「台湾」である。
そしてその大いなる「善意」に対して、民間で「感謝の意」を伝えるべく「新聞」
に全面広告を載せ、また直接「感謝を伝えるべく」行動を起こしたのが、下の記
事で、これまで「台湾の善意」に対して黙殺してきた日本のマスコミも、この行
為に取上げざる得ないのか、どこでも横並びでその中で特に「日本放送協会」は
異例なトップ報道として流していた。
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【9月22日 AFP】東日本大震災で台湾から寄せられた200億円を超える義援金へ
の謝意を示そうと、沖縄・与那国島から遠泳リレーで台湾を目指していた日本人
の若者6人が19日、無事、台湾北東部・宜蘭に到着した。

6人は20歳~30歳代までの男性水泳選手らで、被災した岩手、宮城、福島3県の
知事の手紙を携え、17日に沖縄県与那国島を出発。サメが生息する海域を泳い
だり、荒波にもまれるなどしながら、約110キロ離れた台湾東岸を目指した。
ゴール地点では、台湾沿岸警備隊に付き添われて到着した6人を数百人に上る台
湾の人々が日の丸や台湾の旗を振って出迎え、リーダーの鈴木一也さんは、
「謝謝(ありがとう)、台湾!」と叫び、仲間と抱き合って喜んだ。
(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2829816/7798147

台湾人は「かつての侵略者」日本に好意的だった
2011年9月18日、台湾に出張に行った中国本土のビジネスマンが現地で「かつて
の侵略者日本」に対する思いを聞いて回ったところ、誰もが好意的だったことに
驚いている。中国のブログサイト・和訊博客に掲載された。以下はその内容。
台湾は日本に半世紀ほど占領された過去を持つ。台湾の人々は日本という「侵略
者」に対し、どんな思いを抱いているのか?これが今回の台湾出張で筆者が1番
知りたかったことだ。現地の人や仕事の関係者に聞いてみると、政治的には日本
は確かに台湾を占領した侵略者だが、実は多くの台湾人が日本は発展の功労者と
考えているということが分かった。
あるお年寄りは「高雄が台湾南部随一の大都市になれた最大の功労者は日本だ」
と話す。日本が高雄を寂れた小さな村から大都市へと変貌させたのは軍事的な意
味合いが強かったとはいえ、客観的にみて、日本人は現地に良いことをたくさん
してれたのだという。こうした思いは南部に行けば行くほど強いようだった。
だが、彼らはこうも言った。「今は本土の観光客が日本人を追い抜いた。1番羽
振りが良い」と。それでは、日本人に対してはどう思う?と聞くと「本土客より
礼儀正しく愛想がよい」とのこと。何だか考えさせられる答えだ。お年寄りはみ
な日本語が達者で、日本を恨んでいなかった。これは日本が統治時代、暴力で抑
えつけたりしなかったためだろう。
案内してくれた台湾人ガイドがこんな話をした。中国人は並ばないし、ルールも
守らなかったが、日本人が来て列に横入りする者にお仕置きをするようになって
からは、すぐに秩序正しくなった。
この話を聞いて筆者は顔が赤くなった。中国本土で5000年という輝かしい歴史を
持つ民族らしい言動はほぼ見られなくなったが、まさか台湾で目にすることがで
きるとは。
満州事変は中国にとって「国家の恥」だ。昔の人は「恥を知るは勇に近し」と言
ったが、残念なことに現在、「恥を知る国家」は見当たらない。納税者の金を使
う機関がその金をどこにどう使ったのか説明できない国を庶民が心から守ろうと
するだろうか?満州事変が起きた当時、中国は最も国家意識を持っていなかった。
山賊たちが毎日争いに明け暮れている間に起きたのだ。自らを省みず、日本ばか
りを責めるような国に希望はないだろう。(翻訳・編集/NN)
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=54495&type=9&p=1#t
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外省人たる人物の「台湾」の人々の「日本観」の様子にも、その驚きとまた「反
省」の色合いに、ある程度の良識を感じるが、それでも日本には「それを良しと
しない」人々が多く存在し、それが放送機関に多いのは「日本の不幸」に繋がっ
ている。

まして以前の偏向番組で「デモ」を掛けられた「日本放送協会」が、台湾関連を
それも「とっても友好的行為」を取上げたのに驚き、また「ウジテレビ」と揶揄
される放送局の「偏向批判デモ」に対しての「ブレツシャー」は、じわりと広が
っているを実感させるものであった。

結局、日本の場合「良識ある庶民」が立ち上がらない限り、まともな放送も論調
もなし崩しになって、訳の分からぬ「賛美一辺倒」の「気持ちの悪い」ものを見
る羽目になってきてしまう・・・。
で、台湾といえば、こんな素晴らしい映画が・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=pjSB2I_87SU&feature=related
「海角七号」 〇九年公開作
台湾で公開されれば、口コミで観客が押し寄せたという「戦後六十年」の
日本と台湾の関係を良く描いたものとなって・・・。
敗戦時台湾で教師をしていた日本人と台湾女性との「辛い別れ」と、台湾の
田舎での「ライブ・コンサート」のドタバタとそこに絡む台湾人と日本女性
の切ない関係と、時空を超えた「心情」を笑いに込め、そして歌に込め、清々
しい目に見えぬ「意思のつながり」を映像化していて、台湾での興行成績が
納得出来る「青春ムービー」の名を借りた「雪解け」的感動作品。
「国境の南」
映像的には「尾道」ものの監督作品と色合いが似ていて、ドタバタは笑いの
つぼがずれてはいるが、それがなんとも懐かしいと感じるのだから、田舎の
風物としては共通のものなのだろう。
「風光明媚」
台湾に息衝く日本として「野ばら」がとってもしっとりそして、心を打つ。
で、日本人でもとってもマスコミに媚を売る、あるいは生きている世界が、偏
狭なナショナリズムなところだと、相手を貶さなければあるいは論点ずらしを
せねば、ならないようで「哀れな文章」になって来る。
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最近、日本では韓流ブームへのバッシングが話題になりましたが、中国のメディ
アにもこの件は注目されていて、ぼくもコメントを求められることがあります。
中国でも韓流ドラマは人気がありますからね。
フジテレビを擁護するわけではありませんが、この問題についてまず確認してお
きたいのは、テレビ局は「韓流ドラマは視聴率が取れる」から放送しているとい
うこと。ビジネスとして視聴率が取れそうな番組を選び、スポンサーを獲得する
というのは当たり前のことです。
それを行き過ぎたナショナリズムというのか、ただ韓流が気に入らないからやめ
ろというのは腑に落ちません。文句を言うのはかまいませんが、どうせならテレ
ビ局の社長に直談判すればいい。
その際には必ず「自分たちでいいモノを作ったから、韓流をやめてくれ」と、代
案を持っていくべきです。単に批判だけするのでは筋が通りません。
「だったらおまえがやれ!」という話ですよ。
日本には独自の文化があって、ぼくはそれを愛し、誇りに思っています。一方、
韓国の文化が日本に入ってくるのも歓迎です。韓国文化の流入は、日本にとって
もいい刺激になるはずだからです。
おそらく今回の件で声を上げている人たちは、自分たちの文化に自信がないから
こそ過剰に反応してしまっているのではないでしょうか。深層心理で脅威を感じ
るからこそ排他的な思いに駆られているとすれば、とても非生産的な悪循環です。
島国の日本は“ムラ社会”で、確かに他者を容易に寄せつけない気質もあるとは
思います。ですが、一方で特に明治維新後、欧米から多くの文化や技術を導入し、
発展した歴史があるのも事実。
これからも他国の文化を素直に受け入れることができれば、きっと次のステップ
が待っていますよ。
少子高齢化や経済力の低下などで今後、日本は厳しい国際競争を強いられること
になります。
今こそ必要なのは、近隣諸国に敬意を払い、しっかりと手を結ぶこと。
http://wpb.shueisha.co.jp/2011/09/21/7063/
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こういった文章に、なんら心動かされなく。浮かぶのは「論点ずらし」に躍起と
なる「哀れさ」で、挿入した画像と事を一にして、相手を想いとかの「謙譲」は
見当たらず、「俺が、俺が」の自己中が滲んでいて、日本社会にどっぷり浸かっ
た者達との相違が鮮明である。
さて「ムラ社会」は、偏狭すぎるナショナリズムを国家的に行っているどこぞの
民族の方がなのではないだろうか・・・。
そんな方には、こんな往年の曲が、とっても似合うものだ。
「悲しき片想い」
邦題は「台湾」の人々の切なさを、そして原題はそれ以外の「認識不足」の
自己中の人々に・・・、「あんたは知らない」あるいは「あんたは私を知ら
ない」くせに、というか「理解出来ない人の気持ち」・・・。
まぁ、この気持ちが晴れ晴れとする映画というのも、久しぶりだ。
海角七号/君想う、国境の南 [DVD]/ファン・イーチェン,田中千絵,中孝介
¥4,935
Amazon.co.jp といったところで、またのお越しを・・・。