「デモ」に対する批判やら差別発言やらは、血相を変えた人々が目じりを吊り上
げて「被害者面」を演出しているが、さてそもそもの批判の元は・・・。

「特権に甘えるな」、同じ境遇の外国人として暮らせないのなら、「国に帰れ」
という真っ当な主張だと思うのだが、そこは「特定日本人」という在留許可の
特定移住者に対する温情が、逆に日本人差別を引き起こしているという、なん
とも不可思議な事象については、一切言及しないのだから、巷間言われている
特権も相当な「待遇」と見るべきだろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
昨年8月の李明博大統領(当時)の竹島(韓国名:独島)訪問以降、日本国内
の反韓国デモはより過激になった。
今年に入ってからは東京・新大久保や大阪・鶴橋などのコリアンタウンでも
「韓国人を殺せ」のような悪質なスローガンが掲げられている。
差別排外主義を掲げる行動の現場を報告する。
(ラジオフォーラム リ・シネ)
「皆さん、朝鮮人は嫌いですか? 皆さんが健康であることの証拠でもあり
ます。ウジ虫ゴキブリ朝鮮人。これは、何千何万回言っても飽き足らない」
これは、去る2月9日の東京・新大久保で行われた「不逞鮮人追放! 韓流撲
滅 デモ in 新大久保」と称する街宣で発せられたスピーチのひとこまである。
発言者はこのデモを主催した「新社会運動」の代表である桜田修成氏。
この日のデモに集まった各団体は、「行動する保守」とも呼ばれる。街頭で
の宣伝やデモ、署名集めや募金活動といった市民運動的なスタイルを取るの
が特徴の右派系グループだ。代表的な団体が「在日特権を許さない市民の会
(在特会)」である。
この日、大久保公園を出発したデモ隊は、コリアンタウンの周囲を、このよ
うな罵声を発しながら一周した。
先導車両は「ゴキブリペプシマット」と彼らが呼ぶ、落書きされた「太極旗」
(韓国旗)を引きずっている。
彼らが掲げたプラカードや横断幕には「良い韓国人も悪い韓国人もどちらも
殺せ」「害虫駆除」などと書かれていた。
プラカードを持った人々はカメラを持つ私に向かってそれを掲げ、得意そう
に笑った。
中学生に「虐殺するぞ」を叫ばせる
2月24日大阪鶴橋。この西日本最大のコリアタウンで、『日韓国交断絶国民
大街宣 in 鶴橋』と称するデモと街宣が行われた。
鶴橋駅前の街宣では、女子中学生がマイクを持って次のように叫んだ。
「まず日本人の方に聞きたいです、ここにいる『チョンコ』が憎くて、憎く
てたまらない人は何人いますか? 」
「もう(朝鮮人を)殺してやりたい。皆さんもかわいそうやし。私も憎いし、
死んでほしい。『鶴橋大虐殺』を実行しますよ」
思想や言論の自由はあるとはいえ、中学生にこのような発言をさせるのは、
一種の虐待に当たるのではないのか。
私自身、中学生の息子がいるので、とてもつらく思う。それと同時に、周
りにいた大人たちがはやし立てていたことに憤りを覚えた。
このような聞くに堪えない言葉が発せられる「差別憎悪扇動行動」が、東
京・大阪などで、公然と警察と行政の許可のもとに毎週のように行われて
いるのだ。
「朝鮮人を叩き出せ。竹島を取り戻せ。日韓断交を実現するぞ」 「殺せ、
殺せ、朝鮮人」
アジアプレス 4月2日(火)16時19分配信
◇コリアタウンで排外街宣 女子中学生に「虐殺」叫ばせる異様
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130402-00000000-asiap-soci

韓国のコミュニティーサイト「ガセンイドットコム」の掲示板に「日本の
度が過ぎた反韓デモ外国人が『日本がこんな国だとは知らなかった』」と
のスレッドが立てられたところ韓国人ネットユーザーからさまざまなコメ
ントが寄せられた。
スレ主は、「日本の右翼の嫌韓デモが、度を越しているなかで、日本国内
でも反韓デモと親韓デモが衝突する事態まで起きました。 挙句の果てに
、まるで韓国人を人間扱いしないようなスローガンまで登場して、
外国人たちも驚いて非難している状況です」 と述べ、日本国内の反韓デ
モの記事とともに、日本のネットユーザーのコメントを紹介した。
記事では、日の丸や旭日旗を掲げた集団が、「朝鮮人を殺せ」、「出て
いけ」などと叫びながらデモを行ったと説明。
デモの参加者が「朝鮮人をガス室へ送れ」、「朝鮮人の女をレイプしろ」
などと発言したと伝えた。
また、この光景を見たカナダ人は「日本がこのような国であること知ら
なかった」と述べたと紹介した。
これに対する日本のネットユーザーの反応は、「韓国人の自作自演だ」、
「在特会は本当にだめだ」、「日本はこんな国だから、もう来ないで」、
「日本人よ!人種差別をやめろ!」、「日本人ならレイプという
発想にならない、朝鮮人の自演だ」 といったさまざまな声が上がった。
一方、記事の内容と日本の反応を見た韓国のネットユーザーのコメント
の傾向は、 「戦犯旗を誇らしげに持ち歩くとは」、「人生の敗北者た
ちの哀れな姿」、「あれは愛国ではない。愛国のコスプレをした売国だ」
「自分たちの不利なのは、ことごとく韓国人の自作自演なのか」と、反
発する意見が並んだ。
また、「大多数の日本人は、韓国に大きな劣等感を感じていますからね」
とデモの原因を探るものや、「彼らが隠そうとしていた醜い顔を世界に
見せるいい機会だ」として、このような差別的なデモは世界的に恥をさ
らすことになるとのコメントもあった。
さらに、「もしこの記事の内容が事実なら深刻な問題ですね。関東大震
災時の虐殺を思い出します」と在日韓国人について危惧する声も上がった。
そして、「私たちは、これから日本がどのようにこの問題を是正し、
また、日本社会が変化することができる力を持っているのかを見てみま
しょう! 日本社会が病んでいる社会なのか、健全な社会に戻るのか、彼
らはどちらを選択するのか!」 との意見も見られるなど、在特会らのデ
モが韓国人にとっても関心の高い問題であることがうかがえる結果となった。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0403&f=national_0403_033.shtml

在日特権を許さない市民の会」(在特会)などによる醜悪な「嫌韓デモ」
が、東京・新大久保や大阪・鶴橋などの同胞多住地域で頻繁に行われるよ
うになっている。「良い韓国人も悪い韓国人もどちらも殺せ」などと罵声
を浴びせて、その言動は過激化していくばかりだ。
こうした動きに対して14日、東京・永田町の参議院議員会館で日本の国会
議員11人が呼びかけ人となって、「排外・人種侮蔑デモに抗議する国会集
会」が開かれた。国会議員らによる抗議集会は今回が初めてだ。
日本の国会議員である有田芳生氏(民主)や照屋寛徳氏(社民)、平山誠
氏(みどり)ら11人が呼びかけ人となった「排外・人種侮蔑デモに抗議す
る国会集会」が14日、東京・永田町の参議院議員会館で行われた。
定員200人の会場には、250人を超える参加者が集まった。
在特会などは、東京・新大久保や大阪・鶴橋で、「朝鮮人首吊れ毒飲め飛
び降りろ」「鶴橋大虐殺」といったプラカードを掲げて、「朝鮮人は殺せ、
死ね」といったシュプレヒコールを繰り返しながらデモを続けている。
集会では、このようなデモを「異常なデモ」と規定し、内容は「殺人教唆」
とも言うべきで、「表現の自由」の一線を越えた悪質な扇動にほかならな
いと非難した。また在日韓国・朝鮮人などを差別して侮蔑する行為は、
「公共の平穏」を乱し、「人間の尊厳」を傷つけるもので、決して許され
ないとした。
司会を務めた有田議員は「『殺せ、死ね』などの言葉が、日常用語化して
おり、歯止めをかけないといけない。この問題については国会でも質問し
ていきたい」と話した。集会で宣言文を読み上げた田城郁議員(民主)も
「『黙認』は『容認』になってしまうと思い、集会に参加した。
これは『表現の自由』を逸脱しており、国会議員として容認できない。
ほかの議員ももっと問題意識を持ってほしい」と訴えた。
集会では、在特会問題に詳しいジャーナリストの安田浩一氏、京都朝鮮初
級学校事件と関連して弁護士の上瀧浩子氏、龍谷大学法科大学院教授の金
尚均氏が基調報告を行い、「一水会」顧問の鈴木邦男氏と同会長の木村三
浩氏、作家の森達也氏が意見を述べた。
安田氏は「集会が開かれた意義は大きい。しかし在特会とつながっている
政治家もいる。政治家としてこの問題に対して具体的に検討してもらいた
い」と訴えた。
上瀧氏や金氏は、在特会などが行う言動は、「韓国人、朝鮮人」といった
具体的な個人に向けられていないため、日本の法律上は「犯罪」にはなら
ないという問題点を挙げた。金氏は「ドイツで実施されている『民衆扇動
罪』のような法律が日本でも検討される必要がある」と指摘した。
現場の警察関係者も「実際に取り締まりたくても、法律がないために取り
締まれないのが現状だ」と話している。
木村氏は「右翼は差別などしない」、森氏は「学校のいじめと同じ構図」
と強調。鈴木氏は「デモは警察がやらせている。彼らは逮捕されない。
警察と共闘している。公安が予算のためにやらせている」と指摘した。
安田氏が「彼らは運動をやめない。これからも続く」と指摘した。
後日、民主党の細野豪志幹事長も、この問題に全面的に取り組むことを
表明した。
7日には、新大久保で在特会などによるデモが120人規模で行われたが、
それに反対する市民らが200人以上も沿道に駆けつけた。デモ隊を超える
市民が集まったのは今回が初めてだ。市民らはデモ隊に対して、「帰れ」
「差別主義者は恥を知れ」「殺すと言うなよ」などと訴えた。日本人の
深刻な問題として捉えて行動を起こしている市民もいる。
一方で在特会などによるヘイトスピーチの対象となっている新大久保の
同胞は、デモの影響で客足が落ち、事業や生活自体を脅かされ続けている。
http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=72720&thread=01r04

抗議集会に心より賛同します。集会があったことを今、知りました。
有田さんご指摘の通り、レイシズムはイデオロギーに関係なく、恥ずべき
ものです。私も、やれることはなんでもやります!
RT@aritayoshifu: (1)在特会などによる品性下劣かつ人種差別デモへ
の抗議集会…
https://twitter.com/hosono_54/status/312209644938473472 2013年3月14日 - 7:32
↓
そのような発言はしていません。こういった事実に基づかない情報が拡
散するのは、ネットの問題だと思います。
RT @bakuzona: U-1速報 : 「民主党幹事長が反韓デモ規制法を国会
提出する意向を表明」
https://twitter.com/hosono_54/status/315405145099866113 2013年3月23日 - 3:10
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
個ではなく集団の組織的なカウンター抗議とか、どこか統率の取れた暴力
集団という印象が強くなる「レイシストしばき隊」なる珍妙な集団と「在
日特権を許さない会」のいい争いみたいに矮小かしたいのか、全国の日本
人が疑問を持っては困る「特権とはなんぞ」には、一切触れずなのだから、
それらを享受する団体は、ひやひやものだろう。

「在日特権を許さない会」という名称がマス・メディア的にはいくら擁護
しなくてはならない集団であっても、名称ゆえに報道の俎上すれば、「特権」
言及は避けられずだし、日本の公安が捜査するとなれば「過激派」やら「テ
ロ」警戒のためであるわ鑑みれば、上の記事を書いた人々も「テロ擁護」と
見られても、あの国会議員など「辞職」ものとなるから、「へたれた幹事長」
は、意味不明な「弁解に終始」と相成って、この問題に口をつぐむ。
騒げば騒ぐほど「在日特権」がクローズ・アップして、ますます「デモ」を
行う人々に「卑劣な印象操作」が待っているが・・・。
明確に「特権わ説明している」動画があるので、それを・・・。
これらも「本国の意向」によっては、以下のような意思表明されれば、折角
「三国人」として獲得してきた「利得」も・・・。

個の集団が、どこかに属して「圧力団体」としての存在感わ示しても、この上の
ような決定が、より上部より持たされた時、さて今までの「特権」を剥奪されたら、
統率力を持ってこれまでの集団を維持出来るか・・・、益なき行動を率先できれば、
そこにカルト宗教と同じ臭いを感じて、頭が狂えば「蛮行のテロ」も可能・・・。
危機感を孕む組織の「偏執狂」ぶりを娯楽映画に持ち込み、その不気味さを、そし
て滑稽なほど「間の抜けた嫌がらせ」等、どこかネジが飛んでいるのだが、目的遂
行はやり遂げてしまう狂気を映像にしたためたのが「悪魔の追跡」であろう。

「悪魔の追跡」 七十五年公開作
久々の休暇をエンジョイしようと、仲のよい夫婦二組はキャンピング・カーを
駆って田舎へと旅立った。
野宿も楽しい和気藹々とした旅は、なんとも怪しげな邪教集団なのか、変な集まり
の秘密な儀式を盗み見したため、旅は一変して「生きるための逃走と身を守る闘争」
へと変化していく。
ロード・ムービー的趣に、ホラー的要素を取り入れて、スピード感もそこそこに
飽きずに見られるのだが、ところどころの悪辣集団のやり方が悠長すぎて、間延び
して段取り悪ってな、それでもこの「嫌がらせ」の数々は「脅し」としての効果は
ありと、その昔の日本でも嫌がらせとして効果的なもので「猫の死骸」やらを家屋
に投げ込むとかを思い出した。それらの犯行者は暴かれず、訴えていた経済利益は
勝ち取れて、あるいは保護対象となり結果的に嫌がらせの効果が出たってな・・・。
さんざ抵抗して、逃げ回って逃げ切ったかに思えたところで、唖然とする結末へと
繋がるアメリカ映画の定番を覆すのには、あまり良い感触は残らないが、スリルあり
となかなかに見ごたえはあった映画である。
悪魔の追跡 [DVD]/ピーター・フォンダ,ウォーレン・オーツ,ロレッタ・スイット

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ザ・在日特権 (宝島社文庫)/野村 旗守

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といったところで、またのお越しを・・・。