便乗商法とか言うものがあるが、ノーベル賞受賞の「旨み」を巧みに付いて、実証治療
の功績を喧伝した人物が、時の話題と共に「裏取りなきメディア」によって一躍その名が
広まり、そしてそれに疑義を唱えられれば、とたんにメディアの「裏取り」騒動が表面化
した。
迂闊とかの問題でない「日本のメディア」の無責任体質が、恥をさらしただけでなく信憑
性をも毀損・・・、というかもともと「捏造・印象操作」に明け暮れているメディアにとって、
「騙す方が悪いでなく、騙される方がバカ」を態度に表しているかのようである。
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「研究者として、もうやっていけない」 会見の一問一答
―iPS細胞を使った治療を実施したのか。
「治療をやった。iPS細胞を使った治療をしました。iPS細胞の大量培養に成功し、
手術を行った。一人ではできないことなので、多くの関係者に助けてもらわなければなら
なかった」
―学会に姿を見せなかった。
「学会にも行くつもりだった。報道対応に時間をとられて行けなかった」
―2月14日に手術に立ち会ったというのはうそだったのか。
「訂正させてください。昨年6月前半です。(細かい日付は)あとで確認しないと分からない。
6人程度が立ち会った」
―倫理委員会に申請していないのですね。
「私の名前ではなく、別の先生の名前で申請した。先生には言ってくれるなと言われて
おり、名前は言えない。自分でも説得力はないと思う」
―症例は全部なかったのか。
「治療は1例だけだった。ちょっとオーバーに言ってしまった。うそになってしまった」
―うそがばれると不安ではなかったのか。
「研究者としてはもうやっていくのは無理だと思う」〔共同〕
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1300S_T11C12A0000000/?nbm=DGXNASDG1304F_T11C12A0000000
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この人物の印象としては、以下の画像のがずばりと言い表している。
そして裏づけのないまま報道してしまう蛮行を犯したメディアの責任はいかほどだろ
うか、もっとも日本のメディアにとっては「責任という文字」は存在せずで、「言ったも
の勝ち」が罷り通り、悪魔の証明みたいに「嘘も百回言えば云々」のどこぞの変態の
戯言が補強してしまうから、伝えたところでない者たちは撤回が出来ずに、忸怩たる
思いになるのが、以下の「国益毀損メディアの蛮行」
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http://www.youtube.com/watch?v=MgTPqaxx3tQ&feature=autoplay&list=PL9B1E960E205693A7&playnext=1
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それらが目指した「政権交代」は、見事に国益毀損を推し進めて日本国民を塗炭の
苦しみの中に叩き込んだが・・・。
自分達のことは棚に上げて、上から目線で以下のような「駄文」をしたためてしまう
精神の歪みは「尋常」ではない。
国民の怒りが理解出来ないマス・メディアの鈍感性か、はたまた妄想世界からの離
脱が出来ぬ「花畑思考法」の成れの果てが書かせているのか、捏造する意欲と共に
「どうしょうもない根性」を、厚顔無恥にさらしている。
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65回新聞週間があすから始まる。震災と原発事故に見舞われた昨年に続き、今年
もメディアの報道姿勢があらためて問われる年になっている。領土問題の緊迫化で
ある。
日本政府による国有化をきっかけに、中国では反日デモが荒れ狂い、日系小売店
が略奪される事態になった。日本車の販売台数にブレーキがかかり、民間交流も
次々に中止に追い込まれている。私たちメディアの予想を超える激しさだった。
読者も戸惑われたことだろう。
<日中対立の中で>(中略、詳細はソースで)
領土紛争ではどちらか一方にだけ理があることは少ない。双方にそれぞれ言い分
があるのが普通である。平和的に解決するには、譲歩し合うほかない。国境を流れ
る川に浮かぶ島の帰属を争ったロシアと中国。海峡の島をめぐるロシアとウクライ
ナの紛争。
いずれも交渉による痛み分けの解決で手を打っている。南大西洋フォーランド諸島
の問題では、英国とアルゼンチンは互いに譲らず、最終的に戦争になった。武力に
よる決着が望ましくないのはもちろんだ。日本にはとり得ない選択肢である。
<過不足なく伝える>
尖閣の問題で日本のメディアは平和解決の後押しになる報道ができていただろうか。
そう考えると忸怩(じくじ)たる思いがわいてくる。
例えばこの社説でも触れた田中―周会談だ。日本政府は最近まで詳しいやりとりを
明らかにしてこなかった。未公開の外交文書をメディアが発掘して報道し、交渉過程
が国民の共通理解になっていれば、問題は今とは違う展開を見せていたかもしれない。
東京都による島の購入計画が浮上したとき、民間出身の丹羽宇一郎駐中国大使は
「実行されれば重大な危機をもたらす」として反対した。
そのときもメディアは、大使発言の意味するところを詳しく報道することはなかった。
尖閣、竹島、北方領土の紛争は先の戦争の終結に際し米国が進めたアジア戦略の
枠内で生じた問題だ。2国間の枠組みを超える面を持っている。米国が三つの問題
にどう関与してきたかの掘り下げも必ずしも十分でなかった。領土のような国家主権
に関わる問題で、メディアがとるべき姿勢とは何だろう。
簡単には答えられない。私たちも悩みながら社説を書いている。
日本の主張を内外に伝えるのは無論として、相手側の主張も過不足なく報道し、戦争
なしで解決する道はないか読者に考えてもらうこと。そして、世界の前例になり得る
平和的な解決への地ならしをすること。ここではそんなふうに答えておきたい。
首脳同士が共通利益を追求し合えるよう環境を整えること、と言い換えてもいい。
メディアが日本の立場だけを言い立て、国民感情を刺激して対立をあおるのでは、
交渉による解決は不可能だ。「日中の対立」とひとことで言っても、日本も中国も
内側は一枚岩ではない。とげとげしい応酬に心を痛めている人の方が圧倒的に多
いはずだ。そうした多様な世論を報道する責任も重い。
<正確で公正な記事>
「おびただしい量の情報が飛びかう社会では、なにが真実か、どれを選ぶべきか、
的確で迅速な判断が強く求められている。
新聞の責務は、正確で公正な記事と責任ある論評によってこうした要望にこたえ、
公共的、文化的使命を果たすことである」
日本新聞協会の新聞倫理綱領はうたっている。領土問題でナショナリズムが沸騰
する今こそ「正確で公正な記事と責任ある論評」が大事だと自覚している。
http://www.shinmai.co.jp/news/20121014/KT121013ETI090003000.php
無罪・小沢一郎が大逆襲の橋下維新連携で自民最終決戦へ
民主、自民両党の“茶番党首選”で国民から見放された永田町に、思わぬ旋風が巻き起
こっている。
資金管理団体の土地購入疑惑をめぐる小沢一郎氏の控訴審初公判が9月26日に行わ
れ、即日結審。
11月12日に判決が言い渡されるものの「事実上、無罪が確定した」と評判で、大復活の
兆しを見せているのだ。
そのためか、今や永田町は大混乱。「脱党予備群が雪崩を打って合流し、民主党が過
半数割れを引き起こす」「次期総選挙で、小沢新党が大躍進する」との噂が駆け抜けて
いるのである。
ただし、これは単なる憶測ではない。というのも、『国民の生活が第一』(以下、『生活』)
の代表を務める小沢氏は、この初公判直後にBS番組に出演。
「オリーブの木(='95年にイタリアで12の中道左派政党が連合を組み、政権奪取した運
動)ができれば、300小選挙区全部で勝てる!」と“逆襲の狼煙”を上げたほど。また、前
日には10月25日に結党記念パーティーを催し、自身の復活を知らしめることを暗に宣言し
たのである。
政治部記者がこう語る。
「現状で解散総選挙は年末年始が最も濃厚と見られているが、無罪の公算が大きいと睨
んだ小沢は、裁判前から民主党の支持組織である『連合』幹部と接触。古巣の票田の切
り崩しに奔走していた。
また、近日中に第二次候補を発表する腹づもりで、この動きで民主党を揺さぶり、脱党予
備群を『生活』に鞍替えさせようと画策しているのです」
また、官邸詰め記者はこう話す。
「11月の判決で『完全無罪』が言い渡されれば、長らく検察につるし上げられてきた小沢
に、国民の同情が集まるのは必至。
しかも同氏を悪党呼ばわりしていた大マスコミも、手のひらを返したような記事を書き始
め、政局は一気に小沢を中心に回り始める。
年越しにかけて、人気がピークに達する可能性が大なのです」
要は、無罪へのカウントダウンが始まった同氏の動きと人気が加速化しだしているので
ある。
ただ、当の小沢氏はこうした観測は織り込み済み。今では総選挙を睨んだ「次なる計略
に奔走し始めた」と評判なのだ 前出の政治部記者が言う。
「それが、『日本維新の会』(以下、『維新』)代表の橋下徹大阪市長との選挙協力。
小沢は民主党を離党、新党立ち上げの時から橋下にラブコールを送り続けてきた。
ところが、最大の障害だった裁判に『100%無罪』の公算が出始め、俄然、連携を本格化
させだしたと党内でももっぱらなのです」
この記者によると「初公判直後に小沢は、橋下に会談を申し込んだとの情報もある」という。
それが事実なら、小誌発売前後には密談が繰り広げられているはずだが、
小沢氏が再び『維新』との連携を推進し始めた裏には、ある理由が存在すると見られて
いるのだ。
その最たるものが、最近騒がれ出した『維新』の“お家騒動”なのである。『生活』の中堅
議員がこう語る。
「小沢氏が目をつけているのは、橋下新党の失速ぶりなのです。直近の世論調査では、
その支持率は5%前後と目を疑うほど。
原発再稼働問題と、“当選亡者”の東国原前宮崎県知事らを大量入党させたことが原因
だが、対する『生活』は今後人気が急上昇する。
そのため、橋下氏が連携を承諾する確率も極めて高いのです」
また、別の同党関係者によれば「小沢氏は、比較第一党がほぼ確実視される自民党の、
不人気ぶりにも注目している」という。
http://wjn.jp/article/detail/4466610/
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こういった文を読むと、信者の「無思考」ぶりが、付け上がらせる根底を形成して、
また「捏造」でも印象操作でも利益を得る「集団」が存在するのを裏付けている。
こういったメディアの「嘘」に対して、自浄努力で暴きだして、捏造への嫌悪を晒した
のが「ニュースの天才」という皮肉な邦題をつけた映画である。
http://www.youtube.com/watch?v=1p6s9L1SM8U
「ニュースの天才」 〇四年公開作
実際にあった雑誌の捏造記事を書きまくった記者の道程と、以後の検証を絡ませて
「スクープ」に取り付かれた記者の「捏造体質」を丁寧に暴いていくいう告発型の映画。
雑誌社の商業主義とジャーナリズムとの均衡意識とかも描いて、捏造の記事への検
証が記者の「妄想・虚言」を次々暴く後半は、記者の資質の欠陥を暴くから仲間うちも
段々と擁護の声が消えていき、捏造記事への嫌悪が勝り、支持は失い記者の性格異
常へと傾斜した映像は、日本の商業主義メディアと相通じる「見っとも無さ」を画面に
映していた。
まぁ、この映画自体は主人公の独白的な「絶賛される自分のあり日の姿」の幻想を見
せて、最後にそれらすべてが妄想の産物であったとして、捏造の汚らしさを嫌悪して
終わるのだが、スクープに対する賞賛を浴びたその時の心持が記者の「快感」として
の絶頂感の味と有能な羨望の眼差しとかが「捏造」の原動力として個人攻撃だけで
すむアメリカの事情と、日本の集団としてのメディアの責任のなさとを比べれば、
まだアメリカの公平に対する意識の方が勝っていると感じてしまうのは、少々落胆さ
せられるものである。
折角のノーベル賞受賞の「祝賀気分」を、妬みそねみの他勢力と、記者としての資質に
欠けた記者とその所属のメディアの劣化の表れには、日本の不幸の源泉が詰っている
かのようである。
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といったところで、またのお越しを・・・。