達は「無責任」を貫き通し、起こる事柄すべて「他人のせい」で済ます「なんちゃ
って政権」の真骨頂には、ほとほとあきかえる。
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「老婆心ながら守秘義務」と官邸、小佐古教授に
東京電力福島第一原子力発電所の事故対策を巡り、4月30日に内閣官房参与
を辞任した小佐古敏荘(こさことしそう)・東京大学教授が2日夕に予定してい
た報道関係者向け説明会が中止された。
民主党の空本誠喜・衆院議員によると、小佐古教授が官邸から守秘義務の指摘
を受けたことが、中止の理由だという。

小佐古教授は、政府の事故対応に納得できないとして、29日に辞任の意向を
表明した。空本氏によると、小佐古教授は2日夕、小学校の校庭利用などにつ
いて文部科学省が説明した放射線被曝(ひばく)限度の問題点について詳細な説
明を行う予定だった。
ところが1日、小佐古教授から空本氏に、「(官邸関係者から)老婆心ながら、
守秘義務があると言われた」として、説明会には出席できないと電話で伝えて
きたという。
文科省は校庭利用の放射線被曝限度を年間20ミリ・シーベルトとしている。
空本氏は「小佐古教授は、子供の被曝量はせいぜい年間5ミリ・シーベルトに
とどめるべきだという考え。
きちんと説明する場がなくなったのは残念だ」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110502-OYT1T01026.htm

生肉のユッケなどによる食中毒で男の子が死亡した問題で、蓮舫消費者担当大臣
は、不安がある場合には生肉を食べることは控えるよう呼びかけました。
蓮舫消費者担当大臣:
不安がある場合は、生肉の料理を子供、ご高齢者、健康状態が優れない
大人の方が食べることは控えて頂きたい」
蓮舫大臣は、ユッケや生レバーなど生肉を食べる場合には、飲食店などに加熱用で
販売されたものではないことを確認するよう求めました。
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210502036.html
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一見違ったかの政権の対応たが、どちらも「他人事」を考えれば、共通する「他人の
せい」で自分達は「高みの見物」という態度が浮かんでくる・・・。
もうそろそろこういった「やから」には退場して貰わないと「日本国民の精神衛生上」
疾患が増えてしまいそうで・・・。
そんな時はやはり「笑い」を取り入れて、それも地球を守るヒーローものが、精神衛生
的にも良いのでは・・・。
ということで、その素晴らしい発想と造形が、当時としては「精一杯」の低予算映画会
社の姿勢だったを思いやれば、「新東宝」の映画は、今の体たらくな政権よりはよっぽ
どましに見える。
で、映画は「スーパージャイアンツ」あの宇津井健の大活躍するものである。

「鋼鉄の巨人 スーパージャイアンツ」五十七年公開作
原爆を使いすぎる地球を心配する銀河系連合の会議で、それを止めるべく派遣される
強靭な体躯をした男が、悪の組織を駆逐して「地球の平和」を守るというコンセプトの
もと、当時としては斬新な造形の宇宙人やらを登場させ、ヒーローものの古典「スーパ
ーマン」の向こうを張ったもの・・・。
だけにタイツ姿もりりしく、宇津井健が大活躍・・・。
なのだが、そこは大蔵貢の新東宝、一本分の尺で二本の映画とする「あざとさ」も健在
で、空想科学映画を標榜しながら、その実「活劇」今で言う「アクションもの」の映画
としてしまう・・・。

何しろこの姿で、空を飛べ鋼鉄だから「拳銃の弾」も跳ね返すのに、乱闘得意で地球の
人をなるたけ傷つけないように、ばったばったと殴り倒す・・・。
と、今ではなんだかなぁと、薄ら笑いが出てしまうコスチューム、それも雨の場面も予算
の関係からそのまま撮影だから、なんと鋼鉄の胸に「乳首」がうっすら・・・。
あちらにロジャー・コーマンあれば、こちらに大蔵貢ありと続編も大量に、それも二部構
成・・・、一本分を二本に分ける「あざとい商魂」をみせてシリーズ化・・・。

ただ日本語の時は「違和感」がある物語が、単に英語の吹き替えになるだけで「変に見られ
る」のは、どうしたことか・・・。
こんなバック・ミュージックに被さると、その「造形のお笑い」も良く見えるのだから、
不思議なものである。
新東宝名画傑作選 DVD-BOX8 石井輝男監督作品/久保菜穂子,宇津井健

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Amazon.co.jp といったところで、またのお越しを・・・。