新体制になってから能力的なのか、統治をする意欲が空回りして、空中分解を予見出
来るような事件が頻発する「中共中国」は、国内の不満を外に向けさせるかの「領土拡
大」に奔走して、どこでもトラブルを起こして、世界からの注目を集めるが、国内の民主
化への思いが二十五年目の「天安門」で、一気に不満爆発してしまうか・・・。
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天安門事件から25年 香港でデモ行進
'NHKニュース
天安門事件から25年 香港でデモ行進' 中国で民主化を求める学生たちの運動が、
武力で鎮圧された1989年の天安門事件から今月4日で25年になるのを前に、香港
で1日、当時の学生などがデモ行進し、中国政府に対して、事件の評価を見直すよう
求めました。
これは当時、中国の民主化運動を香港で支援した元学生などが、毎年行っているも
ので、ことしは、およそ1900人が参加しました。
参加者は「民主的な中国を建設しよう」と書かれた横断幕などを掲げながら、中国政
府は、一部の学生による「暴乱」とした事件の評価を見直すべきだなどとシュプレヒコ
ールを上げ、香港の中心部を4キロにわたって行進しました。
天安門事件から今月4日で25年となるのを前に、香港ではさまざまな催しが行われ
ていますが、海外から訪れた一部の活動家らが、空港で香港に入るのを拒否される
ケースが相次いでいます。
中国本土でも、ことし2月に事件の犠牲者の追悼式を開いた活動家が、先月になって
警察に拘束されたり、関係者が当局の厳しい監視下に置かれたりしていて、治安当局
は、例年以上に引き締めを強めています。
デモ行進に参加した四川省出身の男性は「事件に関する中国国内の情報は、歴史の
真相と異なります。傍観するのではなく、自分も協力して、今こそ歴史の真相を多くの
人に知ってもらいたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140601/k10014891271000.html
南シナ海パラセル(西沙)諸島海域で中国船に衝突され沈没したベトナム
漁船の乗組員らが5月31日、ダナンで読売新聞などの取材に応じた。
乗組員らによると、ベトナム漁船は26日午後4時頃、中国の石油掘削施設
から約30キロ・メートル離れたベトナムの排他的経済水域(EEZ)で漁をし
ていたところ、中国船が警告なしに体当たりしてきた。
中国船はベトナム漁船の6倍ほどの大きさで、ベトナム漁船は転覆し、船首
部分を除いて沈没した。
乗組員10人は海に投げ出され、10分ほど泳ぎ、周囲のベトナム船に救助
された。中国船は乗組員を助けようともせず、周囲で様子を見ていたという。
乗組員は中国船について「漁船を装った中国当局の船に違いない」と証言
した。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140531-OYT1T50117.html?from=ytop_top
米国のヘーゲル国防長官は31日、シンガポールで、中国人民解放軍の
王冠中・副総参謀長と会談した。
王氏は、中国の南シナ海での石油掘削を「一方的な行動」と非難したヘー
ゲル氏の演説を取り上げ、「中国に対する批判には根拠も道理もない」と
主張し、緊迫した雰囲気となった。
王氏はまた、「双方が率直に批判しあうことは両国の問題解決にもつなが
る」とも述べた。その間、ヘーゲル氏は硬い表情だった。
中国中央テレビによると、王氏はヘーゲル氏の非難に対し「中国は領土
問題や海域の区分に関し、長年にわたり自らもめ事を起こしたことはない」
と反論した。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140531-OYT1T50125.html?from=ytop_main5
今月22日、中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市の朝市で起きた史上最大の襲撃事件
は国内外に大きな衝撃を与えた。それに先立ち5日には広州市でもウイグル人の犯行と
される襲撃事件が発生し、12日には同自治区のホータンで警察署に爆発物が投げ込ま
れた。
政権発足以来、習近平国家主席が唱える「厳打高圧(厳しく打撃し高圧な姿勢で臨む)
政策」の下でウイグル人に対する弾圧は、かつてないほど厳しくなってきたが、それが逆
にウイグル人のより一層の激しい抵抗を招いた。弾圧すればするほど、受ける抵抗も激
しくなるという強権政治の深いジレンマに、習政権ははまっている。
10万人の武装警察を同自治区に送り込み、事実上の戒厳体制を敷いても22日の大規
模な襲撃を防ぐことはできなかった。「厳打高圧政策」は完全に破綻している。習主席の
指導力に対する疑問が政権内で広がることも予想され、彼の政治的威信は大いに傷つ
くことになろう。ウイグル人との泥沼の戦いでの最大の敗者は習主席自身なのである。
抵抗をしているのはウイグル人だけではない。今月12日、四川省宜賓市では男による放
火で路線バスが爆発し、77人の負傷者が出た。4日後の16日、今度は安徽省樅陽県金
渡村の共産党委員会の建物に村民が乱入して自爆し、村の党ナンバー2の主任を爆死
させた。政権は「死への恐怖」を民衆に対する抑え付けの最後の手段に使っているが、
民衆がもはや死も恐れずに反乱を始めている。
これは政権にとって最も恐れるべき事態である。
外交的にも習主席は大変な苦境に立たされている。5月初旬にベトナムとの係争海域で
中国側の強行掘削に端を発した中越衝突事件の発生以来、関係諸国の猛反発を受け
て中国の孤立化が目立ってきているからだ。
ケリー米国務長官は12日、「中国の攻撃的な行動を深く懸念している」と中国を名指し
で批判した。16日、カーニー大統領報道官は記者会見において、中国の一方的な行動
は「挑発的だ」とあらためて批判し、領有権争いをめぐるベトナムとの対立激化は中国側
に原因があるとの考えを示した。アメリカは、中国とベトナムとの対立において完全にベト
ナム側に立つことになった。
10日から開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議は、南シナ海での緊張の
高まりに「深刻な懸念」を表明する共同声明を発表した。ASEAN諸国が結束して中国
を牽制(けんせい)する立場を示したといえる。拙速な掘削強行で中国はアメリカとの対
立を深めただけでなく、東南アジア諸国から総スカンを食う結果となった。これはどう見
ても、習政権の外交的大失敗であろう。
大失敗を何とか挽回すべく、習主席は21日に上海で開かれていたアジア信頼醸成措置
会議で「アジアの安全はアジアの人民が守らなければならない」と演説し、アメリカの影
響力を排して自国主導の安全保障体制づくりを進める「新アジア安全観」を提唱してみ
せた。
しかしそれは会議の共同声明に盛り込まれることもなく単なる習主席の一方的な発言
に終わった。そして今日に至るまで、「盟友」のロシアを含め、習主席が唱える「新アジ
ア安全観」に同調するような国は一つも現れていない。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140529/chn14052912200011-n1.htm
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多民族国家を共産主義の名の下に一つにまとめているが、これが弾圧と搾取のみ
の「独裁政治」なものだから、不満は深く地下に潜り拝金主義が横行して、何でもあり
の体で「模造品国家」の名が揺らがないものとなり、政府の強めの意見と裏腹に、顰蹙
を買いながら経済発展の歪みが人民の意識も歪ませて、近い未来に「民族独立」で
ソ連と同じ道を歩むのも予見出来る。
その昔「ヒマラヤの雪男」が話題になった。
そこがまだチベットとして認識されていて、中共中国ではない時代には、欧米映画では
なによりな言語が現地人の会話として出てくるのだが、そこらも全部元々日本の領土
かいなと、けたけた笑える「可哀相な雪男」ものを・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=KG75HKFPXEA
「スノー・クリィチャー」 五十四年未公開作
ヒマラヤにやって来て、雪男を捕らえて研究の戯言で「見世物」としてアメリカくんだり
に連れて行く物語だが、そこで雪男は逃走して地下水道に潜む。
モロに「キングコング」の亜流だが、現地人の言葉はなんと日本語ってのが、なんとも・・・。
当時の認識が垣間見れるのは貴重だが・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=SE3h5ZDPL-Y
「獣人雪男」 五十八年公開作
ヒマラヤの設定を日本アルプスに変えて、日本にも居たという想定でのものだが、
こちらは親子の物語で、人間に殺される子供に怒り狂う雪男の構図は、そりゃそうだ
の「雪男」可哀相・・・。
そしてアルプスの麓の部落が、また差別的描きかたとか特撮の目論みも消し去って
残念なものとなった。
https://www.youtube.com/watch?v=kiMBRJ-sqwk
「ヒマラヤの雪男」 五十六年未公開作
この映画もなぜか日本語が現地語になっていて、多量のどこかの転用フィルムを
つなぎ合わせて尺を伸ばす。
雪山の洞窟に現れる雪男、ここでやたら変な展開になり、雪男は一族で案内役もその
血を受け継ぐ者と、わけが分からなくなる。
それでも何とか雪崩の中から生還した男の活躍でメデタシ・メデタシでは終わらず、脱
出の際、やられたはずが不死身の体を持つ追っかけてきた雪男の一族の男が、まさかの
ロープが切れて谷底に落ちて、やっとエンド・・・。
緊迫感もなく、セリフも学芸会、造形もちゃっちいと・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=Q1ZW6MlMNno
「恐怖の雪男」 五十七年未公開作
こちらハマーのやつだが、人間の欲や功名心とかの軋轢が雪山で展開されて、
怖いのはやはり怪物でもなく人間様が一番という展開を見せるハマーとしては
おどろおどろした雰囲気もなく、ドラマ展開が怖い一本となっている。
https://www.youtube.com/watch?v=Mh7rKslDbb4
「雪男 イェティ」 七十七年未公開作
こちらは北極海の氷に閉ざされていた雪男を発見して、お持ち帰りしての見世物展
開が冷凍から目覚めてしまうで、大暴れ後主人公の願いで帰っていく・・・。
それにしても特撮のひどさはなんともしがたい。
縮尺はあってなしで、最大の大きさではヘリコプターで運べないだろうし、暴れれば
簡単に墜落しそうだが、それらを踏ん張って・・・。
そして不明になった犬のラストで現れる場面なんて、名を知らない少年が極自然に
名を呼ぶって・・・。
まぁ、脚本のダメさ加減は終始変化無しなのだから、疑問はうっちゃって「友達なら
当たり前」なんだろう。
ヒマラヤ・チベットという認識が、そこにいるはずの「未知の生物」にロマンを与え、
そしてそれが凶暴であると一方的に認めるのは、差別意識のそれだろうし、映画の中
でのそれらを見るとき、今のヘイト・スピーチ云々などと比較すると、実際に被害に遭
った数々の出来事がネットで知れ渡って「嫌う」のは差別ではないだろうし、盲目的に
信じ込む昔の人々の迷信好きとは違うものだろう。
そんな姑息なヘイト・スピーチと、中共中国の横暴な振る舞いと異民族弾圧と覇権主義
とをみれば、利己的凶暴な人間対公平を望む人々という構図が見えてくる。
その点、雪男のロマンとして捉えると、残酷なのは人間でありが昔から映画に描かれて
いるように思う・・・。
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といったところで、またのお越しを・・・。