参議院選挙の敗北が「消費税にあり」云々とかの弁明あたりから、政権与党の屋台
骨は大きくぐらついて、とうとうたった二人しか「代表選」に立候補しないとなって、案の
定、マスコミを通じて「菅降ろし、小沢待望論」を三度、まことしやかに流して、対立候補
いや人材不足を露呈して、陳腐な抗争を見せられる国民は、たまったものではない。
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★政権維持へ連立模索 民主・山岡氏インタビュー
・民主党の小沢一郎前幹事長の代表選出馬で、擁立の中心的役割を担った山岡賢次
副代表(県連代表)は26日、下野新聞のインタビューに応じ、「参院で過半数を割った
以上、健全な連立を組まないと政権維持できない。われわれにはそれができる」と
述べ、代表選に勝利した場合は積極的に連立を模索していく考えを示した。
山岡氏は「野党は参院選で戦ってレッドカードを突きつけた相手(菅政権)とは連立を
組む考えはない」と指摘。政権維持のためには体制を変える必要があると強調した。
その上で、既に他党と話し合いを進めているとし、「菅陣営にはそうしたチャネルは
ほとんどないでしょう。われわれはある」と話した。
勝算については「菅さんをやると言っていた鳩山前首相も小沢さんをやると明言した。
これから雪崩を打って小沢支持に変わってくる」と述べ、勝てる可能性が高いとの
認識を示した。
山岡氏は菅首相を支持できない理由として、「参院選で今の体制はノーという判断
だった。ノーと言われた以上、別の人に代わるのが国民に対する義務だ」と説明。
小沢氏の「政治とカネ」問題については「代表選に出れば十分説明する機会がある」
とし、代表選を通じて説明すれば理解は得られるとの考えを示した。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20100826/372747
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この記事を貼り付けたのは、その陳腐なシナリオしか描けないのに、どこかトチ狂った
脳内妄想を、恥ずかしげもなく披瀝して、参議院の敗北も「たった一人の人間」に押し
付けて自分達への「批判」もなかったことにし、以前の幻想が忘れられない・・・。
「一度死んでみろ」と、国民なら「命をかけて政治にまい進」するという気概なら、前言は
そうなってくるだろう。
それをいけしゃしゃと・・・、もっともそれ位の精神でないと議員は勤まらない?
とまぁ、描くシナリオのまずさは「先が読めてしまう」のでは、期待も何もあったものでは
ない。使い古された陳腐なシナリオでも、なんとか見てもらえるのは映画くらいのもので
ある。というところで、大層陳腐なれどだらだらと見てしまう映画ってなものを・・・。
どっかにあった出来事をトレースしたら、こんなんが出来ました「もう一度殺して」・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=1YLrPR06Spg
「もう一度、殺して」 九十一年公開作
かっぱらい男女の、思わぬ大金強奪から「欲に増長」から仲間割れ、
そしてかっぱらい女が思いついたのが、「死んだふり」の表題となって、
それを私立探偵に依頼、計画は「死亡して別の人間」に成りすます古典
的な手法も、依頼したかっぱらい女の抜け駆けで失敗、そしてかっぱら
いの片割れも追って、そして盗まれた組織もと、私立探偵ととの逃避行
そこで「ラスト・チャンス」なる地にて、再び偽造工作を試みるが・・・。
それにしても大金を盗まれた組織も、それほどこだわりがないのか、そ
れとも低予算では人を登場させる予算がないのか、いたって淡白に追っ
手もカジノでかっぱらいを発見して、追い詰めるがやられれば、お役御免
で、出し抜かれたかっぱらいの片割れの執念のみとなって、私立探偵は
大金を隠しにいけば、その間にかっぱらいの片割れに隠れ家を発見され、
女が人質になったところに、帰って来る。
当然、私立探偵は囚われの身になって・・・。
そこで起こるかっぱらい男女の諍いは、女が激怒して男を撃ち殺すことで
私立探偵と共々、隠した金の採掘にいって、隠したトランクを掘り出したと
ころに、死んだはずのかっぱい男が現れて、そして拳銃を持つ女は私立
探偵に銃を向ける。
そして私立探偵はそれを逃れるかのように湖に落ちていった。
振り出しに戻ったかっぱらい男女は、意気揚々と手配された車に乗り、
そしてトランクを開けてみれば、そこには雑誌が詰め込まれていて「大金」
は消えていた上に、手配された警察をまくために車で非常線を突破したが
ハントドル操作を誤ってガソリンタンクに衝突して自滅してしまった。
はたして大金は・・・。居留地の湖でネイティブに助けられた私立探偵はつ
め変えた大金のバックを持って、トラックにて送られていく・・・。で、エンド。
って、策謀と思惑と裏切りと強欲な独り占めって、そこにかるい「どんでん
返し」も一応は用意してなのだが、悪女の展開も薄くて、単に性悪女と、冷
酷だが「間抜け」と、過去にこだわりすぎた男のやり取りは流石に陳腐で、
「そんなもんだよな」って、驚きもなく作りやがった物語に「無駄な時間」の
考えが浮かぶ・・・。もっともテンポもそれほど良い訳ではないが、この悪女
の時折見せる「色気」な場面は、それなりに見られるものだ。
それにしても大金を盗られた組織の淡白さは、シナリオの軽さが重厚な犯罪
から単に男二人と女一人の三角関係に的を絞りたっかたの結果か・・・。
このところのマスコミ報道での「政権与党」のごたごたは、この映画と同じで
先に読める「脚本」のなせる業となって、「そんなことしている場合か!」と
怒鳴り散らしたい衝動も・・・、映画なら、こんな具合に「見ないほうがいいで
すよ」とアドバイス的書き込みも出来るが・・・、「ああ、これが国民の生活が
第一」り政党のやることか・・・、と、毒つくことしか・・・。
- Kill Me Again [DVD] [Import]/Val Kilmer,Joanne Whalley,Pat Mulligan
- ¥価格不明
- Amazon.co.jp といったところで、またのお越しを・・・。