内の血族、3親等以内の姻族ならOKという事になるわけですが、

多数の人が従軍した戦争でしたから、日本人のほとんどは、軍人の親族でしょう。私の場合

も、当然OKです。
実際に裁判になった場合、争点はいくつもありますが、最大の争点は、朝日が過去の時点

で誤報だったと認識していたかです。
つまり、朝日は、「今回初めて気が付きました。ゴメンなちゃい」と言い続けないと、この裁判

に敗訴する可能性が極めて高くなります。
もし、集団訴訟が起こされれば、原告の人数は相当数に及ぶ可能性があります。1万円程

度の持ち出しで原告になれるのであれば、私もなりたいくらいです。
その程度であれば、それこそ万単位の原告が現れるかもしれません。仮に1万人の原告が

現れ、慰謝料が100万円だったとすると、賠償額は100億円です。
朝日の経営状態はわかりませんが、相当痛いことは間違いありませんし、それ以上にこん

な巨大訴訟を起こされる事によるイメージダウンの方がはるかに痛いでしょう。


http://blogos.com/article/93703/




韓国の朴政権―報道への圧迫許されぬ

韓国でいま、まるで時計の針が逆戻りしてしまったかのような出来事が起きている。
産経新聞のソウル支局長が書いた記事をめぐり、ソウル中央地検が2回にわたり支局

長を事情聴取した。
朴槿恵(パククネ)大統領の名誉を傷つけたとして、市民団体が名誉毀損(きそん)で告発

した。それを受けた形で検察が出頭を求めた。
韓国では80年代まで、軍人がクーデターによって権力をにぎる独裁政権が長く続いた。

当時は言論弾圧が繰り返され、朝日新聞ソウル支局も閉鎖に追い込まれたことがある。
だが、この国で民主化が宣言されたのは四半世紀以上も前のことだ。政権の意に沿わな

いことを書いた記者を圧迫するかのような行為は、権力の乱用と言われてもしかたがない。
検察がもし、このまま起訴に踏み切れば、国際社会は韓国の民主主義に大きな疑問符を

つけるだろう。最大限に尊ぶべき言論の自由の重みについて、朴政権は考え直すべきだ。
問題の記事は8月3日付で産経新聞のサイトに掲載された。4月に旅客船沈没事故が起き

た当日、朴氏は所在が確認できなかった間に、男性と会っていたのではないか、との「うわ

さ」の内容を含んでいる。
記事は、韓国紙のコラムや証券街に流れていた情報をもとに書いたとしている。
大統領府は強く反発し、「民事、刑事上の責任を最後まで追及する」と表明した。

その後、検察当局が聴取に動いた。
独特の儒教意識が残る国だけに、女性大統領に対する冒瀆(ぼうとく)との受け止めもあった。

産経新聞の過去の記事についても、大統領への侮辱や、嫌韓感情をあおるような報道が多

いとして非難する声が出ていた。
産経新聞の東京編集局長は今回の記事について「大統領を誹謗(ひぼう)中傷する意図はま

ったくない」とのコメントを出した。

風聞を安易に書いた同紙の報道姿勢は、反省すべきである。
だがそれでも、当局が記者を出頭させ、取り調べるのは穏当ではない。韓国では通常の手

続きだとする声もあるが、世界の先進国の常識からみれば、公権力による威圧でしかない。
朴政権は発足以来、大統領や周辺の閉鎖的な体質が指摘されてきた。

今回の聴取は、国内メディアへの牽制(けんせい)を込めているとの指摘もある。
自由と民主主義を勝ち取るために、韓国では多くの命が奪われてきた。その貴重な価値を、

気に入らない記事への制裁に走ることで失っていいのか。

http://www.asahi.com/paper/editorial2.html






朝日新聞が昨日公開した記事“特許、無条件で会社のもの 社員の発明巡り政府方

針転換”
がネット上で話題となり、『Twitter』やSNS、ネット掲示板で瞬く間に拡散。
“政府は、社員が仕事で発明した特許を「社員のもの」とする特許法の規定を改め、
無条件で「会社のもの」とする方針を固めた。”と書かれているが、これについて”誤報”

と指摘する人物が現れた。
東京大学教授の玉井克哉氏である。「日経は”条件付き”と。”無条件”とした朝日とはま

ったく逆」と『Twitter』で指摘しており、また「これ、日経が正しいというより、水曜の審議

会を取材して書いてるということ。
朝日は敢えて当日朝に観測記事を出し、誤報に終わった。功を焦ったか、誤った見通し

で世論誘導を図ったか」朝日を批判している。
しかし未だに訂正されない記事を見て玉井克哉氏が
「これ、誤報ですから。訂正がいつ出るか、存じませんが」と再度ツイート。
これに対して朝日新聞がどう出るか。
現時点(2014年9月4日 14:30)も訂正はされていない。

http://getnews.jp/archives/660147

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風聞を安易に書いた同紙の報道姿勢は、反省すべきである。


これは「サンケイのかの国での報道姿勢」に対するものだが、「お前が言うな」であり、

捏造を「誤報」とするメディアの体質は、いったことには責任は持たないが、自分達の


「禄を食む」には、詭弁も必要と心得ている。

それだけに協力関係者においても、自己の非は認めず、以前以上に仕事に励んでくれ

と、伝えるだけなのでは、販売店も怒り心頭であろう。


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アカヒが販売店に配布した、言い訳資料の全文がこれだ!

ASAのみなさまへ
2014年8月28日
取締役販売担当 細見 孝
取締役編集担当 杉浦信之


いつも朝日新聞の配達、普及活動にご尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて昨今、日韓関係が冷え込み、慰安婦問題が焦点となる中、朝日新聞の過去の報道に対

して、いわれなき批判が起きていました。
読者やASAの皆様方から「なぜ反論しない」といった声やご意見をいただくようになりました。
弊社は、8月5日と6日に特集「慰安婦問題を考える」を掲載いたしました。
これに対して、様々な議論が起きていることから、ご説明いたします。
17年前の1997年、弊社は韓国・済州島で「慰安婦狩りをした」とする吉田清治氏の証言に

ついて、調査結果を掲載しました。
この吉田証言に疑問があることを明示し、「済州島の人たちからも、吉田氏の著述を裏付

ける証言は出ておらず、真偽は確認できない」と報じています。
吉田氏は当時、朝日新聞氏の見解について「反論するつもりはない」としていました。
このように、この問題について弊社は、1982年の初報から32年にわたって放置してきたわ

けでは全くありません。
そうした経緯を踏まえることなく、また、吉田証言は他のメディアも報じていたにもかかわら

ず、弊社のみを批判する動きがありますが、弊社はまず、国際社会の中で正しい日本の未

来を目指す議論を始めるには、この特集で過去の記事の誤りを正すことが最初に必要だと

判断しました。
綿密な取材の結果、吉田証言を虚偽と断じ、過去の一部の記事を取消しました。初期段階

で起きた「慰安婦」と「女子挺身隊」の誤用も認めました。
読者の皆様に反省の気持ちをお伝えし、変わらない姿勢で慰安婦問題を報じ続けていくこ

とを誓いました。
特集掲載後、一部の新聞やテレビ、雑誌、ネット等では「朝日が誤報を認め、河野談話の

『根幹』が崩れた」と根拠の無い主張が繰り返され、「慰安婦問題そのものが捏造」などと全

く筋違いの見解まで示されています。
しかし、吉田証言の虚偽を明らかにし、一部記事を取り消したからといって、慰安婦をめぐる

「すべてのことがなかった」というのは誤りで、こうした論調は国際的には全く通用しません。
慰安婦問題の本質は、戦場で自由を奪われていた女性たちに現代の日本がどう向き合うか

という人権、人道の問題です。
日本政府が河野談話を見なおさないという方針を示しているにもかかわらず、人間の尊厳を

軽視するような論調こそが、むしろ国際社会の中で日本が異端視され、孤立することにつな

がります。
6年後には東京で五輪が開催されます。
日本が国際社会のなかで重要な役割を担い、近隣諸国との協調が求められる時代を迎

えるにあたって、弊社はこれからも本質をとらえた報道を続け、読者の皆様、ASAの皆様

の期待に応え、これまで以上に信頼を得ていくことをお約束いたします。
この問題に対する読者の皆様の思いは多様です。こうした読者の思いと自我に接してお

られるASAの皆様には、大変なご苦労をおかけしておりますが、弊社の報道姿勢にぜひ

ご理解を賜り、これまでに増して叱咤激励をいただければとお願い申し上げます。

ジャーナリスト宣言
 「ジャーナリスト宣言」は、メディア環境が激変するこれからの厳しい時代を生き抜いてい

くために、社員の一人ひとりが、真実と正義に根ざす「ジャーナリズム」の原点に立った行

動をしていかなければならないという、新聞人としての決意表明です。

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「朝日よ恥ずかしくないか?
私なら恥ずかしくて腹をかっさばくレベルたよ。」

ネットでは、当たり前の反応であり、それが正常な人間の受け取り方であろう。

「ひどいことをした、だから賠償と謝罪」の謂れなき非難を「過去に遡って反省」しろでは

「誤る事由が存在しないのに、闇雲に謝罪する」では、祖先の言動を非難させられるという

「共産主義」の蛮行として有名な「文化大革命」や「ポルポトの子供教育」であり、先祖との

繋がりを拒否させるものと同質の「贖罪意識だけを持たせて、反論を許さない」言論統制

で、都合よく過去を忘れろや、過去に拘れってな思想教育での洗脳である。

それをいっかいの私企業が着々とおこなって、国の行く末と「洗脳」の尖兵ととして行って

いたという一部の危険思想と相まって、国全体を五里霧中状態にしたい現われだろう。


こういった「破壊工作」を映像化すれば、過激にならずとも観客に「正義とは何か」を考え

させる要素を含んで、フウタイ造詣が変わらずとも、怖いのは「人間」であり、それを正す

のも人間であるをサスペンス調で描いて見せたのが「逃走迷路」というヒッチコックの戦争

中の映画ではなかろうか。





https://www.youtube.com/watch?v=NiD11N9dWJY

「逃走迷路」 四十二年制作


大戦の中軍需工場で火災が発生して、一人の男が「無実の罪」で追われる立場になり、

逃走を続ける中で「陰謀を暴き、ロードムービー的出会いと、様々な考え方」に触れて行く

という秀逸な作品。

大戦中でも「反戦のためなら、テロも辞さない」という集団と、罪を着せられた市井の人との

対立を通して、戦争における正義とは何かとか、法律を遵守するのも「己の正義」を確立し

て互いの正義のぶつかり合いと、人間関係の信頼がいろいろな正義を出現させる。

特に逃れる主人公の相棒となる女性の存在と、逃走中に出会う市井の人との交流の中で

知っていながら見逃す人々と、摘発に協力してしまう人々のそれぞれの正義・・・。

原題名の「破壊工作者」的にいえば、自分らの正義を貫くのに、破壊工作も入っている

とする歪みの、そしてそれが富裕層の中で、「自分の手は汚さず」と狡賢い醜さも登場させ

るのだから、一応大戦中の国威発揚もほんの少し包み込んで、なによりの実行犯の「自由

の女神」からの転落において、救う役割の主人公が相手の手を持たず袖を持って、その袖

が破れて行き、転落を止められなかった場面は、いろいろな示唆に富んだ描写となっている。

場面が「自由の女神」そしてそれへの講釈がヒロインから語られての後だから、ラストシーン

が持つ意味合いも静かな中に強烈なメッセージを含んでくる。

だけに主人公の抵抗や、諦めぬ姿勢にこそ「自由の女神」が写りこんでくる・・・。


と、大戦中に撮られた映画というものの中では異色なものは、それだけ国民に余裕もあり、

軍国一辺倒にならざる得なかった日本の資源的枯渇との対比は、「やってはいけなかった

戦争」を理解させてくれる。

もっともそれを分かっていながらの「飯は食わねど高楊枝精神」にも共感する。

むざむざな無抵抗でも事情は同じなら・・・。事大主義には思いつかない正義もあるものだ。

それだけに「保身のための自己弁護」は、自分達の益のための「自作自演」と相通じて、

反吐が出るほどの「醜悪な精神」と映るものだ。




逃走迷路 [Blu-ray]/ジェネオン・ユニバーサル
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                            といったところで、またのお越しを・・・。