進化論を否定出来る強固な教え「キングオブキングス」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き


どんな事象も「脳内転換」が起こり、自分の思考法と相容れなければ、それはなかった

ことと同義語となって、何より「神の存在」が絶対となれば、その教えの強固さに「戦慄」

を覚えるのだが・・・。


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ペリー知事、一躍「本命」に 米大統領共和党候補

2012年の米大統領選に向けた共和党予備選に名乗りを上げたペリー・テキサス州知

事(61)の出足が好調だ。
出馬表明が8月と遅かったにもかかわらず、世論調査の支持率で軒並み首位に立ち

「本命」の一人に躍り出た。
雇用対策などで実績を上げたことが背景だが「既成政治への挑戦者」というイメージ

先行の面は否めない。
保守層中心から支持を広げ、オバマ大統領との本戦に進出するには課題も多い。
ペリー氏を押し上げたのは保守派の支持だ。陣営に加わったインホフ上院議員は温

暖化ガスの排出規制に強く反対。
ペリー氏が「地球温暖化は学者の作り話」とほのめかしていることを評価したという。
ダーウィンの進化論に否定的なキリスト教右派に属することも好感されている。
ギャラップ世論調査では保守派の草の根運動「茶会党」の参加者の35%が支持した。
テキサス州だけで全米の新規雇用のほぼ半分を生み出している経済運営への評価

も高い。
米景気に減速感が強まるなか、その実績は武器となりそうだ。
ただ、知名度は67%にとどまり、中道派のロムニー前マサチューセッツ州知事(86%)

や同じ保守派のバックマン下院議員(83%)をかなり下回る。
陣営は「名前が売れれば支持はさらに伸びる」と楽観するが、一挙手一投足が報道

されると失言の懸念が増す。
焦点となるのが、初参加となる7日の候補者討論会。
出馬表明直後に米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長を「政治目的でドルを

増刷すればテキサスではぶちのめされるだろう」と威嚇。
共和党内からも「大統領の言葉ではない」(ローブ元ホワイトハウス上級顧問)と批判

された。
以降は金融政策批判を控えているが、だんまりで討論会は乗り切れない。

 追い抜かれたロムニー陣営は「想定の範囲内」と静観。
茶会運動に賛同していない共和党員の支持ではペリー氏を上回っており、遊説の重

点を保守色の薄いニューハンプシャー州などに置く。
オバマ大統領と激突する本選挙では無党派層の動向がカギになるだけに「保守派の

候補では勝てない」と訴える戦術だ。

日経新聞 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE2E0E2E69A8DE2E1E2EBE0E2E3E39494EAE2E2E2

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進化論よりは、教義にある「神の仕業」として人間は創造されたを信じ込む人々にとっ

て、その頑迷さは時を越えて、家訓やら洗脳となって不条理であろうが、すべては

神の思し召しとなって、しかしそういった思考をする人々の多さは、それに添った政治

となって表面化してきてしまい、日本で言うところの政教分離の原則も「あほらしい」

と・・・。なんだかそれはそれで恐ろしい感じなのだが・・・。


で、この「神の存在」は多数映画となって、それらしく影響を与えている。




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http://www.youtube.com/watch?v=Wumi6cDHvU0&feature=related

「キングオブキングス」 六十一年公開作


この「王の中の王」という題名でイエス・キリストの生涯と復活を壮大なスケールでも

って、そこに音楽も入り込み、キリスト教の素晴らしさをこれでもかと、宣伝しているか

の映像は、しかし何の知識もない者にとっては影響を与えるものである。

ゴルゴダの丘での「張り付け処刑」から奇跡の復活への長い物語は飽きるのだが、

その延々と過酷な生涯を見せつけられると、その復活もアリではと、長い鑑賞時間が

感覚を麻痺させる・・・。

宗教映画としてでなく、人間の精神の復活としてみれば、それなりに楽しめる。

されにしても長い・・・。



流浪の民の囁き


http://www.youtube.com/watch?v=FH8g0HToUEE&feature=related

「天地創造」 六十六年公開作


旧約聖書を丁寧に再現した金の掛かった映画なのだが、勿論ここでは

「ノアの方舟」くらいが映画としての醍醐味はあるが、それ以外は人間対神

のなんともな展開が鼻について、ついていけなかった。

というか、神の存在の有無とその事象の壮大さは映画としては見ものなのだが

如何せん教義としてみてしまうと、「ごり押し」されているようで・・・。


もっとも「十戒」「偉大な生涯の物語」「ソドムとゴモラ」とかもとかも見ているから

古代の物語として、それはそれで影響を受けているのだろう・・・。

ところで「アメホの健全性」って、どんな規制なのだろうか、先のエントリー「地獄

の謝肉祭」は規制を受けたけど、理由が「あれなら、アレなんだろう」とは理解するが

なんとも報道と映画を結びつけたのでも「不健全」なんだろうね・・・。

まぁ、規制に引っかからない程度にしておかないと・・・。


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