新政権が発足して「いよいよ」の船出だが、政権誕生前から「発狂マスコミ」は、早速ネガテ
ィブ・キャペーンを始めて、その異様な姿勢に国民からは疑義が「民主党の次はマスコミ」
と、狙うべきものとして注目を集めている。
何より「上から目線」が「天上天下唯我独尊」的な高慢な姿勢と見えるから、とても公共・公
平な姿勢に見て取れないのだから、これからの批判の対象は、マスコミとなって来る。
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2度目の安倍晋三内閣が船出した。混迷続きだった民主党政権の3年余をへて、日本の
政治に安定を取り戻せるか。
(中略)
領土問題できしむ近隣外交の立て直しも、民主党政権から引き継いだ懸案である。
日中韓の指導者がそろって交代するいまこそ、むしろ関係改善のチャンスだ。
安倍氏自身、そのことは十分意識しているようだ。 来年2月22日の「竹島の日」を政府主
催の式典に格上げすることはとりやめた。
靖国参拝や尖閣諸島への公務員の常駐についても明言を避けている。
外交の試金石は、年明けの訪米である。民主党政権下で揺らいだ日米同盟の再構築を急
がねばならない。
環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加の是非についても、結論を出す時期が迫って
いる。 期待の半面、心配もある。
安倍総裁直属の教育再生実行本部の本部長として、党の教育分野の公約をまとめた下村
博文氏が文部科学相に就いた。
公約は、歴史教科書の検定で近隣国に配慮するとした「近隣諸国条項」の見直しをうたって
いる。
近隣国との信頼を築くうえでこの条項の存在意義は重い。これを引き継がないとなれば、中
韓との関係はさらに悪化する。
■孤立招く歴史見直し
新政権の要職には、下村氏をはじめ、安倍氏がかつて事務局長を務めた「日本の前途と歴
史教育を考える若手議員の会」のメンバーが並ぶ。
この会は、歴史教科書の慰安婦をめぐる記述を「自虐史観」と批判し、慰安婦への謝罪と反
省を表明した河野談話の見直しを求めてきた。
また、行政改革相に就いた稲田朋美氏は「南京大虐殺」を否定し、東京裁判を「不法無効な
裁判」と批判してきた。
河野談話や村山談話の見直しは「戦後レジームからの脱却」を唱える安倍氏の持論だ。
だが、そうした歴史の見直しは戦前の軍国主義の正当化につながる。
戦後日本が国際社会に復帰する際の基本的な合意に背く行為と受け取られかねない。
実行すれば、中韓のみならず欧米からも厳しい批判は避けられない。
前回の安倍政権は、愛国心を盛り込んだ改正教育基本法など「安倍カラー」の法律の成立
を急いだ。
その強引な手法が世論の反発を招き、参院選の大敗と退陣につながった面もある。
その教訓と「ねじれ国会」の現実をふまえてのことだろう。今回は、来夏の参院選までは憲
法改正をはじめ「安倍カラー」は封印し、経済政策などに集中する。それが新政権の基本
方針のようだ。現実的な選択である。
そのうえで、新政権に改めて指摘しておきたい。世界の中で孤立しては、日本の経済も外交
も立ちゆかない。
http://www.asahi.com/paper/editorial20121227.html
日本未来の党の嘉田代表は、党役員の人事を巡って、小沢一郎衆議院議員に近い議員と
の対立が深まり、このままでは事態の収拾が図れないとして、年内にも党を分党する方向
で調整を進めています。
日本未来の党の役員人事を巡っては、嘉田代表が阿部知子衆議院議員を共同代表にす
る一方、小沢一郎衆議院議員を顧問とする案を示しましたが、小沢氏に近い議員は、小沢
氏を共同代表にすべきだと反発していて、党内の対立が深まっています。
これを受けて、嘉田代表は、このままでは事態の収拾は図れないとして、年内にも、円満
な形で党を2つに分ける、分党する方向で、すでに、みずからに近い飯田哲也代表代行が
小沢氏と会談を行うなど、調整を進めています。
日本未来の党は、発足から僅か1か月で、存続が危ぶまれる事態になりかねない見通し
です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121226/k10014447421000.html
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選挙前の威勢はどこに行ったのかの「未来の党」、それを強力に推していた人々は、
マスコミ同様のありさまで、「自分の生活が第一」わ実践して行くのか。
こういった画像の風刺は、にこりと笑えて風刺の効いたものとなる。
単に生産性のない人々が「言葉による洗脳」を目指しても、そうそう盲信して貰える
はずもなく、それよりは国民の平衡感覚から逸脱していく「マスコミ」には、より厳しい
目が向けられて行く。
で、日本のマスコミに限らず、放送やらのメディアの中には、その中だけでの世界が
構築されて「社会を知らぬ」者も多い。
そんな偏狭な世界にどっぷり浸かれば、より刺激的で扇情的で人間の欲望の様を
創造すると「勘違い」が起こって、それに自分も埋没してしまうから皮膚感覚が妄想
に冒されて、刺激的なものには際限なく好奇心を秩序良俗を無視して、突き進んで
しまう人間の残虐性が幻覚やらも現実と区別が判然としない闇へと、一言で言えば
「変態」が見る映像の具現化、そんな映画が「ビデオドローム」ではないだろうか。
http://www.youtube.com/watch?v=8IxeroqZSuo&feature=related
「ビデオドローム」 八十五年公開作
ポルノ放送局を経営する主人公は、より刺激的で「変態的」なものを希求していて、
日本物のポルノも輸入したが、もう一つ自分の欲求とはあわない。
そんな時、ふとしたことから入手した暴力と惨殺の真に迫るビデオを見てしまう。
一度自分にとって刺激的なものを見てしまうと、今度はそれを対する欲求が人一倍
強くなり、それが現実と幻想の境目をあやふやにしてしまう。
そしてそのビデオの作用は刺激的なだけでなく、腫瘍を作り出し幻覚がどんどん膨ら
んで行き、自身の社会性がビデオの中だけに「引き篭もって」しまい、現実か幻覚か
の咀嚼が出来なくなる。
まして主人公の恋人も同様に神経が病んでいって、生命の危機も・・・。
映像は現実か幻覚かの狭間を行ったり来たりして、見ている人も「変態要素」をふん
だんに含んだ映像に騙されていく。
そんなだけに物語自体は破綻していても、それらを凌いで反社会的事象が延々と
そして主人公の視点がテレビ自体を歪んだり、波打ったり、布生地のようなブラウン管
とかの幻覚を見せ付けられる。
この映画、主人公がジェームズ・ウッズの少しばかり神経質なキャラクターがこの映画
にはぴたりとはまり、病んでいく様と特異な映像にはまる。
ただ相手役の女性には、命を賭しての救出へ向かわせるだけの魅力を感じないから、
今一行動が理解出来ないところもあった・・・。
にしても「変態的映像」のグロテスクさは、流石な監督らしさが溢れていた。
まぁ、ビデオも高価だった時代の「先を読む」メディアの危険性を臭わせれば、幻覚でなく
一体化してしまう人も出てくるのは、脳内では可能であり、社会性の欠落の危険性を
先読みした作品と見える一面もありそうだ。
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- 捏造報道―週刊誌文化の罪と罰/坂口 義弘
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といったところで、またのお越しを・・・。