「安寧」のために、立ち上がる庶民は昔から「ロード島の要塞」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

前代未聞の「メディア・デモ」に関連して、日本の企業倫理から逸脱したかの
「ウジデレビ」のスポンサー企業も、その批判の煽りを受けた「不買運動」も
静かに進行して、再び「デモ」が敢行されようとしている。

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前回1200人、今回は急増する?
フジテレビの韓流偏向放送に反対する動きを受け、9月16日には同局にとって
最大のスポンサーである花王に対するデモが行われた。
主催者によると、10月21日には第2回のデモが行われるという。
前回は1200人(主催者発表)とされたデモだが、今回はさらに激化する要因が
ある。10月からフジテレビで放送されるドラマ、『僕とスターの99日』では反
日女優として知られるキム・テヒ氏が起用される。

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同ドラマが放送されるドラマチック・サンデー枠は花王が単独スポンサー。
キム・テヒ氏はスイス親善大使として活動していた時期に、スイス国内で
「竹島は韓国の領土」とするキャンペーンを展開した。
ネット上では「反日女優」として知られる。
9月のデモでは、主催者の配慮によりこの件への抗議は見送られたが、今回は
ドラマ放映中でもあり、デモがさらに激化する要因となりかねない。
私企業がテレビドラマのスポンサーにつくのは、純粋に販促のためだ。
逆効果となるドラマに資金を提供するのは、株主の理解を得にくい活動だろう。

http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20111004/Itnetworks_tax_news_MWLtbvtLN.html
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ネット上では、これらの「デモ」に対する「ネガ・キャン」が展開されて、組
織的「印象操作」を行う「御用企業」が懸命に活躍するも簡単にそれらのもの
が暴かれて、いかに「批判デモ」の影響力のありかを図らずも「証明」してし
まい、多少の思惑も含んだ「庶民デモ」の衝撃は、他の企業に注視されるもの
となって、「醜悪な思惑」は萎み始めて「文化的略奪行為」に血道を上げるか
の国のいやらしさが、より広範に知れ渡って行くことは大変良いことである。



タイで放送されている「極悪反日ドラマ」の一部。
海外でこのような日本を卑しめるドラマに、日本でそ知らぬ顔でちゃっかり利益
を上げて、それを原資にしてスポンサーが「花王」という企業である。
それだけに日本での「不買デモ」は、頷けるものである。

力を持たぬ「庶民」の憂国の思いが、圧政を強いる権力者に対して立ち上がり
「天変地異」の災害も味方して、以前の「安寧」を取り戻すというパターンは
その昔、ギリシャを舞台にしたスペクタクル史劇の中にも描かれている。
そんな一本に「ロード島の要塞」があった。


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「ロード島の要塞」 六十二年公開作



ギリシャとの同盟関係を維持していたロードス島、エーゲ海の公益の中心として
栄えていた港町は、ギリシャ以外の国との関係強化を狙う国王の思惑と、国その
ものを売り飛ばして執政として権力を握りたい大臣の思惑、そして圧制に苦しむ
庶民の不満と、三様のカオスの中にギリシャの英雄が反体制集団と共に、憂国の
危機を救うべく立ち上がり、侵略に大船団を組織してロードスを目指す敵国と対
峙し、ただ数の上でも武器の強力さでも劣る反体制集団は追い詰められていき・・・。
そんな時、すべてを崩壊させる「天変地異」が発生して、敵の思惑も国王達の
そして執省の思惑わも踏み潰して、何もかもを破壊しつくす、後に残ったのは
何もなくなった自然のみ、そして人間の醜い争いは淘汰されて不自由だが平和な
人々に庶民は生き生きとして・・・。
史劇のスペクタルの凄さのみに目を奪われ映画なのだが、その中に自由への圧制
への抵抗はいつの時代にも存在して、それが戦いへの力を与える・・・。
といった庶民の目線を根底にしてアクション・ドラマとしてもなかなか良い出来
のものである。
特撮は今では「トホホ」なのだが、当時幼少の身で見た時の衝撃は物凄くて、怪獣
映画がちっちく思えたものである・・・。



ロード島の要塞 [VHS]/ロリー・カルホーン,レア・マッサリ

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Amazon.co.jp      といったところで、またのお越しを・・・。