他人にはいつでも否定的な言動を示し、他方身内に対しては「あくまでも論理破綻して
いようが、擁護してしまう」という、それこそ「恣意的言動」に終始する人は、どんな場面
でも「思想的矜持」から抜け出られないようである。
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民主・仙谷氏 原発全部停止なら「集団自殺するようなことになる」
民主党の仙谷由人政調会長代行は16日、名古屋市の講演で、原発再稼働問題に
関し「止めた場合、経済と生活がどうなるかを考えておかなければ、日本がある意味
で集団自殺をするようなことになってしまうのではないか」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120416-00000553-san-pol
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こういった不適切な言葉にも、その人の資質が現れて「なんとも脅し的発言」だけは
「権力を手にしたものの奢り」が透けて見えて、これが日本の議員だというのだから、
支持した人達は「マゾ的性格」の人達か・・・。
そしてその人物では以下のような「言動」に賛同してしまうか。
分子呼ばわりして「共産主義」万歳とかぬかしそうで怖いものである。
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中国、尖閣購入発言相次ぎ報道 「右翼分子の石原氏」
2012年4月17日 17時26分
【北京共同】東京都による沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の購入の意向を表明
した石原慎太郎都知事発言について、中国メディアは17日、日本メディアの報道を
引用する形で相次ぎ報道した。
中国政府も国内の反応を見ながら強く反発する見通しだ。
中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は「日本の右翼分子の石原
氏が年内に釣魚島の購入を検討していると宣言した」と報道。
ただ、石原氏は日本の右翼勢力の代表で極端な発言を繰り返していることを中国
人も熟知していると付け加えた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012041701001778.html
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相当に刺激的な出来事に、これからどんどん日本のマスコミが再び、ネガティブ・
キャンペーンを張りそうなものに対して、成り行きが気になるが、日本の議員もこの
ような「正当な主張」をしていなくては、国民の前途への不安からそれこそ「集団自殺」
するかも知れない。
で、「集団自殺」での物語といえば、カルト集団化した「狂信者による蛮行」として
アメリカを震撼させた「人民寺院」のそれが上げられるだろう。
それを映画にしたためたのが、「ガイアナ・人民寺院の悲劇」という映画である。
http://www.youtube.com/watch?v=DwmbzrPepqk
「ガイアナ 人民寺院の悲劇」 八十年未公開作
教祖としてま人物の言動から、九百人が一斉に自殺した七十八年のガイアナでの
ショッキングな出来事を、より忠実に物語化したもの。
この「事件」はマスコミのセンセショナルな報道合戦で「ドキュメンタリー」としても多くの
記録フィルムが残っていて、大概の人もこの「集団自殺」の映像は見ているが、一体
そこに至った経緯はとなれば、皆目知らないとなる。
だから興味本位での鑑賞となるのだが、これがなかなか面白い娯楽映画としてだが、
主役をスチュワート・ホイットマンが演じているのだが、狂信的教祖としては、あまりに
も整いすぎた顔立ちから狂気のそれは出ていなくて、無理な役柄と映る。
サングラスをしていても、やはりあの「素晴らしきヒコーキ野郎」みたいな軽いのりだと
いいのだが・・・。
まぁ、教祖の「異常性」はこの映画では深く掘り下げないが、共産主義的理想への信者
の「モロさ」を逆手にとって脱会者への「拷問みたいな責め苦」には、その発想する頭脳
の差別主義が滲んでいて、一旦権力の頂点に立った者はいつしかその権力の魔力で
「傲慢な言動」も認識しなくなり、そしていよいよ自分が追い詰められるに及んで、破滅
的思考法が「集団自殺」という蛮行を挙行してしまう。
言い換えれば、おのれ一人での「死」を受け入れられない「惨めさ」が、強権発動してし
まうと、それこそ「ホラー娯楽映画」も真っ青の事実の再現ドラマには、理想を唱える
差別主義者の「似非共産主義的理想」で、それに騙された「哀れな人々」という図式も
描かれて、「グロテスク・ナンセンス」に得意な得意の人の映画として、一応名の売れた
俳優からすれば「公開作」になってもおかしくない「事実の脚色再現ドラマ」である。
どうも「共産主義」も、外に向かってよりはとても内向きな「権力維持」で、理想とすれば
「均一平安」共同という村社会が幻想であるを語っているようで、それは今の中共中国
をみれば明らかである。
そこと「親密な間柄」になりたい人々は、一部の権力者と「友好」を結ぶと大部分の国民
には「関心がない」となりそうで、この映画に描かれる教祖同様、実際は差別主義が渦
巻いている「やから」の集団かも・・・。
ゆえに上の政権与党の「裏の実力者」みたいなものの言い方も、同じ臭いを感じてしま
うのは、警戒感から発せられるものだからだろう。
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