遡る過去は輝かしい歴史願望と「人間解剖島 ドクター・ブッチャー」  | 流浪の民の囁き

流浪の民の囁き

映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

被害者面で、いい思いをしたまでは良かったが、それが他方への侮辱や教育の歪み

を伴って、一歩国を出れば「教えられたことと全く違う空気」を感じ取れば、うつ病を発

症してもおかしくないのだが、歴代の政権が「保身しか目的」にしていないから、感情

は肥大化して、傍から見ていると「独り相撲」の滑稽さが滲んで憐れである。

とはいっても同情できるものでないので、それこそ「ご愁傷様、倫理的にも生まれ変わ

れ」のカトリックの諭しは、心理だなぁと・・・。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

朴正煕政府が売春女性を慰安婦と呼び管理=韓国議員が資料公開
【社会ニュース】 2013/11/11(月) 11:13


流浪の民の囁き



韓国野党・民主党のユ・スンヒ議員は6日に行われた女性家族省の国政監査で、朴正

煕時代に国が米軍兵を相手に売春する女性らを直接管理し、女性らを“慰安婦”を呼

んでいたことを示す資料を公開した。
複数の韓国メディアが報じた。
国政監査でユ議員は、「米軍慰安婦という言葉を聞いたことがあるか」と発言。「国が

(米軍慰安婦を)組織的に主導した証拠がある」と述べ、国家記録院から提出を受けた

資料「基地村浄化対策」を発表した。
同資料は1977年4月に作成されたもので、表紙に朴正煕大統領の直筆サインがある。
発表によると、資料には、当時政府が全国62カ所の基地村に9935人の女性が暮らして

いたことを把握し、浄化政策の一環として基地村に専用アパートを建てる計画があった

ことなどが記されている。当時の被害者の証言によると、専用アパートの建設は、公娼

として認めることになるとの論争が起きたことで白紙化したという。
ユ議員はまた、各地域に基地村の女性を強制的に収容する「性病管理所」があったとし、

関連する条例や登記簿謄本を公開した。この中の議政府市の条例改定案には、「国

連軍駐屯地域の慰安婦のうち、性別保菌者を検診、探し出して収容治療や保険・教養

教育を実施する」との記述があった。
ユ議員は、「基地村の女性に対して“慰安婦”という用語を使用し、強制収容して治療

を行っていたことが明らかとなった」と述べた。強制収容治療では性病が完治するま

でペニシリン注射が行われ、この過程でペニシリン・ショックを起こして死亡する女性

は多かったという。
ユ議員は韓国政府に「軍独裁時代に行われた人権侵害や過ちを認めるべきだ」とし、

被害女性の実態調査に乗り出すよう求めた。(編集担当:新川悠)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1111&f=national_1111_017.shtml





朝日新聞が慰安婦報道の一部を取り消したことを受け、 日本の右翼勢力などが旧日本

軍の強制性を否定する動きを強めるなか、 韓国外交部の2日の定例会見で一部日本メ

ディアが強制動員の証拠を求めた。
日本メディアの質問に対し、魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官は 韓国政府の立場を強く主張

し、論争が起きた。
読売新聞の記者は 「朝日新聞が済州島で女性を慰安婦として強制連行したという
吉田清治氏の証言を虚偽と認め、記事を取り消した」
として、 「慰安婦が強制連行されたという説を裏付ける主な根拠がなくなったわけだが、
韓国政府は日本軍が組織的に強制連行したと主張するのか」
と質問。 これに対し、魯報道官は「軍の強制性を立証しているものは無数にある」と強調し、
「最も明白なのは被害者の肉声による証言」と述べた。
また、毎日新聞の記者が「読売の記者は強制連行、狩りのように連れ去られたこと
(があったかどうか)について質問したもの」 として、再び韓国政府の見解を聞いた。
魯報道官は 「強制性という言葉の意味は皆さんが常識的に知っているもの」 と答えた。

その上で、「そういう明白な証言を聞いたのに、なぜ顔をそむけようとするのか。
証言もあり、証拠もあり、世界中が知っている。万人が知っていることは証明する必要が

ない」 と反論した。
「証拠」を求める質問が再度出ると、
「最近、中国で戦犯の供述書を公開している。その内容にも詳細に記録されている」 と話

した。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2014/09/02/0800000000AJP20140902002800882.HTML

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

朴正煕時代に国が米軍兵を相手に売春する女性らを直接管理し、女性らを“慰安婦”

を呼んでいたことを示す資料を公開した。


と「忘れたい国内紛争」である「朝鮮戦争での「国連軍」の慰安に利用した女性の「資料

は豊富」にあると、既に世界に知られている「捏造根拠の広報」という、相手に対する侮

辱も平気で、その上「友好」とかでは、いくらお人よしでも「こんな連中、相手にしていたら」

と思うのは、世界の共通認識である。

何より「利己的主張」も、その足元が崩れれば「謝罪」は当たり前と、一般には認識されて

いてもそれさえ無理となれば、三原則」履行が利口な行動様式になる。


何しろ歴史の中心が自分であり、それを基点すれば「各国の騒動」も壮大な自国の歴史

に由来するとなるのだから、物凄い主観修正主義である。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


内容紹介

日露戦争は「祖国防衛戦争だった」と認識している日本人は多い。しかし、日露開戦に

向けた戦争準備、開戦当初の軍事行動から、日露戦争が日本の韓国侵略の野心によ

って、日本によって引き起こされた侵略戦争であったことが見えてくる。その開戦前後の

作戦の中心になったのが、日本海軍の通信戦略であった。まず、日本海軍が、日露開

戦の一ヶ月も前から、本拠地である佐世保から韓国南岸に極秘裏に海底電線を敷設し

ていたこと(第VI章)、日本の最初の武力行使は、連合艦隊の佐世保出港に先駆けて、

第三艦隊によって実行された韓国の鎮海湾と電信局の占領であったこと(第VII章)、「日

本海海戦」は、無線と有線を組み合わせて朝鮮海峡の戦略的封鎖網を構築した日本海

軍のハイテク勝利だったこと(第VIII章)等は、従来の日露戦争研究史に欠落していた部

分である。そしてこれらの日本の軍事行動は、日露両国に対し韓国の戦時中立の保障

をもとめ、また世界に向かって日露の紛争に際し「局外中立」を守ることを宣言し、諸外

国から承認を得ていた大韓帝国に対する明白な侵略行為であった(第I章)。日本の軍事

力に対抗する軍事力を持てなかった大韓帝国が、国際法に則り日本の不法行為を国際

社会に訴え続けていた事実を明らかにした(終章)。本論に入る前に、序章において日本

と韓国の国際通信の歴史を振り返った。これはそのまま日露開戦の前史となるものである。

出版社からのコメント日露戦争の本は何百冊とあります。現在出回っているものだけで

も数十冊はあるでしょう。それらと、本書が決定的に異なるのは、本書が、近年公開され

た『極秘明治三十七八年海戦史』ほか新史料を綿密に読み込んで書かれたことです。

それにより本書は、日露開戦をめぐる通説に対し、次から次へと修正を迫る結果となりま

した。副題を「従来の『定説』をくつがえす」とした理由です。その最大のポイントは、日露

開戦の見方です。従来の通説が、日露交渉のもつれから、あるいはロシアの圧力に対し

て止むを得ず、といった受身的ないしは防衛的なとらえ方だったのに対し、山本権兵衛海

軍大臣の主導によって日本側から仕掛けた戦争だったことを、史料の裏付けによって明ら

かにしたことです。何よりも驚くのは、日本海軍が当時のハイテクだった電信を、作戦準

備・実行の生命線ととらえ、ウラジオストクから朝鮮半島南部、そして長崎へと電信線を敷

設させて通信網を整備していたことです。その上で、ロシアの旅順艦隊を壊滅させたあと、

やってくるバルチック艦隊との主戦場については初めから朝鮮海峡に設定し、そのあとウ

ラジオへと向かうに違いない残存艦隊を迎え撃つ第二戦場を、欝陵島とリヤンコ島周辺に

設定、そのため日本海海戦の4カ月前、1905年1月、この作戦をより完全なものにする目的

で、リヤンコ島を日本領に組み込むことを閣議決定し、名前を「竹島」としたのです。

以上のような史実から見ると、バルチック艦隊の航路をめぐっての論争などあり得ない話で

すし、ましてT字型戦法など作り話としか考えられません。本書にはこうした「定説」修正の

ほか、これまでの日露戦史には欠落していた韓国(大韓帝国)からの視点が組み込まれて

います。これにより、日露戦争での日本軍の最初の武力行使が韓国に対してだったことが

明らかとなります。前作『朝鮮王妃殺害と日本人』(2009年)で登場した歴史家による、とくに

「司馬史観」に傾倒する人々にとっては画期的な問題作であることに間違いありません。


著者金 文子(キム・ムンジャ Kim Moonja) 1951年、兵庫県に生まれる。70年、大阪府立

北野高等学校卒。79年、奈良女子大学文学部修士課程終了。79年4月から86年3月まで

同大学文学部助手。98年4月から現在に至るまで、同大学事務補佐員。論文等「朴珪寿の

実学──地球儀の製作を中心に」(『朝鮮史研究会論文集』17号、1980年3月)「李朝後期

科挙制度について──直赴法を中心に」(『研究年報』24号、奈良女子大学文学部、1981年

3月)「三・一運動と金允植──独立請願書事件を中心に」(『寧楽史苑』29号、奈良女子大

学史学会、1984年3月)


註:「極秘明治三十七八年海戦史」はアジア歴史資料センター にてインターネット無料閲覧

できます。「明治37.8年海戦史」で検索。



http://birthofblues.livedoor.biz/archives/51535891.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

こんな歴史を真顔で著作できる神経は、大したものである。

何より誇大な売り文句の「帝国」の意味も、大して考慮していない意識の乏しさは、トホホな

気持ちを倍化させてくれる。


で、この結果的に自国の民族殺戮合戦での「恥部」を、亡きものとしてそれ以前へと遡り、

被害者面とか、それが価値を失えば、それ以前の「震災時不幸」とか、何でもかんでも

被害者。

そして単に舞台にされただけの「他国の戦争」も、中心に自分達を据えれば、資源価値も

人的価値もあったと、壮大なファンタジィーへとしたためるのだから、傍から見ていると

「世界の中心で、恨を叫ぶ」可哀相な人々が想像出来て、そしてそれを映像化すると、

ファンタジィーがエログロ・ナンセンスの何でもあり、ごった煮のイタリア映画と合致して

しまって、やっぱりなぁと・・・。




流浪の民の囁き


http://www.youtube.com/watch?v=jdRiNe4nOKQ

「人間解剖島 ドクターブッチャー」 八十八年公開作


イタリアのいやらしい「売らんかな」根性は、話題になったものを全部ぶっこめば、ヒット

するだろうの「スケベ根性」丸見えの他作品からの流用だって構いしない「うれりゃいい

んだ」の映像化なのだから、クズっぷりは半端ない。

まぁこの「クズ映画が好き」という一部の人にとっては、相変わらずの「バカっなクズ作品」

のアラ探しが楽しみではあるのだろう。

制作から三十年も経っても「話題に上がるクズっぷり」も、それはそれで評価だろう。



流浪の民の囁き



邦題はマッドドクターものみたいだが、原題の「ゾンビ・ホロコースト」ってのが、インパクト

は強烈で、それと内容が伴わないクズっぷりだから、ここでは誇大な邦題から一応内容

に添った題名という変な配慮が偲ばれる。

この映像など今話題の「ヘイトスピーチ」ばりの差別意識満々なのが、歴史を感じる。

舞台は東南アジアの孤島で、そこには「食人族」がいて、その島で「ゾンビ造成」している

マッドドクターがいて・・・。

一応設定はサスペンスみたいに、都会での研修生相手の解剖室からなくなった手首の捜

査から東南アジアへと調査に行く人々ってな出だしは、それなりのテンポがあるのだが、

以降はいかに「グロく見せるか、エロを差し込めるか」に傾注して、シナリオなどほっとけ

の杜撰さが垣間見れて、女の裸と残酷な食人、差別的現地人の昏迷さを見せ付けて、

単にマッドドクターの死を持ってエンドにするという、なんともな作品。


にしても、女の裸をこれでもかと見せるで、その裸体を見て現地人が魅了されて、指示に

従ってしまって「マッドドクター」を殺戮に行く設定は、いささか差別意識の凄さを見せ付ける

何より「食人」のさまがマンガチックの演技で、グロさに笑ってしまう。

イタリア映画の商業主義の中に息衝く、他人のことなど一切構わず、映像的に衝撃的であ

れば何でもいいは、そのクズっぷりは見上げたものであるし、こんなものに「パクリ」が加わ

れば「何だって捏造して、映画にしたためる」を実証してしまう。

誹謗・中傷が目的なら、こんな作品も「ぱくり」の参考になりそうってなことを、見ながら頭の

隅で考えてしまう・・・。


人間解剖島ドクター・ブチャー<ヘア解禁オリジナル完全版> [DVD]/エスピーオー
¥5,184
Amazon.co.jp

                            といったところで、またのお越しを・・・。