使い古された二番煎じも多少は受けるかも・・・。「ルビー」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

ドロ船から大量に「ドブネズミ」が逃げ出し、これまでの特徴の「優柔不断」か
ら脱皮したかのキヤッチ・フレーズを披露しても、国民から「何かの冗談」と取
られては形無し・・・。

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衆院選:民主党、ポスターとテレビCMを発表

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民主党は26日、次期衆院選に向けたポスターとテレビCMを発表した。
いずれも民主党のキャッチフレーズに決まった「今と未来への責任」を強調する
内容。
ポスターには「動かすのは、決断」の文字とともに、真剣な表情で立つ野田佳彦
首相をあしらった。
馬淵澄夫政調会長代理は「首相は14日の党首討論で、切迫した状況を切り開く
ための決断の重要さを示した。
それをポスターに表現した」と説明した。
新CMは「消えた年金の回復」「医療の立て直し」「高校無償化」をテーマにし
た3本で、民主党政権の成果をアピールする狙いがある。【飼手勇介】

毎日新聞 2012年11月26日 21時00分(最終更新 11月26日 21時16分)

http://mainichi.jp/select/news/20121127k0000m010050000c.html

民主党は26日、野田佳彦首相(民主党代表)と自民党の安倍晋三総裁の党首討
論について、12月4日の総選挙公示までに東京都内のホテルで開くよう文書で
申し入れた。
両党共催の形式で安倍氏が求めるインターネットの「ニコニコ動画」での討論は
拒否する方針。
申し入れでは、進行役を主要新聞社の論説委員など「中立な方」とし、テーマを
内政、外交・安保などとした。
安住淳幹事長代行は26日の記者会見で「ニコニコ動画」での開催については
「政治的な別の意図があると思う」として、受け入れない考えを示した。

ソース 朝日新聞
http://www.asahi.com/politics/intro/TKY201211260328.html

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インターネット動画中継サイト「ニコニコ動画」を運営するドワンゴは26日、
民主党の安住淳幹事長代行の発言内容がニコニコ動画への誹謗(ひぼう)中傷
に当たるとして、同党に抗議文を提出した。
安住氏は26日の記者会見で、自民党の安倍晋三総裁が野田佳彦首相との党首
討論会の場にニコニコ動画」を指定したことを受け入れない意向を明らかにした
際、「双方向といいながら極めて偏った動画サイトに投稿を許すようなやり方は、
これまでの党首討論の伝統を崩す」と批判した。
抗議文は、輿石東幹事長宛てで「公平に情報発信の場を提供しているニコニコ動
画に対する根拠のない誹謗中傷だ」と反論、批判の根拠を5日以内に書面で回答
するよう要求している。
ニコニコ動画は、ユーザーの書き込んだコメントが画面上に表示されるのが特徴
の人気サイト。抗議を受けて、短文投稿サイトのツイッターでは「当然の抗議だ」
「野田ちゃん逃げるなよ」「民主党は何言ってんの」などの批判が多く書き込ま
れている。

スポニチ [ 2012年11月27日 00:02
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/11/26/kiji/K20121126004649260.html
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何とか第三極の目立ちも阻止したい気持ちも分からぬでもないが、その第三極も
「政党ロンダリング」の臭いが立ち込めれば、国民評価は低下していくが、それ
でも「いくら力んでも、自分達へ評価は戻らない」と肝に銘じなければ・・・。
そこに使い古されたそれでいて高潔なフレーズを当てはめて貰っては、国民から
すれば興ざめである。



「決断」
言葉を安っぽくして欲しくないものだ。

この使い古された語句いうものに、どこかにあったような映像を使い一応スリラー
的要素をふんだんに取り入れたが、それらがなんとも「二番煎じ」としか評価され
ない映画に「ルビー」というものがあった。

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「ルビー」 七十七年未公開作

ホラー・スリラーとしてマリオ・バゥアーてき要素と「エクソシスト」の要素を
加味してそれらと似た映像がちりばめられて、見ていてあれまこれまとなった映画。
逢引をしていた池のほとりで、間違って殺された恋人の忘れ形見を身ごもった女性が
主人公の「ルビー」で、その事件から十六年目の物語。
間違った殺してしまったマフィアの情け心で「田舎のドライブイン・シアター」の経
営している主人公は、十六になる忘れ形見の口の利けない障害と父親そっくりの陰気
な目つきに苛立ち、いつも情緒不安定気味で周囲に当り散らしている。
そんな時、シアターの従業員が不可解な死を次々遂げて、娘にも悪霊が取り付くよう
になった。
そんな窮状を心配する男をスチュアート・ホイットマンが演じて、こんな映画に良く
出たもんだと感心していると、でるはでるはどこかの使い古しの「二番煎じ」的描写
の数々が、そこはかとなくチープさを醸し出して、特撮場面もにたら笑ってしまう。
この映画ほど先の展開が「読めたものもない」、何しろどこそこのアイデアが顔を出
して、そして何よりドライブイン・シアターでの上映作が「妖怪巨大女」なのに唖然
としてしまう。
この映画の設定が五十一年のはずが、五十八年公開の映画が映し出されては、未来を
映し出す超常現象が起こったんかいなと、他の超常現象ともども笑いが漏れる。
ただ、このしゃべれない娘役は雰囲気もあっていて、このコメディーを唯一ホラー風
味として救ったものであった。

にしても「悪霊」云々とかを当てはめると、未来の党とかの面子にはそれこそあちこ
ちに潜んでいて、「裏マニフェスト」の悪夢を再び見せているようで、口あんぐりで
日本の行く末が霧の彼方へと翳んでいっているようである。


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               といったところで、またのお越しを・・・。