大罪は完璧に追い込むべし「君よ憤怒の河を渉れ」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

詭弁と言い逃れに終始した「前総理」だった男の「大罪」は、どこをどう繕うとも、

「日本人」を著しく傷つけ、そしていけしゃしゃとテレビ・メディアに応えるという「恥の

概念のない」血は争えぬということか・・・。


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事故予測、発生当日に菅氏まで伝達~保安院


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・経産省の原子力安全・保安院は、福島第一原子力発電所の事故が起きた
3月11日の夜に、「翌日にはメルトダウン(=炉心溶融)が起きる」という保安院の
予測が、菅前首相にまで伝わっていたとの認識を示した。
保安院は3月11日夜、「3月12日午前0時50分に原子炉の中の核燃料が
溶け出すメルトダウンが2号機で起きる」という予測を文書にまとめ、官邸に
送っていた。保安院はその文書を2日に公開したが、保安院・森山災害対策監は3日、
その内容は3月11日午後11時頃には、当時官邸に詰めていた海江田前経産相から
菅前首相に伝えられていたとの認識を示した。これらのデータが、周辺住民の
避難指示に役立てられたかどうかはわかっていない。
事故については、被害の拡大防止などが適切に行われたかなど、事故調査委員会が
年内にも中間報告をまとめる予定。

http://news24.jp/articles/2011/09/03/07189922.html



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「首都圏全部が避難しないといけなくなる可能性もありました。国そのものが、機能を
はたして維持できるのかと考えたときに、本当に背筋が寒くなりました」(菅前首相)

総理の座を退いてから5日。その表情は、どこか晴れやかでした。
「あそこでヘリにだいぶ乗ったなぁ」(菅前首相)
日本のリーダーとして直面した大震災。批判を浴び続けた原発事故への対応。
退任後、初のカメラでのインタビューで菅前総理がすべてを語りました。

(Q.原発の事故は人災だったとお考えですか?)
 「準備をしていなかったことによって、事故が非常に拡大した。そういう意味では、人災
ですね。首都圏全部が避難しなければならない可能性もありました。本当に背筋が寒く
なりました。3000万の人が避難することは、国そのものが機能を維持できなくなる、
国として成り立たなくなるというギリギリの崖っぷちだったと思っています」(菅前首相)

そして、菅前総理は原発が制御不能に陥った際の不安を初めて吐露しました。

「24時間官邸にいたんですけど、いろいろなことを考えました。どこで止まるんだろう、
どこでいい方向に向かうのか、さらに悪い方向に向かうのか。事故発生の1、2週間く
らいは、そういう状況がかなり続きました」(菅前首相)

一方で、原発事故対応への批判についてはこう語気を強めました。

(Q.原子力安全・保安院は「3月12日未明にもメルトダウンが起こる可能性」と官邸
に伝えたと?)
「よく調べてみてください。官邸という言葉はまさに建物なんです。総理というのは私。
私のところには(報告が)あがってきていません。まさにそれが問題。(私が)知ってい
ることを公開しなかったことはありません」(菅前首相)


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「居座り」との批判を受けながらも原発事故対応に執念を燃やした菅前総理。
インタビューの最後には、将来に道筋をつけたと自負をにじませた。
「あらゆることが後追いになったり、当然伝えるべきことが伝わっていなかったり、そう
いう混乱がずっと続きました。『新たな原子力行政体制を作ろう』ということで細野氏を
原発担当大臣にして、本当に厳しい経験も含めて、機能しなかったという経験も含め
て、そういうことに将来ならないようにするにはどう変えていくかということにすでに着
手しているわけです」(菅前首相)
(06日17:16)

2011年09月06日(火) 17:41

http://www.ohbsn.com/news/detail/zenkoku20110906_8059.php

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この民主党政権は、迅速な行動力を欠いたまま情報隠避を正当化して、その上、

マスコミ対策を施して、正確な「政策提言」も無視して、厚顔無恥な態度で「直ちに健

康に影響がない」とのたまって、その場を取り繕い以後はマスコミへの情報を小出し

にして、目に見える被害がないのをいいことに、これで五年後・十年後になって「ガン」

が増加しても因果関係が明白でなくと、隠避は今の状況なら成功しているようである。

日本人の安寧よりは、自分達の保身が際立ってそして顔を変えたとたんこれまだの

「蛮行の数々」をなかったかのように振舞うのは、「相当な背信行為」で善良な国民は

それこそ「被害だけをこれからも被る」と・・・。

なんともマスコミを抱き込めば、批判・不満を押さえ込めるを見せ付けているかのようだ。


ただ震災のごたごたは、ひとえに現政権政党の「詐欺的政策変換」は、これからも批判

の的として「追求」を続けなければ・・・。

そんな義憤としても、また「不条理な立場」に追いやられれば、それに対して徹底的に

また自分の「正義」に対する矜持から「生き様」として対抗すると、めげない男の執念

を見せ付けるものとして、この映画「君よ、憤怒の河を渉れ」が表しているようだ。


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http://www.youtube.com/watch?v=9xFI5edhVlk

「君よ、憤怒の河を渉れ」 七十五年公開作


無実の罪を着せられた「検事」が、自分を陥れた「復党」に対して妨害にめげず

追い詰めていくという、少しハチャメチャのアクションもある映画で、主演は高倉健

そして脇を原田芳雄とヒロインを中野良子が固めて、日本的というより自然とも闘い

そして都会でもそれなりのアクションと、原作が西村寿行ものだけに、野生の脅威と

悪党の執拗な妨害、そこに警察権力も加わり、ただ一人それに立ち向かうという無頼

を・・・。もっともやはり活字のイメージと映像にはズレがあって、映画には違和感が湧

いて来てしまったし、ヒロインのイメージも・・・。

それなりに「義憤」に耐える役柄なのだが、高倉健のけれんみのイメージは現代もの

より、明治とか昭和初期の任侠もののグット堪えた後の「爆発」の様の方が・・・。


政権が変わっても正当は同じで、支持率が急上昇とか「完璧におかしい」事象には

あきれ返ってしまう。

これだけの災害の「人災」については、徹底的に追求せねば、これから被害が広がっ

た時の「検証」の因果関係を今のうちに明確にしておくことが、後々のゴタゴタを解消

する方法だろう。


君よ憤怒の河を渉れ [DVD]/原田芳雄,大滝秀治,池部良
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Amazon.co.jp                 といったところで、またのお越しを・・・。