言葉は便利なもので「詭弁を弄する」を駆使して、それなりの解釈が罷り通って「延命」
をした者に対しての「存在価値」は、いささか本人の思いと周囲の思いはすれ違ってい
て、それを見せ付けられる国民は、より以上の「虚脱感」を味わうことになる。
そんな大多数の国民の意識に対する理解もなく、今日も今日とて「強弁」を振り回し・・・。
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前任者に「ペテン師」と呼ばれた男と、自衛隊を暴力装置と言い放った「暴言常習者」
との内ゲバを見せられるのは、いやはやたまったものではない。
菅直人首相の退陣時期をめぐる首相と仙谷由人官房副長官の暗闘のことである。
政治の惨状に悄然(しょうぜん)とうなだれる国民を尻目に、2人はひたすら元気に角
突き合いを続けている。
「首相を支えるべき官房副長官が早期の退陣を迫り、新しい政治の枠組みに向けて奔
走するなんて不思議な光景だ…」
首相経験者の一人はこうあきれて苦笑する。
確かに、退陣を口にしながら、延命を模索する菅首相はみっともない。だが、首相に引
導を渡した返す刀で鳩山由紀夫前首相、民主党の小沢一郎元代表も含めた「トロイカ」
3人に一線を退くよう求めた仙谷氏も「共同正犯」(西岡武夫参院議長)であるのは間
違いない。
「決然と生きる」
首相は11日に岩手県釜石市のボランティアセンターを視察した際、被災者に向けた寄
せ書きにこう記した。
被災者やボランティアをねぎらい励ますべき場面で、つい自分の心境を書いてしまう。
仙谷氏らによる「菅降ろし」に、いかに対決するかしか頭にないのだ。
一方の仙谷氏の言動もあざとい。官房副長官として官邸内部にいるにもかかわらず、
このところ盛んにメディアを利用して首相退陣論を発信している。
11日のBS番組では「無理に頑張り抜くと本人のためにも良くない」と述べたが、もは
や完璧な「上から目線」だ。直接首相に諫言(かんげん)するのをあきらめ、からめ手
から真綿で首を絞めるようにじわじわと包囲網を狭めている。
官房長官として身近で首相に仕えてきただけに、首相の無能さや資質のなさを誰より
も実感しているのかもしれない。
だが、それならばもっと早い段階で退陣に向けて動くべきだった。昨年9月の中国漁
船衝突事件で首相が中国の圧力に簡単に屈し、超法規的に中国人船長の釈放を決
めた時点で、宰相失格であることは隠しようがなかったではないか。
仙谷氏の支えもあって、首相はその後も居座り続けて現在に至るが、その間、「大風
呂敷」を広げるばかりで何一つ実績らしい実績はない。だらだらと国民に迷惑をかけ
るだけの無為徒食の日々を送ってきた。
「次の民主党代表は民主党が決めることだが、仙谷首相だけは絶対にだめだ。官房
副長官になったことさえ許されない」
自民党の山本一太参院政審会長は13日の記者会見でこう強調した。仙谷氏の脳裏
に、菅降ろしで「あわよくば自分が…」という思いがよぎるとしたら、参院で問責を受け
た身であることをかみしめるべきだ。
「(首相には)潔さ、勝負勘は足元にも及ばない」
仙谷氏は昨年6月9日、菅内閣発足翌日の記者会見で首相をこう称賛した。
見込み違いもいいところであり、自身の不明を深く恥じ、トロイカと一緒に政界の一線
から退場したらどうか。
▼MSN産経ニュース [2011.6.13 21:50]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110613/plc11061321500009-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110613/plc11061321500009-n2.htm
久々に'麻生節'が、北京で炸裂した。
麻生元首相が、なぜか菅首相の「文化担当特使」として6月8日から始まった
「ジャパン・フィルム&テレビ・ウィーク」に合わせて北京を訪れた。
「ポケモンはキュッキュッとしか言わねーが、世界中で通じてるじゃねーか。文化交流
ってのは、 言葉じゃねーんだ。日本の素晴らしいコンテンツは、世界で通用するん
だよ! 」「韓国は文化開放に踏み切ってから、日韓関係は劇的に改善された。あんた
んとこ(中国)も、 早くそうすべきだ! 」
まさに麻生特使の行くところ、拍手喝采が鳴り止まない。皮肉なことに、民主党政権下
になってこれほど北京で人気を博した日本の政治家はいない。
思えば、麻生政権時代、日本で『週刊現代』の政治記者をしていた私は、毎週のように、
麻生首相の批判記事を書いていた。「麻生総理、この漢字読めますか? 」「ゴルゴ13
を見て外交するなかれ」…。いまでも当時のタイトルが頭に浮かぶが、先週、2年ぶり
にご本人を間近で見て、懺悔したい気分に駆られた。菅外交に較べたら、麻生外交に
は何と華があったことか! 民主党外交に較べたら、自民党外交は何と老獪だったこ
とか! 私たちはなぜ「一度任せてみて下さい」などという甘言に騙されて、民主党に政
権を託してしまったのだろう? この2年間、北京から見ていて、民主党外交の杜撰さ、
幼稚さには、一日本人として怒りを通り越して、涙が出るほどだ。
中国はすでに昨年、GDPで日本を追い抜いた。今後、日中間の「経済格差」は、ます
ます広がっていくだろう。
中国からすれば、もはや日本など、目に入らなくなってしまった。それは、一つには、
G8の時代からG20の時代へ、もしくはG2(米中)の時代へと変遷したからであるが、も
う一つは「お笑い民主党外交」を、相手にしなくなってきているのだ。(抜粋)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110613-00000001-gendaibiz-pol
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大多数の国民もまた「一度任せてください」の遜った言葉に「疑心暗鬼」ながら、下の
記事の「懺悔」よろしくなものに「見事に幻想を抱いて」ものの見事に裏切られて・・・。
民主党の体たらくも、また予想出来たものであるのだが、そこは「マスコミ」の相当いい
加減なイメージ操作に、ついつい「一度くらい」の甘い判断が自らの奈落を掘っていた
ものだが、今となってみれば「民意」は、すべてにノーとなる政権与党だろうし、まして
「独善的運営」を詭弁で繕うリーダーに対して、信頼を寄せるあるいは存在価値を認め
る人は存在しないのではないのか・・・。
と、良く比較されるものに「お馬鹿映画」という、あってもなくても困らないが「笑い」を
取る分だけ、こちらの方が存在していい価値はありそうである。
そんなものに「テラービジョン」も入ってくる真剣に演じる「お馬鹿映画」である。
http://www.youtube.com/watch?v=TxkELa9w2j4
「テラービジョン」 八十六年未公開作
広い宇宙でも「のけ者」というか、産業廃棄物扱いの「エイリアン」が、その存在を
「電波に変換」させられて、それをアメリカの片田舎の一家のパラボラ・アンテナが
キャッチしてしまうと、出だしから今で言う「斜め上の電波」で、この電波をキャッチ
してしまったのが「完璧変態一家」という、出来すぎた設定で現れ出でた宇宙の廃
棄物クリチャーの造形のそこはかとない「安っぽさの中にある変な可愛らしさ」と
イカレタ家族と廃棄物怪物との前半は、犠牲になるミリタリーオタクの祖父とかの
それなりに「ホラー」を思考した展開が、ちょいと前のメタルスタイルの娘の恋人の
服装に怪物がシンパシーを感じて、懐いてしまうという「ペット」化計画に変更した
ような「コメディ」へとなって、ここで反体制の象徴のメタルスタイルが「山師」に
変身して、マスコミに売れこみを掛けて、一山上げようとスケベ心を出して・・・。
勿論、テレビに出ればてんやわんやで、廃棄物処理マニフェストでの排出者責任
とばかりに、申し出に「電波化」した宇宙人がのこのこやって来て・・・。
アメリカの伝統の「ハッピエンド」が用意されているかと思いきや・・・、はれま・・・。
と、どこまでも人を食った演出を心がけて「お馬鹿映画」の伝統を傷つけない心配り
を見せて、見ていたものは「あっけに取られて・・・」感想もなく、脱力してしまう。
まぁ、最初から期待していないものには、先を読む気力もなく、それだけに「お笑い」
ととれれば、醜くとも安っぽくとも怪物の目が動いたとか口が開いたとかそんなところ
に感心し、程よい時間の過ごし方と「くすりと出来る」映画である。
もっとも「ホラー」という捉え方だと、存分に不愉快になりそうだが・・・。
まぁ、どうでもいいなぁ・・・。
と、日本の現在のリーダーの言とも、それ程の存在価値は認められないが、認識しつ
つ映画を作ると、人の意識を理解しない「自分だけの理想」では、やっぱり四面楚歌に
陥るのは「自業自得」で、存在価値はこの映画以下になりそうである・・・。
にしても、「漢字が読めない」とかのネガティブ・キャンペーンを張ったマスコミの今更の
言には「二度と取り返しがつきません」あなたの信頼とでも告げてやろう・・・。
- Terrorvision [VHS] [Import]/Diane Franklin,Mary Woronov,Gerrit Graham
- ¥851
- Amazon.co.jp といったところで、またのお越しを・・・。