世の中には「パロディ」という寄生がある「十四日の土曜日」「スチューデント・ボディ」 | 流浪の民の囁き

流浪の民の囁き

映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

日本ほど「人に気を使いすぎる」民族もないものだ。

そこが戦争に負ければ、すべての行いを捏造・偏向してしまって、歴史そのものも都合

の良い具合に、捻じ曲げても恥じない。いや思考法のあまりの乖離に唖然としてしまう。

そんな報道を、垂れ流すマスコミの「罪の深さ」は、販売不振となって自分に返って来る

ことになるか・・・。


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「何も感じない」「歴史勉強したい」、日韓併合100年の首相談話受け市民の声/川崎
日韓併合100年を迎えるのを機に、10日に発表された菅直人首相の談話。韓国に対

する植民地支配を「痛切な反省と心からのおわび」とした首相の”メッセージ”を、市民

はどのように受け止めたのだろうか。在日コリアンが多く住む川崎市川崎区の桜本地

区を歩いた。「多くの人は何も感じていないのではないでしょうか」。淡々と話したのは

在日2世の女性(53)。テレビから流れてくるニュースで首相の言葉を聞いたが心は動

かされなかった。首相のいう「これからの100年」を考えるならば「なぜ強制連行が行

われたのか、なぜ在日が日本にいるのか、学校現場で子供たちに歴史をしっかりと教

えてほしい」と話す。
30代の在日3世の女性は「パフォーマンスのような印象を受けた」と一言。「『これから

ともに協力して歩んでいこう』というが、具体的に何をしていくのか分からなかった」と首

をかしげる。一方で、評価する声もある。11日、桜本で行われた多文化交流のワークシ

ョップに参加した私立高校に通う日本人の女子生徒(17)は「植民地支配がもたらした

多大の損害と苦痛」という言葉を受け「やってはいけないことを日本はしたのだから、謝

罪の気持ちを表したのはいいことだと思う」と話す。さらに「近年の韓流ブームで両国の

交流が以前より活発になっていると思う。これをきっかけに歴史もしっかり勉強したい」

と笑顔をみせる。
私立大1年の男子学生(18)は「在日のことなどには触れておらずがっかりしたけれど、

村山首相のときより明確に示された部分もあった」とし、「支配した立場と、された立場

では歴史の認識にずれがあると思うが、それをお互い理解して歩み寄っていく必要が

あるのでは」と話した。

ソース:カナコロ 2010年8月11日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1008110048/
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「従軍慰安婦」やら「強制連行」など、考え付かなかったものをマスコミの一部が焚き

付け、それが都合の良い人々に「利用」されてきた。

それが長年にわたれば、「言い続けた嘘も本当になる」式のそれこそ強引な論法で

「教育」という「嘘洗脳」がまかり通る。

たとえば「日本軍最強伝説」などもっともなものだろう。被害の口述を繋ぎ合わせれば

「一人で千人は倒せる」最強兵士に早代わりとか、「お笑いもの」のまことしやかな「嘘」

が上の記事には、補強する形で告げれると「百篇の嘘」もつき続ける効果に、にんまり

している人が存在してしまう・・・。

と、単に人の意見としてのものが文字に書き写されると、なんともなものになって来る。

まぁ、それでも歴史の流れを知った上で読めば、笑い種となりそう。

そして今日は、「十四日の土曜日」である。こんな題名がつくくらい有名になったのは、

あの「十三日の金曜日」という悪いことが起こるという漠然とした「噂」が、根も葉もない

ものでも、「広ろまる噂」が信憑性を持たさせる証左である。

するとそれを逞しくも利用して映画にしたためれば、大ヒット、そこに寄生が起これば、

これまた「お馬鹿の極致」な映画も、それが「十四日の土曜日」である。



流浪の民の囁き


http://www.youtube.com/watch?v=8NmRGR45azo

「新・十四日の土曜日」 八十一年公開作


題名が示すパロディは、勿論「十三日の金曜日」であるが、これが緊迫感も

何もないただの「真似事」だから、笑うに笑えないものとなって、「良く、こんな

ものを作るよ」と貶しながら見る・・・。って、ここでは自分の立場は完全に忘れて

いる。そんなものを作る人を笑いながら、見ている人ってのも、傍観しているもの

だったら、どっちもどっちと冷笑して呟くことだろう。

パロデイとはいえ物語の始まりは、例の如く遺産相続か何かでもらえた邸宅に

やってきた人々が、その中の子供が偶然「悪魔の書」を開いてしまい・・・。

でるはでるはの大騒動へと発展していくごった煮・・・。

にしても、パロディのオンパレードには、半漁人まで登場してきて、何も考えずに

笑い飛ばしが出来れば、それこそ「御馬鹿映画」の見方の理想なんだろうが、人

間もそうそう単純に割り切れないと、笑うに笑えない「演出の酷さ」となって来る。

と、思っていたのだが、なんと続編も製作されていた・・・。

こちらにすればこれの方が「ホラー」である。

流浪の民の囁き


http://www.youtube.com/watch?v=3E6RNuc0Jjw

「新・十四日の土曜日 ストライク・バック」 八十八年未公開作


続編の存在さえ知らなければ、勿論未見である。



流浪の民の囁き


http://www.youtube.com/watch?v=1WUcW3-fOOs&feature=related

「スチューデント・ボディ」 八十一年未公開作


こちらはどこかにあったホラーの場面を取り入れて、謎の殺人鬼が

殺戮するというもの。

で、題名になっているようにこの場合「学生」のそれもやはり女子学生の

とお色気も加味して、その上ホラーでの被害者の落ち度も親切に指摘して

死体のカウントも積み重ねていくという、懇切丁寧になっている。

それだけホラー映画の作り方も、カメラショットも「パクリにパクリ」まくれば、

一丁上がりとばかりに、映画に出来るを物語っていて、カメラアングルを画

期的に斬新にした先人達も形無しといったところである。

まぁ、こういったパロデイですと断ったものとかは、そういう見方が出来るから

それなりだが、中には「パクリ」を認めず、ウリジナル、いやもといオリジナルと

強弁してしまうなんて、「恥の概念のない人々」もいて、もうかりゃ何でもいい

と、御馬鹿を延々と続けるというのも、世の中にはありなんだけど・・・。


まぁ、こういった作品群も、それ以前に公開された作品があるから、それに

完全に「寄生」することで、生業も成り立つものだが、そこにはやはり「パクリ」

と同じで、顰蹙が人々に待ち受けるのを、受け入れなければ「精神疾患」を

患うことになりそうである。

でなければ、神経がない、あるいは「恥の概念がない」となりそうである。


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