かつての「受験に出る記事」云々で、オピニオンとか誇らしい言葉を矢継ぎ早に飛び出さ
せて世論をリードしていたかのメディアも、今では「御用」云々の「クズ」と持て囃されて、
逃げ出した人々は、案の定の「かの国」へと分かりやすい行動様式で、またまた蔑まされ
てしまうという「今いる人々」にとっても、やりづらい日本社会になったと嘆いているかの
メディアは、さていつまで「社是」を守っていけるか・・・。
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韓国人の9割「日韓助け合うべき」 「嫌韓」解くカギに
歴史認識問題などをめぐって日韓関係が悪化するなか、
日本では「嫌韓」が、韓国では「反日」が高まっているように見える。
だが、韓国では歴史認識問題や領土問題を除いては、日本に対する認識、
イメージは決して悪くないことが、「コリアリサーチ」が実施した世論調査結果から浮き彫
りになった。
この調査を提起した東アジア文化交流協会の厳鎬烈(オム・ホヨル)顧問(68)は、
日韓の国民が、政治外交的な対立と経済・文化・民間の交流を分けて考え、
さらなる協力を模索するべきだと訴える。
世論調査は、長年にわたり日本語学院や日本語教材出版の
事業に携わってきた厳さんが、経営判断をするにあたり、コリアリサーチに依頼した。
だが、動機はそれだけではない。
3月に日本を訪れた際に書店に「嫌韓」の本が並び、
有力週刊誌までが「嫌韓特集」をしている状況を目の当たりにした。
また、嫌韓を主張する日本人たちは「韓国が反日国家だから、
自分たちも嫌韓でなければならない」と確信しているというような印象を受けた。
こうした状況を変えていくためには、今の韓国人が日本に対して
どんな認識を持っているのかを知る必要があると考えたという。
3月15日に実施した世論調査では、「韓日両国が互いに助け合い、
協力し合う関係に発展していくべきだと思うか」という質問で、
88・3%が「そう思う」と答え、「そう思わない」は11・2%だった。
「日本が韓国にとって重要な国だと思うか」では、「重要」が76・2%に対し、
「重要でない」が23・1%。「韓日の政治外交的な対立と、
経済・文化・民間交流は分けて考えるべきだと思うか」との問いには、
78%が「そう思う」と答え、「そう思わない」は21・1%だった。
「日韓首脳会談が行われるのが適切か」では、「適切」が66・4%、「適切でない」31・8%
だった。
http://www.asahi.com/articles/ASG575G1HG57UHBI025.html
【ソウルから 倭人の眼】慰安婦問題で“正論”が封殺された現場 韓国に「言論の自由」
はない
日韓の歴史認識をめぐって韓国で反日世論が起こると、特に筆者を含む保守的論調の
日本人記者は、 反日系の市民団体や左派系メディアから“いい顔”をされず、居心地の
悪さを覚えることがしばしばある。 ただ、「日本人記者の主張」として受け止められたうえ
で、反発を受けるわけだが、韓国人による親日的 な言動、あるいは日本に理解を示すよ
うな発言への反応はその比ではない。当地では確実に、猛批判 にさらされる。そんなこ
とを象徴する光景を、最近、目の当たりにした。(ソウル 名村隆寛)
■日本人の慰安婦は? ソウル中心部のプレスセンターで4月29日、慰安婦問題の解決
を図ろうという趣旨で、「慰安婦問題、 第三の声」と題したシンポジウムが開かれた。韓
国側からは学者、慰安婦支援団体の幹部、記者が パネリストとして参加。日本側から
は慰安婦への「償い」のための事業「アジア女性基金」(1995~2007年) に設立当初か
ら関わった和田春樹東京大学名誉教授がパネリストで出席した。 韓国で「良心的な日
本人学者」として知られる和田名誉教授を韓国に招いたシンポジウムは、全体的に は
慰安婦および慰安婦問題に理解を示すことをベースに進められた。約4時間におよぶ
シンポジウムの 全てをここでは再現はしない。ただ、その中で興味深いやりとりが
あった。
パネリストの発言が一通り終わったあと、一般参加者とパネリストとの間で質疑応答が
行われたときのこ と。2人目か3人目かに手を挙げた若い男性が和田氏にこう質問した。
「(慰安婦の強制性を認めた河野談話=1993年=の際に)日本政府は日本(人)の慰安
婦に謝罪しましたか?」 和田氏は「河野談話は(対象を)韓国人に限定していません。
理論的には日本の慰安婦をも前提にしてい ます」と答え、日本政府が日本人の慰安婦
も対象に謝罪したことを説明した。 質問者の男性はさらに尋ねた。「それでは、日本の
慰安婦には補償がなされましたか?」 和田氏は「日本人(慰安婦)には補償されたことは
ない」と事実通り答えた。 2人の対話はこのようなもので、客観的に見ても、和田氏は事
実に基づき、分かりやすく丁寧に答えていた。
■感情的にねじ伏せる 一悶着あったのはこの後だ。質問者の男性は和田氏の回答を
受けこう言った。
「日本に対して法的な責任を 求めるのは変じゃないですか。補償金(償い金)を(一部
の韓国人慰安婦は)もらっていますねえ。あれこれ 言うのならわが国(韓国)の政府に
も言えばいいじゃないですか」 男性は「今や慰安婦問題は韓国の国内問題になってい
る」と主張したかったようだ。同じ会場にいた日本人 記者の1人もそう認識したという。
“よくぞ、そこまで言った”と韓国人自身の発言とその度胸に内心驚いた。 ところが、
そのとき、慰安婦支援団体の高齢女性が声を張り上げ始めたのだ。「なんてこと言っ
て怒らせるの」 「そんなこと言わないでよ。侮辱だよ!」と。さらにこう続けた。「あなた、
どこに住んでいる人なの?」とすごいけん まくで男性をしかり始めた。
途中から訳が分からなくなり、議論がかみ合っていないのかと思ったが、とにかく男性
の主張が許せないよう だ。司会者らがなだめて、その場は収まった。しかし、多勢に
無勢。質問者の男性は感情的な言葉で押さえ つけられ、見事に“黙らされて”しまった。
韓国では償い金をもらった慰安婦もいるが、頑としてこれを拒む者もいる。現に韓国
の慰安婦支援団体 「韓国挺身隊問題対策協議会」は日本の「法的責任」をあくまで
求め、日本政府に「賠償」としての措置を要求 し続けてきた。 それ以前に、慰安婦問
題をめぐっては1993年に当時の金泳三大統領が「徹底的な真相究明が重要であり、
日本に物質的な補償は求めない」と断言している。同時に金大統領は「(韓国の)政
府予算で慰安婦への 生活保護をする」とも表明している。 自らの主張をねじ伏せら
れた質問者の意見は、全く的を外しているとは思えない。
■当日のヒット発言 シンポジウムではその後、一般参加者の女性学者が手を挙げ、
質問どころか長々と演説調で主張し、話し 続けるなど、うんざりする時間もあった。
パネリストが発表している最中、突然立ち上がって大声を張り上げた 一般参加者(男
性)も。「冷静に話し合えない人はこの場にいる資格がない!」とパネリストから言われ、
この 一般参加者は腹を立てて退場してしまった。 いずれも韓国でのこの手のセミナ
ーや討論会では、ありがちな光景ではある。そんな中、「韓国の国内問題」 との趣旨
で簡潔に語った男性の素朴な意見は、抹殺されながらも、「当日のヒット発言」だった。
こじれている 慰安婦問題の問題点の一つを冷静かつ的確にとらえ、提起していた。
「言いづらかったろうに。画期的で勇気の ある質問だ」と思い、「韓国国内にはこんな
人もいるんだ」と感心さえした。 シンポジウムが終わったあと、パネリストの方に他の
報道関係者が集まるかたわら、その男性に話しかけて みた。名前を聞いたら「ただ
の一般人です」と名前は名乗らず、24歳という年齢だけ教えてくれた。「言論の自由
はありますからね」と言うと、苦笑いしつつも、彼の表情は一瞬和らいだ。
■多様な意見に耳を? シンポジウムでのほんの数分の出来事だったが、この“言論
封殺”は、「日本との歴史」をめぐった韓国での 典型的な光景である。決して例外では
ない。日本の某深夜番組での討論会で、議論が白熱した際、キイキイと 感情的に相手
の言葉をさえぎる人が以前にいたことを記憶しているが、韓国ではそれを相当上回っ
ている。 日常生活ではなく、記者会見や韓国メディアの一部記者と話すときに感じる
ことがある。保守系(韓国では右派、 右翼と呼ばれることが多い)日本人記者として
の“少数派”としての、言いようのない妙な孤独感とでも言おうか。 しかし、韓国人が
日本に政治的な理解を見せるような発言は、はるかに言いにくい環境にあり、まず否
定される。 公の場では確実に、先のシンポジウムでのように封殺される。朝鮮半島の
日本統治時代について肯定的な書物 を書いた人物が、過去に何人も「親日派」と韓
国メディアから猛バッシングを受けている。学者、文筆家として完全 に“干される”のだ。
旧日本軍での経歴を持つ高齢の男性は、日ごろは優しい孫にも慰安婦問題に関して
は相手にしてもらえない。 「慰安婦問題は日本の左派(革新)系新聞が火をつけた誤
報から始まった」と言いつつも、慰安婦と女子勤労 挺身隊までが一部で混同され、一
人歩きしている韓国の現状に対して、力なく笑うしかない。 先のシンポジウムでは、
韓国人学者のパネリストが「慰安婦問題の解決には主流の意見だけではなく、多様
な 声を聞く必要がある」と話しており、議論を今後も続けていく考えを示した。
「多様な意見」の意味合いや範疇 (はんちゅう)はともかく、まず現在の韓国社会に、
多様な意見に耳を傾ける風土があるのか。そこから考える 必要があると思うのだが。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140511/kor14051107000001-n1.htm
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批判をされれば、火病疾患を患って「わめきチラシ」というワンパターンが定型化した
のが「まるっと見透かされ」てしまい、どんなに「口を極めても」なんら響かなくなった
言論というものは、既に化石として過去へと追いやられ、何かを訴えれば、周囲のも
のから、やいのやいの「ヤジ」しか飛ばない、大衆から見放された存在として認識され
「狼少年」は、息絶えるか・・・。
で、弁舌爽やかに、人々の意識下の「差別」を表に出して、地域の混乱といがみ合い
を煽り立てる存在として、昔から忌み嫌われながら、細々としかし図太い神経で、煽り
立てに秀でた人の栄光と挫折の物語として「侵入者」なんて、あちらの映画があった。
http://www.youtube.com/watch?v=DGkLnjn8E3k
「不正侵入者」 六十二年未公開作
煽動を旨として「不平・不満」を譲成させ、意のままに田舎の大衆を煽りまくり差別を拡大
する意図を持って、社会運動家の歪んだ精神が、穏やかな田舎社会を混乱に陥れるが
土地に生きる人々と、流れ者の「戯言」に惑わされた幻惑から醒めるまでを描いた社会派
の映画。
演じているのが宇宙船の船長さんで、流れ着いた田舎町で自分の極端な意見を弁舌の
みで広げて行き、賛同者を集めていく。
歪んだ精神は、そのためなら女たらしになったり、捏造も辞さないとかの「手段を選ばず」
のアウトロー的裏面を持つとか、B級の帝王と鳴らしたコーマンの先見的社会派ドラマは
やはり「先の読みすぎ」で、公民権運動のさきがけとしての差別問題。
アメリカの場合は黒人迫害のそれだが、それを真正面に煽動するもの、操られるものを
「流れ者」と土着の人々に対比させ、そして結果的に「流れ者」は「流れ者」の扇動者は
誰からも見向きもされずと相成る・・・。
ここでは差別主義を捉えてのものだから、良心の呵責とかでの「煽動洗脳」は失敗終わ
るのだが、そこらを過去の曖昧な出来事を、さも真実の「人権侵害」としたら、空恐ろしい
結果として、それが悪辣な洗脳としても、今そこにある差別でない限り、なかなか映画の
ようには誰も醒めることなく、それが事実化していくかもと、見ていて弁舌豊かな偽善者
には、してやられる大衆と、見方によっては昔も今も真贋の見極めは難しく、対立を秘か
に喜ぶ人の存在は、社会悪とビジネスとして成立してしまう矛盾を孕む・・・。
と、この地味でまじめな物語を映画にしたのがコーマンなのが驚きのものだが、やはり
先見性はありだし、また運動が激しくなればあるいはの「スケベ根性」が空振り・・・。
だが後年になれば、映画人として再評価される価値ある映画となって来る。
この映画で、大衆から見放された主人公が、一人嘆く場面で映画は終わるが、この
「流れ者」という立場は、よその土地に行けば、そこでまた煽動できる・・・。
名が悪ければ、変えて別人に「成りすまし」とか、プライドなどなければ、それこそ
「何でも出来る」は、現在に通じる処世術。
どこかに似てる人々の多いこと、そしてそれらを監視するネット社会は、棲み辛い?。
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といってところで、またのお越しを・・・。