飯の種は手放せない「教祖誕生」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

観光業というものでは、ありていに商業主義的に「嫌な客」だとしても、そこは金のため

に我慢を強いられることもあるが、そこは表面上「友好」のそれを掲げて「金を消費して

もらう」ために、特定の人を嫌悪した風な「拒否」は起きないものである。


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このタクシーのスローガンは、余程「嫌な思い」をしているから、「客として思えない」

からこその拒否が前面に出ているのだろう。

一部のものを拒否しているのは「差別」とも取られかねない危惧を押しても、拒否した

いのだから、こういった画像で「嫌われる人」が偲ばれるものである。

観光業としてはマイナスであっても、それをしたい気概は理解出来る。

その一方、「酷いことをされた差別だ」と叫びながら、人を卑しめるだけに「寄付」を頼り

にすれば、こちらは俄然ヒート・アップしたものを言動で示さねば、そこにある「飯の種」

の旨みもなくなるという「拒否か非難か」で、「飯の種」の存在が介在すると、その言動

は「眉をひそめる卑しさ」を現しているようで、共感も理解を得られず、一部の者で孤立

から「より先鋭化」して、自分達でも終着点が不明で延々続けた結果、より印象を悪く

するなんて、自分達の意図したことからどんどんそれていく、なんて「カルト化」しか

残らない・・・、壮絶な自爆がその終着点か・・・。


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米ニューヨーク韓国人会は10日、米ニュージャージー州パラセイズ・パーク市内の公

立図書館に設置された旧日本軍従軍慰安婦の追悼碑の前で行われた糾弾声明を通じ、

追悼碑をニューヨーク市内をはじめ、米国各地に続々と建設していくことを明らかにした。
韓国の複数のメディアが報じた。
韓国メディアは、「ニューヨーク韓国人会『慰安婦追悼碑』建設の拡大推進」「米『慰安

婦追悼碑撤去不可能』」などと題し、最近になって日本政府と政治家が追悼碑の撤去

を要請したことに関連し、糾弾集会が行われたと伝えた。
ニューヨーク韓国人会は集会で「アメリカの他の地域の韓国人たちと一緒に、日本帝

国主義の歴史的蛮行や虐殺、そして自らの過ちを反省していない厚顔無恥の姿を世

界に知らせていく。そのため、第2、第3の追悼碑建設を推進して行く」と明らかにした。
また同会は「ニュージャージーに続いて、ニューヨーク、コネチカット、ロングアイランド

などにも記念碑を設立し、日本の反人権的行為を告発。
米国と世界の平和の重要性を知らせて行く」と説明した。
また、同会は「日本軍強制慰安婦問題は、米国をはじめとする国際社会が認めた事案

なのに、日本の政治家らが過去の罪を否定し、追悼碑の撤去を主張することは反人権

的な行動」だとし、日本政府の公式的な謝罪を要求した。
一方、韓国人有権者センターでは、慰安婦決議案通過5周年を迎える7月31日までニュ

ーヨーク市のフラッシングなど米国の3つの地域での追悼碑建立を推進している。

フラッシングの韓国人街は、米国で初めて慰安婦を追慕する名前の付いた道路ができ

ることでも注目を集めている。
韓国人有権者センターに続き、ニューヨークの代表的な韓国人団体も追悼碑の支援に

加わったことは、日本政府の追悼碑撤去外交への民間レベルでの対抗に、いっそう弾

みがつくものとの見方を示している。(編集担当:李信恵・山口幸治)

▽サーチナ 【社会ニュース】 2012/05/11(金) 09:42
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0511&f=national_0511_021.shtml



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北原みのり氏 「韓流スターが日本に定着した理由は『エロい』から」

コラムニストの北原みのり氏は、東方神起のライブに行った際、
「日本の男らしさ」と「韓国の男らしさ」はまったく違うことに気がついたという。
東方神起とEXILEを比べ、次のように話す。
韓国のスーパースター、美男2人組み。彼らのライブを見た者は、2人の凄まじい

フェロモン放出に、しばらく女性ホルモンが出続けるという(噂)。心躍る思いで会場

に向かった。
で、そんな私の目に、一枚のポスターが留まった。東京都のオリンピック招致ポス

ターである。
「2020年オリンピック・パラリンピックを日本で!」という大きな文字の下に、男十数

人が並んでいる。
全員黒いスーツに黒いネクタイ姿だ。不吉っ! とっさに逃げたくなるが、EXILEだった。
スポーツマンシップの爽やかさとか、国際的な香りが一切ないポスターだ。
オリンピックのイメージを覆す斬新さだわ......というか、なんだかオリンピック、来ない

気がするよ。
気がつけば東方神起とEXILEを比べていた。二つの国民的スターを並べると、両国

の"男らしさ"の違いが見えてくると思った。
EXILEは他者を威嚇するパワーや、男の沽券、というような価値を感じる。日本人の

"男らしさ"だ。
東方神起には美とエロスしか、私は感じない。180センチを優に超すしなやかな身体

で、腰を前後に振るエロいダンスと、完璧な白肌で微笑む男。
私は長い間「男らしさ」が何か分からなかった。が、男にしかつかない筋肉を、長身

の肢体でのびのび見せる韓流スターを知り、直観的に理解できたことがある。
「男らしさとは肉体そのものだ」と。セックスしたいと思えるような肉体を、「男らしい」

と言うのだと。
一時的なもの、と言われ続けていた韓流が、完全に日本の女に定着しちゃったのは、

私たちに「今まで見たことのない男らしさ」を見せたからだと思う。
とにかくエロい。ただのアイドルじゃない。アダルトアイドルだ。だからこそ、韓流は嗜

癖となる。
もう日本の女、韓流から後戻りはできないだろうな、だって戻る場所がないのだから......。

週刊朝日
http://www.wa-dan.com/article/2012/05/post-609.php



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「沖縄人は豚ですか?」〈日米琉40年:上〉

「やっぱり私たちは『豚』なんだ」。劇団比嘉座の座長・比嘉陽花(ひが・はるか)さん

(29)は今、大阪で暮らす。
「海きれい?」と興味深そうに近づいてくる本土出身者(ナイチャー)たち。私の沖縄は

悲しい島。 灰色だ。本当の私たちを見ていない。
昨年、自作の演劇「わーわー」を沖縄県内で演じた。わーは沖縄の言葉(ウチナーグ

チ)で「豚」。「人間」の社会に組み込まれ、笑われ、無視される。
そこから逃れるために、豚語を捨て、姿も変える。
「人間」は日本人、「豚」は沖縄の人(ウチナーンチュ)。「強烈な芝居」と話題になり、

公民館や中学校からも依頼がきた。上演後の反応は割れた。
「沖縄と本土を分けるのはおかしい」「いや、これこそ現実だ」
昨年まで住んだ実家は米軍嘉手納基地のそば。母が通った小学校には53年前に米

軍機が墜落し児童ら17人が死んだ。母は生き、私が生まれた。ではあの子たちは、

なぜ死なねばならなかったのか。
普天間飛行場の県内移設を訴える政治家を見て気づいた。私たちを見ていない、う

つろな目。 我慢してください。1億の「人間」のために――。「そうか。私たちは『人間』

じゃないんだ」劇のクライマックス。「豚」たちは結局「人間」に食われる存在ではないか

と自問する。老いた「豚」が観客に語りかける。
「『豚』が『人間』になれるわけがない。本当は差別されているんだよ」
大学院生の親川志奈子さん(31)は宜野湾市でウチナーグチ講座を開いている。9年

前、ハワイ大学で先住民について学んだ。米国に王制を倒され、言葉を奪われ、基地

を置かれたハワイ。まるで植民地。沖縄と日本の関係と同じだと気づいた。日本の言葉

しか話せない自分に涙ぐんだ。
かつては痛みを他者に押しつけまいと思ったが、いまは違う。「基地は日本へ引き取って」


http://www.asahi.com/national/intro/TKY201205090693.html
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寒流とかのイメージの悪さが「後戻り出来ない」という脅迫文に出てくると、「こりゃ、もう

ダメだ」となって、より「白け」が広まりそうだ。

そこらへの危機感からの「選択肢のなさ」を、そして洗脳から醒めてしまわないようの警

告としての文が記事になるのだから、「沖縄」のさもしい「演劇」同様の「自らの差別意識」

の投影が「差別意識の強さ」が自分にあるを物語っていて、哀れさも感じてしまう。

それでも「飯の種」なら、なんにでもなるのは「バックボーン」のなさが引き起こすのだろう

が、以下の「宣伝するでない寄付募集」に対する日本国民の動向に日本のマスコミが、驚

いた結果が、ネガティブなキャンペーンへと突き動かす「原動力」かも知れない。



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東京都尖閣諸島寄附金 受付状況

件数 総額
33,518 件 441,380,943 円

平成24年5月10日入金確認分まで
http://www.chijihon.metro.tokyo.jp/senkaku_kifu.htm


見る見る集まる「寄付金」に、これまで「言いように印象操作に長けて貶した日本」

が、自分達の思うように行かない無力感から、よりひそやかに「動向を注視」して

どこかで反撃したいが、上の「トンデモ演劇」の取材としてのものだったのだろうが、

「差別を言い募る差別主義者」は、ひろく知識として認識された常識になっている。

もう以前の「差別された」は、通用せぬものを古典的頭の固さが同じ手法でも通用

すると思っている証左なのだろう・・・。


情報不足な状態なら「洗脳も可能」だが、情報過多な状況は選択肢の多さと反論

のものとのバックボーンの相違が、容易い世論形成を許さなくなった。

そうすると勢い「カルト化」して、より怪しい集団がそこに出来上がる。

と、まぁ、日本のこれまでの世論形成のパターンは破綻してしまい、それがまた「カ

ルト的思想」が広く理解されてしまうと、以下の映画のように「赤裸々な新興宗教」の

あざとい「金儲け」と同一と見なされて、信頼もがた落ちと相成る・・・。


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http://www.youtube.com/watch?v=Fbfcgemp06E

「教祖誕生」 九十三年公開作


ビート・タケシの原作を映画化したものだが、このブラック・コメディには宗教を取上げ

ているが、そこにある「金のための方便」としての宗教の捉え方が、毒をもって毒を制

する言動を「分かりやすく映像」にしたためた。

その胡散臭さが映像に描かれれば、笑いの中に「警戒心」も生まれるし、まして「宗教

の名をかたる商売」に対する軽蔑が色濃く滲んでいる。

ようは「人の不安に付込む詐欺的商売」が宗教であるといっているようなものである。

そこに「勘違いする人」が出てきて、真に「救いを求める人」のための慈善事業を行う

となれば、不穏分子は追い出されとなって、真の宗教の成り立ちと相成りそうだが、

勘違いのそれがエスカレートすれば、そこにそこはかとない「空虚な戯言」が形成され

て、いつしかカリスマが周りから醸成されていく・・・。

無から有を生み出し、そして無にかえっていく、そこに淘汰されていった「金儲け」の悪

辣さの数々として映像が紡ぐから、「教祖」は作られるとなる。

ただコメディではあるのだが、笑えないのは「いかに毒を吐いても、えげつない新興宗

教」のやり口がそこに描かれると辟易してしまうからか・・・。

このあとに「オウム真理教」の事件が勃発しているのを鑑みれば、一理の告発としての

映画と言えなくはない。


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                        といったところでねまたのお越しを・・・。