大衆音楽は、どこまで行っても「無国籍」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

たまにはの「音楽」の話題を・・・。

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「HEY!HEY!HEY!」(フジテレビ)2011年4月25日20時~

新聞のテレビ欄に「追悼キャンディーズ名曲」とあったが、冒頭で歌う映像が数
分流されただけ。時間的に余裕がなかったとは思うが、「追悼」とするからには、
さまざまな番組で活躍していた頃の映像を集めるとか、ゆかりの人たちにコメン
トをいただくとか、もう少し工夫があってもよかったのではないだろうか。
肩透かしを食らった感じだ。
ところでこの日のメインは「K-POP特集」で、KARAや少女時代など日本でもお
なじみのアーティストを紹介。「KARAに会うためのロケ」として、はるな愛、
クリス松村、THE冠の3人が韓国に行き、マッサージ、サウナ、焼肉、ホストク
ラブで大はしゃぎする場面など、ちょっとした韓国観光案内のようでもあった。
散々遊んだ後、韓国№1の音楽チャート&ライブ番組「M countdawn」の収録
現場に潜入し、リハを見学。
人気グループBIGBANGのリハに遭遇するも、KARAには会えずじまいだった。
「わざわざ韓国にまで行ってKARAに会えなかった3人でした」というオチのあと、
KARAからのメッセージと日本デビュー当時のPV撮影の貴重な映像を流すなどKA
RAの宣伝に終始した。
その後も韓国№1プリンス、チャン・グンソクが緊急出演!!などとやっていたが、
韓流に興味がない筆者にはちんぷんかんぷん。日本の音楽番組がここまでK-POP
に加担する意味がわからない。J‐POPにも光を。(白蘭)

J-CAST:
http://www.j-cast.com/tv/2011/05/03094532.html

「公演延長」求めるデモも

今月1日、フランス・パリのルーブル美術館前で行われたK-POPファンによるデ
モは、韓流ブームがアジアを超えヨーロッパに広がっていることを示す象徴的な
出来事だった。K-POPの熱心なファン約200人は「6月10日に予定されている東方
神起・SUPER JUNIOR・少女時代・SHINee(シャイニー)、f(x)などK-POPア
イドルたちの公演チケットが入手できなかった」とし、「公演をあと1日延ばして
ほしい」とデモを行った。
インターネットで販売された公演チケット6000枚は発売15分で完売した。公演
を企画したSMエンターテインメントは、フランスのK-POPファンの熱意に応えよ
うと、予定外の追加公演(6月9日)の開催を前向きに検討している。
K-POPに対する情熱は、フランスだけでなくイギリス・ドイツなどほかのヨーロ
ッパ諸国でも見られる。今年2月25日、ロンドンのトラファルガー広場隣にある
韓国文化院前では、イギリス人の若者たちが200メートル以上も行列するという
珍しい光景が繰り広げられた。彼らは「第1回ロンドンK-POPの夜」の会場に入
ろうと列を作り待っていたのだ。公演を見るため600キロ以上離れたスコットラ
ンドから来た人もおり、合計約700人が集まった。イギリスの若者たちはBIGBA
NG・2NE1(トゥエニーワン)・SUPER JUNIORのダンスをまねたり、歌を一緒
に歌ったりして関係者を驚かせた。
なぜ、欧州の若者がK-POPに魅了されるのだろうか。 K-POPの熱心なファンで
ある10代のフランス人少女ソフィーさんは「K-POPアイドルたちは歌もダンス
も上手だし、ルックスやスタイルも良く、すべてがパーフェクト。
プロモーションビデオもとてもよくできていて、一度見たら『中毒』になり、
何度も見てしまう」と説明してくれた。
フランスのK-POPファンの集い「コリアン・コネクション」で代表を務めるエ
ンジニアのマキシム・パケさん(30)は「フランスのポピュラーソングは歌唱
力でなく歌詞が中心だから面白くない。だが、K-POPは歌唱力・メロディー・
歌手の容姿・ダンスの実力がすべて見事に調和し、次元が違う音楽の世界を見
せてくれる」と絶賛した。
K-POPのヨーロッパ上陸には、動画投稿・共有サイト「ユーチューブ」をはじ
めとするインターネット・メディアの役割も大きい。フランスには、ファンの
間でK-POPアイドルたちのプロモーションビデオやK-POPアイドルが出演する
韓国ドラマをダウンロードできるサイトがあるほどだ。
K-POPアイドルの曲の多くはヨーロッパの作曲家が手掛けているということも、
ヨーロッパのファンにアピールする要素の一つだ。少女時代の「Genie」はノ
ルウェーの作曲チーム「デザイン・ミュージック」の作品。F(x)の「Chu」は、
スウェーデンの作曲チーム、東方神起の「呪文 ? MIROTIC ?」はデンマーク
の作曲チームの作品だ。
ヨーロッパのメディアもK-POP人気拡大に注目し始めている。今年初め、フラ
ンスの国営放送「TF2」は『韓国、秘められた底力』というドキュメンタリー
番組で、K-POPアイドルたちの活動状況など韓流ブームを詳しく紹介した。
イギリスBBC放送も先月26日、「韓流はアジアを超え、欧米にも現れ始めてい
る。韓国という国家ブランドは『財閥企業』から『K-POP』を主軸とする韓流
に移ろうとしている」と報じた。

朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/news/20110503000042
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「ポップス」という音楽ジャンルがあるが、ここに「妄想と妄言と、パクリ」を
得意・・・、いや、それだけの「かの国」が絡むと、まるでポップスの起源は
「我が国」とかの「空想力」を発揮してしまい、なんらこれまでもあったものを
あたかも「新しく創造」したみたいに「自我賛美」を繰り返しているが、それを
傍で見ていると「哀れなり、歴史のない国」という感慨が浮かんでくる。
大衆音楽たる「ポップス」なんて、どこにでも広がり「作曲的特長」もいまでは
世界的に見て「どこでも同じ金太郎飴」である。
それが世界の一般常識だが、自分達にアイデンティーのなさが、名称にのみ拘る
から、その昔の「あだ花」「ユーロ・ビート」の旋律さへも「k・pop」とばかり
に、哀れさ全開の「痛々しさ」それがマスコミによると「ブランド」だとか・・・。
救いなし・・・、一つ比較で検証・・・。
さて「ポップス」に「バクリ」はつき物だが、それでもほんのちっっとぐらい
アイデアが浮かばないとは、さすが「労を惜しむその場限り、場当たり的発想」
って、どこかの不評をかう「政権与党」と遭い通じる語句が、自然と思い浮かぶ
のは、どっちがどっちなんだろう・・・。






$流浪の民の囁き

これなどまさに画像の少女の「感想」の絶望と嘲笑だろう。

そして以下の「往年のヒット曲」に見る「ポップス」の製造元としての「ブラ
ンド」は、まさかイタリア、アメリカ、イギリス、日本、それぞれの「ブラ
ンド」になっちゃうのかいな・・・。




「今日を生きよう」 ロークス イタリア

$流浪の民の囁き



「今日を生きよう」 グラス・ルーツ アメリカ


$流浪の民の囁き

http://youtu.be/XWdJsfXzTtE

「今日を生きよう」 リビング・デライト イギリス 





「今日を生きよう」 テンプターズ 日本

って、最初の「ロークス」の曲をグラスルーツが丁寧にアレンジして、その後
「カバー」したのがイギリス、日本となる・・・。
所詮、大衆音楽たる「ポップス」に誰も「オリジナル」の良さを求めず、そして
そんなものに「ブランド」を被せる「センスのなさ」が嘲笑の「みなもと」・・・。

で、他サイトの古い記事を全文引用・・・。
日本も「売りたくて仕方ない一人々は、Jpopなる恥ずかしいことを言っている」が
その昔は、「猿真似」と揶揄された日本の「ロック」も今は昔に・・・。
そんな音楽の歴史を思い起こせば、「大笑いの報道記事」になる。

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世界が終わるまでは・・ いい曲だ

先のエントリー「好奇心と日本人」で、日本におけるロック
の進化を書いたが、この「スラム・ダンク」のエンディングの
曲は、それをまざまざと・・。

$流浪の民の囁き




60年後半から70年代に日本語によるロックは、是か否かなん
て今では信じられない議論が起こっていたのである。
「フラワー・トラベリング・バンド」から「村八分」へと、実験的な
日本語によるロックの試みは、今ひとつパッとしなかった。
その当時、ロックにおける言語は、当たり前だが英語で、日本
語がロックのリズムに乗るかなんて、それこそぼろくそだった。
しかし「キャロル」の出現、「サザン・オール・スターズ」の日本
語を英語のようにして歌う手法が、最初違和感があったものが、
徐々に浸透していき今では立派なロックへと進化した。
その間に「ゴールデン・カップス」「モップス」など、グループ・サ
ウンズという範疇から抜け出そうと苦労する者が、多々出てそ
の刺激が広まり高みへと推し進める結果をもたらしている。
「柳ジョージとレイニーウッズ」など、見事にアメリカのフレーバ
ーで日本語を消化していた。
日本人の好奇心は、「猿真似」と揶揄されながらも、それを自
分の体内に取り入れ、熟成させ進化させ一歩先へ踏み出す
パワーを秘めている。
この「世界が終わるまでは・・」は、スラム・ダンクのエンディン
グ・ソングとして有名だが、私はアニメを見ないもので子供に
教わって、十年前くらいにCDを購入した。(この頃なんて音楽
を聞く機会は、なくなった)ロックは学生を卒業するとすっかり・・
いや聴く時間が削られ、まるで空白が出来てしまったように、
知識が欠落してしまった。
それがこうしてパソコンを操るようになって、「you・cube」を知
るに及んで時代が凄い勢いで流れているのを実感する始末だ。
そこで主に見ているのが昔のロックのビデオだが、時折演奏は
その当時のままなのに、画像はアニメなんてのがあった。
そこでアニメのカテゴリーを検索すると実に驚いたことに、その
ほとんどが日本のアニメ、てっきり日本人が投稿していると思っ
ていたら、何だか分からない言語や中国語、英語の字幕が付
いているのに、びっくり仰天だ。
アニメのバックで日本語の歌声が、アクセス数からして日本
人だけとは考えられないから、色々な人種の人が見ている・・。
耳からは聞こえてくる。
私が馴染んだのが耳からの情報としての音楽、それは今
でも愛着を持つ人がそれ程極端に変化するとは考えられず、
聞いていたものは忘れない。
だとすればこれで育った人々は・・。

何だかそのことに、ほっとする。

http://erath0515.at.webry.info/200701/article_22.html
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と、まあ、常識的に考えて「起源」を辿れば、アメリカへ行き着き、そして
それぞれの「試行錯誤」を経て、現在があるを何でも思い知る知るのだが、
「かの国」にはその常識も通じず、大量の広告宣伝と「捏造気味の観客動員」
とを駆使して、「ユーロビート」のヤキ回しを、あたかもの作法で・・・。



「デイドリーム・ピリーバー」 タイマーズ
これも「ポップス」のそれだが、果たして恥ずかしげもなくジェイ・ポップス
なんて「誰も言わない」アメリカの曲のカバー・・・。
たぶんに「無国籍」だから、意味も分からずでも「気に入る」歌ってものも
あるを「信じたくない」のか「文化」のそれを勘違いすると、「痛い人」に
なりそうである・・・。