いつの時代にも、騙しの手口は横行し・・・「魔性のしたたり 屍ガールズ」 | 流浪の民の囁き

流浪の民の囁き

映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

「メディア批判デモ」は根強い問題を、究極の護送船団たる「マスコミ」という巨大化

してしまった「体制」による印象操作・偏向に対する国民の「義憤の発露」なのだが、

そこはマスコミ的に許される範疇を超えてしまっているから、大人数をもってしても

「自分達の恥部」を他のマスコミもなかなか取上げようとしない。

だが、不満を募らせる国民にとって、「自分たちが被る違和感」払拭は当然の権利と

しての「小さきものの訴え」として、その声をスポンサー企業にも上げる。

また消費者という立場も絡んで、「無理強い」を強いるような「情報空間の偏狭さ」に

声を上げるのは、下の「維新の会」の行政改革と意図することは同じであろう。


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花王デモ参加者1200名(主催者発表)、ネット視聴者のべ10万名


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本日11時30分頃、生活用品メーカー『花王』に対するデモがスタートした。

デモの内容は、偏向報道をおこなう『フジテレビ』をスポンサードしていることに抗議す

るもの、とされている。
このような形でのデモは非常にめずらしい。先日8月21日に、お台場のフジテレビにて
大規模デモがおこなわれたが、それに対する正面からの回答がおこなわれないため、
スポンサーに抗議の声が飛び火した格好だ。
「花王は偏向報道をおこなうフジテレビのスポンサーをやめろ!」といった声が花王本

社の周りに響いた。
全国の花王の販売店などでは有志による要望書提出やチラシ配布等も予定されてい

るようだ。当初デモのスタートは11時を予定されていたが、やや遅れて11時30分のス

タートとなった。

■女性の参加者も目立つ


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平日ながら最終的に1200名の参加者を集めたとのこと(主催者発表)。

「花王がフジテレビのスポンサーをやめない限り、徹底的に花王の製品を買わな

いぞ!」「花王は消費者の声をきけ!」といった、不買を呼びかけるシュプレヒコール

も起こっていた。
女性の参加者や、ベビーカーを押し、赤ちゃんと一緒にデモ参加する方等も見受けら

れるが、平日昼の開催だからだろうか、デモの参加者は前回のフジテレビデモに比べ

て年齢層が上がっているようだ。

(以下略)

●ソース:ガジェット通信 2011.09.16 11:53:17
http://getnews.jp/archives/141594



「橋下徹大阪府知事にもの申す」と、橋下氏の手法に批判的な有識者らがパネリスト

を務める市民集会が17日夜、大阪市内で開かれた。ファシズムをもじり「『橋下』主義

(ハシズム)を斬る」と過激なタイトルで講演や討論が行われ、「病理を感じる」「大阪都

構想は可能性ゼロ」などと厳しく糾弾。会場には平松邦夫大阪市長や既成政党の地方

議員の姿もあり、11月に想定される大阪市長選と府知事選のダブル選が近づく中、

勢いづく橋下氏や大阪維新の会に対し“反橋下派”が反転攻勢をアピールする形となった。

市民有志の実行委員会が企画。約220人が訪れ、会場は立ち見も出た。

基調講演した政治学者の山口二郎・北海道大教授は「大阪には日本政治の苦悩と危険

が凝集している」と指摘し、橋下政治の特徴を「官僚主義と単純な市場競争主義の組み

合わせだ」と説明。「橋下知事は権力による支配をしている。上から枠をはめないといけ

ないという貧困な人間観しかない」と激しく批判した。
さらに、大阪都構想の実現性について「実現の可能性はゼロだと思う。だからこそ、いつ

までもこねくり回している」と述べた。
講演の後に行われた討論でも、橋下氏の手法や姿勢を疑問視する意見が続出。精神科

医の香山リカ・立教大教授は「橋下さんはバトルの構図を描くのが得意だが、世の中の

価値観では白黒つかないことが多い」とし、「精神科医としては、白か黒かしか判断でき

ない状態には病理を感じる。橋下知事を支持する人が増えているのは、追い込まれて

いる人が多いからのようにもみえる」と指摘した。
また、社会学者の薬師院仁志・帝塚山学院大教授は、維新が府議会で議員提案する教

育基本条例案をめぐり、府内部でも反発が高まっている現状をとらえ、「橋下知事が選ん

だ教育委員でも、維新の会と違うことを言えば、自分の意見が通らないような状況。

そんな状態で民意が反映されるとは思えない」と話した。
大阪市長選への再選出馬の正式表明を2日後に控えた平松市長。集会では会場の最前

列に陣取り、“ハシズム”をめぐる議論を熱心に聞き入った。集会後、報道陣に対し「私自

身が(橋下氏について)言ってきたことが、ある程度凝縮されていた」と集会の内容を評価。

市長選については「大阪市をつぶすかつぶさないかという選挙になる」と意気込みをみせた。
市長選で“反橋下派”の幅広い支援を集めたい平松氏は「(維新が勢力を伸ばしている)今

の大阪の状況が、全国に波及することを防ぎたいと思っている人はいっぱいいる」と指摘。

支援の広がりに期待を寄せた。
一方で「大阪の良さを引き出す動きが軌道にのり始めている」とも述べ、「その動きをつぶ

すというのか」と橋下氏を牽制(けんせい)した。


▽産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110918/lcl11091810350000-n1.htm
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たった二百人のそれはこうして報道されるが、それの数倍の「デモ」には、標的が自分達

であるとなれば、無視してしまう。

っていう、その偏狭さは「マスコミの言う表現の自由」は、独善的指針となってしまう。

何に対して国民が不満を募らせるか。

下の大阪でも苛烈な行政改革に対して、精神科医という精神科に通ったのがみたいな人

物やらね自ら先の見えなさを告白した社会学者の批判では、先行きの財政破綻は止められ

ないだろう。まして既得権益にすがる人々にとっては、国民・府民でなく「自己保身」のみが

関心の的なのだから、とんだ主張の学者や精神科医は「利用しやすい」ものなのだろう。


端的に言えば「歪んだ思考」からは正常な行動は生まれないし、これまでの偏狭な行いは

改善されないだろう。

決断を鈍らす「既得権益」と「どこかが利益を得る印象操作」には、根底で繋がる醜悪な思

惑が滲んでいる・・・。


で、醜悪な手法として「唖然とする展開」というものも、映画には存在していて「論理破綻」も

なんのその一本の映画として作り出したものが、「その場しのぎで作り上げていくと、こうな

りました」的グダグタをエログロとともにしたためたのが、「魔性のしたたり」ではないのか。


流浪の民の囁き

http://www.youtube.com/watch?v=IiGVLEs4G34&feature=related

「魔性のしたたり 屍ガールズ」 八十七年未公開作


珍しいフランス産のホラー映画は、陰謀とエロとグロとそして論理破綻の脚本と

まさに「ごっさたに状態」を描いて、見ている人を唖然とさせている。

そしてわざわざその「詐欺的前置き」を最後に持ってくるとの念の入れよう。

陰謀によって毒物混入の牛乳を飲んでしまった村の若い女三人・・・。

その毒物は廃棄物処理を経ずに、墓地にまかれて、犠牲になった三人はそれに

よって「生死人」として復活・・・。

ここまでは色気でたぶらかす社長秘書やらのサスペンスものとして、以後は「ゾ

ンビ」もののホラーとして・・・、これがとってもエロい犠牲者を増やす、いややり方が

エロい生死人達、それでもグロも展開と・・・、なんだか脚本がその場で作られていく

ような展開は、さてどんな結末を迎えるやら・・・。

まぁ、破綻した脚本はこじつけと言い訳で、なんとかラストに向かうのだが、見ている

人はそれに「唖然とさせられる」というか、そりゃないだろう・・・。

と、憤りも感じる。

ただ、おフランスの欲望のそれは大変なエロセンスだけは健在で、映像における女体

の見せ方は見事で、ストーリーも単にエロチック・サスペンスでも良かったかも・・・。


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Amazon.co.jp             といったところで、またのお越しを・・・。