その昔の自主規制とヘイトスピーチ 「大怪獣バラン」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

政治圧力を掛けるのには、一点突破で、自分達の立ち位置を確保してきた者達
は、またまた昔取った杵柄を使うとしているようだが、どだい「法制化」の検
討という行政用語は「やったけど、憲法違反」になっちゅうから無理・・・。
というループ、それでも問題提起はしたと、言いだしっぺの顔をたつと・・・。

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2014年08月15日 12時43分

自民党は、在日韓国・朝鮮人への差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)を
取り締まるための法整備を検討するプロジェクトチーム(PT)を近く設置す
る方針を固めた。
7月に韓国の朴槿恵パククネ大統領と会談した舛添要一東京都知事の要請を受
けた安倍首相が、高市政調会長に検討を指示していた。
首相は、日韓首脳会談の実現に意欲を示しており、韓国側が問題視しているヘ
イトスピーチに対応する姿勢をアピールすることで、日韓関係の改善につなげ
たい考えがあるとみられる。
主要7か国(G7)でヘイトスピーチに関する法規制がないのは米国と日本だ
けで、国連の自由権規約委員会も7月、日本に対策強化を求める報告書を公表
した。
ただ、法務省などは「憲法が保障する表現の自由に抵触しかねない」として法
規制に慎重で、自民党は、欧州の法規制の状況を研究し、議員立法による新法
制定の可能性を探る方針だ。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140815-OYT1T50028.html?from=ytop_main2




日本有数のコリアンタウン、東京・新大久保が崩壊寸前だ。エリアの象徴的な
韓国料理店「大使館」が今月中旬、閉店する。韓流ブームを追い風にK-PO
Pのミュージシャンや、就任前の朴槿恵(パク・クネ)大統領が来店したこと
でも知られる有名店だった。週末になると韓流ファンでごった返した新大久保
も日韓関係の悪化で急速に勢いを失っており、関係者は「韓流の街が消える」
と焦りをにじませている。
韓流の街がドミノ倒しのように崩れだした。
本格韓国料理を看板にする「大使館」(新宿区大久保)が15日の営業で閉店。
同店の女性オーナーは夕刊フジの取材に「ここ数年、売り上げが落ち、回復し
なかった。ヘイトスピーチ(憎悪表現)によって客足が遠のいたのが大きい」
と説明。「(店舗の)借り手が付かなければ別の形で(商業店舗を)開くかも
しれないが、とりあえず閉めることにした」と話した。渋谷区にある代々木店
も16日から営業を止める。
「大使館」に限らず、このところ新大久保を代表する有名店の撤退、経営破綻
が相次いでいる。
「韓流の中心」と呼ばれ、「百貨店のように何でもそろう韓流ショップ」をコ
ンセプトに急成長した「韓流百貨店」(新宿区大久保)が今年4月、負債総額
約3億4300万円を抱えて倒産した。02年にオープンし、12年1月期に
は売上高約16億円を計上したが、同年秋ごろから売り上げが激減、資金繰り
の悪化が原因だった。
阪では、大阪市の事業で破綻した娯楽施設「フェスティバルゲート」の跡地
(同市浪速区)に韓流をテーマにした複合施設ができる予定だったが、ブーム
の下火で、今年5月にパチンコ店を中心とする施設に計画が変更されている。
『徹底比較 日本vs.韓国』(河出書房新社)などの著者でノンフィクショ
ンライターの高月靖氏は、「03年の恋愛ドラマ『冬のソナタ』が中高年の、
いわゆるおばちゃん層にウケて第1次ブームとなり、それを保ちながら、K
-POPの少女時代やKARAが登場して若年層に人気が広がった。
だが、これに水を差したのが、12年8月の李明博(イ・ミョンバク)前大統
領の島根県・竹島(韓国名・独島)への不法上陸だった。
新大久保の飲食店主は「このせいで状況がおかしくなり、朴大統領の反日姿勢
でファンが離れていった。韓国や韓国人に対するヘイトスピーチのデモも起き
るようになり、お客さんが怖がって来なくなった」とため息まじりに話す。
銀行関係者は「韓国のコミュニティー紙をみると、新大久保の店舗について、
店ごと売りますというオーナーチェンジの広告がたくさん出ている。すでに
関係者は見切りをつけ、儲かる別のところに資金を動かしている」と明かす。
今後、新大久保はどう変わっていくのか。
高月氏は「12年をピークに下降線となったブームが回復するのは難しく、
どこまで落ちるかがポイント。冬ソナブーム以前までには衰退しなくても、
その手前ぐらいまで後退する可能性はある」と予測している。

http://news.infoseek.co.jp/article/11fujizak20140811009




メディアで使用される表現に関して、時期によって社会通念上「不適切」と烙
印を押され、テレビ放送やビデオなどで多くの台詞が削除されてきた。バラエ
ティ番組などでよく見る「ピー」に類似した処置で、劇中で台詞の一部が唐突
に無音(口パク状態)となるのだ。
その多くは、当時は当たり前のように使用されていた精神疾患や身体障害者に
対する侮蔑的な表現だ。
だが、レアケースとして、実在する国や特定された地域に対し不適切と判断さ
れた表現も対象となり得る。今回は、大ヒットしたハリウッド版『GODZILLA』
の元祖たる、由緒正しき東宝怪獣作品上で発生した類例を紹介しよう。

■消されまりのトルコと「ソープランド」の誕生

主に80年代から90年代にかけて再放送された古いテレビ番組において、性風俗
の「トルコ風呂」または「トルコ嬢」という台詞がバッサリ消されまくった。
松田優作主演『探偵物語』の再放送では、尼僧コスで客の相手をする「トルコ
修道院」の看板までモザイクが掛かる念の入り様(苦笑)。これは1984年に、
トルコ本国に配慮してトルコ風呂を「ソープランド」と改名したことに起因
する。そして次のような音声処理もまた、珍しいケースとして留めておきたい。
1950年代の東宝は『ゴジラ』と『空の大怪獣ラドン』のヒットにより、アメリ
カからテレビ放映用怪獣映画のオファーを受け、製作に着手した。たが、195
8年の「六社協定」により、映画のテレビ放映が禁止されてしまい、そこで急
遽、日米両国で劇場公開されたという曰く付き作品が『大怪獣バラン』だ。
バラン? そんな怪獣いた?」。マニア以外には当然の反応だ。怪獣ファンで
なくても、モスラやメカゴジラくらいは知っている。
でもほとんどの人はバランの存在を知らないであろう。どんな作品なのか簡単
に説明しよう――。

■あらすじと放送禁止用語

東北に破羅陀巍(ばらだぎ)様を祀る土俗信仰を持つ岩屋集落があり、そこか
ら程近い湖には中生代の巨大生物バランが生き残っていた。
しかし、科学者やマスコミなど現代文明よるバランのテリトリーへの侵入が、
大人しく暮らしていたバランを怒り狂わせ、自衛隊が退治のため出動するとい
うストーリーだ。このバランは火も光線も吐かず、今風の怪獣のような瞬間移
動もしない。
別名「ムササビ怪獣」と呼ばれる所以の、腕と足の間にある被膜を広げて飛行
できることが最大の特徴だ(地味)。
これは90年代のレンタルビデオとCS放送で確認したことだが、問題の箇所は、
生物学者がマスコミ連中に、シベリアの固有種である珍しい蝶が岩屋地区で発
見されたことを説明するシーンで見られる。博士は東北地方の地図を記者達に
見せながら、白い円で囲まれた岩手県のピンポイントを指してこう言う。
「北上川の上流、直径40キロのこの地点......日本のチベットと呼ばれてい
る秘境です」
その「日本のチベット」が無音になっていたのだ。若い人なら「何が悪いの?」
と思うだろうが、ソフト供給側は、実際に人が住んでいる土地をチベット扱い
(秘境=僻地)することを侮蔑的と判断し(該当地区からの抗議の有無は不明)
自主規制したのだ。現在であれば、ダライ・ラマ14世が世界中からリスペクト
され、ブラピ主演『セブン・イヤーズ・イン・チベット』(97年)の舞台にも
なったチベットは、今や「聖なる土地」という印象か。まあ、イエティがいる
ので秘境には間違いないけど(笑)。

http://www.excite.co.jp/News/odd/Tocana_201408_post_4555.html
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この「ヘイトスピーチ」を任せる人物は、沖縄担当の特命大臣も兼ねていると
なれば、沖縄で使われるものも当然となって「特定国」だけへの配慮ではなく
なるのは良いことだし、どしどし厳罰化されるのも良いことである。



そしていかなるデモでも、それらが上げる発言を記録して、公平に批判し「厳罰
化」なかでも「外国人によるデモまがい」には、それこそ内政干渉として「国外
排除」をしていかないと、欧州の憤懣と同じになって来る。
「差別」に厳しい眼を、しかしてその差別を特権に結び付けてしまう「やから」
にはより以上の厳罰を課していくのは、法律の上での平等と自国民と外国人との
区別において、もっとも重要な要素である。

で、取上げられていた映画「大怪獣バラン」。





「大怪獣バラン」 五十八年公開作

東北の秘境とされる・・・。これが矢面に上がった「チベツト云々」だが、そこで
古代の怪獣が現れ、この怪獣のフォルムがムササビというところがなんともなアイ
デアで、その上「ゴジラ」みたいな無敵でなく、人間の知恵で何とかその脅威を
取り除くことに成功して、騒動は治まる・・・。
てな、ものだが、怪獣映画でも「差別批判」を受けて、なんともな自主規制されて
長らく「お蔵入り」していたってのが、昔の人達の「差別に対する怯え」が、良く
出ていて、これじゃ「部落差別」で、税金も湯水の如く垂れ流されるはずだし、それ
に味をしめれば、いよいよ「利権」として脈々とそれで禄を食める人もとなる。
そういった点では、怪獣映画の娯楽も「利得を目的の人」に取っては、噛み付くのに
格好だった・・・。
その「チベット」も、そんな騒動以上に、とんでもなく「民族浄化」という侵略で
「差別」は物凄い・・・。



こういった動画の「凄まじい映像」を見れば、誰でも「差別」は良くないとなるだろ
うが日本のメディアの中には、この独裁国家を褒め称えたところがあるとなると、
平等という「概念」のない「差別」が、日本に生まれるわけだとなる。
まぁ、今になって批判の中心の「アサヒる」報道機関なのだから、納得である。



中狂による侵略は、秘境のチベットだけでなく中央アジアの国に及び、今でも
弾圧という差別は進行中である。


こういったところが、批判をすれば注進好きすぎて「あんたどこの人?」の疑問
が頭の片隅にでも浮かばないメディアによって、まるで世界中が批判しているか
の「印象操作」に励むのだから、さすがな歴史的精神倒錯者の集団だと思う。

もっとも「差別」でも、以下のような「可愛く毒を吐く」て、やんわりと批判
するのには、眼を吊り上げて「サベツダァ」は通じないだろう。
なにしろ自分の出自を表明しているだけで、誤解しないでなのだから・・・。




ただ、動画からうかがい知れるのは、「嫌っている」のをソフトにしただけで、
その憎悪は普遍的になって来る・・・。

上の「規制」云々に関しても、法で抑えても嫌悪感は消えないし、より増幅して
しまうということで、批判される側が改めて初めて「差別的扱い」から抜け出せる
と、普通の感覚では理解でき、アメリカに移民していった日本人は、その血でそれ
を実証して見せた。





かつては日本人だった人々、勇んで戦いに挑んでいった歴史を見詰めることなく、
被害者をワメキ立てるのは、この慰霊の日には理不尽すぎるだろう。
ただただ、犠牲になった人々に「合掌」するのが、人間としての最低限の役目
ではないか・・・。

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           といったところで、終戦でなく敗戦記念日のエントリーは
                       ここらで、またのお越しを・・・。