能力のない者が上に立った場合、そのリーダの性格が「猜疑心」の塊やら、一部変な
思惑が「腹」にわだかまっていると、下の者たちは「その無能ぶり」に振り回される結果
になって来る・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日韓併合百年、首相談話に与党から疑問の声も
8月10日14時18分配信 読売新聞
政府が10日閣議決定した首相談話について、閣僚からは意義を強調する声が相次ぐ
一方、与党からは疑問の声もあがった。北沢防衛相は閣議後の記者会見で、「未来
志向の観点でよく練られた談話だ。日本を取り巻く安全保障環境からいっても、日韓
の友好関係は極めて重要だ」と述べた。蓮舫行政刷新相は「決して後ろ向きではなく、
これからの100年、未来に向けて日韓関係をさらに深め、東アジア共同体の礎にして
いくという前向きな話だ」と語った。
一方、民主党内では「党内調整が不十分だ」と不満も出ている。玄葉公務員改革相
(民主党政調会長)は閣議後の記者会見で、10日の閣僚懇談会で菅首相に、「与党
には様々な意見があり、準備の早い段階で(党側に)詳細な相談があってしかるべき
ではなかったか」と伝えたことを明らかにした。党執行部の一人は「おわびすればタカ
派から批判を浴びるのは分かりきったこと。政権がこんなヘロヘロの時にやる話では
ない」と首相の対応に疑問を示した。
同党中堅議員も「朝鮮王朝の図書を引き渡すというのは、請求権問題は解決済みと
いう従来の考え方に矛盾するのではないか」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100810-00000552-yom-pol
東京電力福島第1原子力発電所の事故は、放射性物質(放射能)をまき散らすだけで
なく「風評被害」という副産物も生んだ。菅直人首相は22日の記者会見で「外国首脳
が日本に駆けつけ『ある部分を除いては外国人が来ても大丈夫だ』『いろんなものを
食べても大丈夫だ』と発信してくれている」と人ごとのように語ったが、ちょっと待って
ほしい。事態をより深刻にしてきたのは首相自身ではないか。
「思いつき」だけの軽はずみな発言を続ける首相はもはや「歩く風評被害」というほ
かない。
「最悪の事態となったとき東日本はつぶれる」
「(福島第1原発周辺は)10年、20年住めないのかということになる」
これまで首相はこんな風評を流した。行政の長でかつ「ものすごく原子力に詳しい」と
自負する人がこんな無責任な発言をすれば、国内外で「日本、特に福島県の製品・産
品は危険なのではないか」と不安が広がっても仕方あるまい。
後者の発言について、首相は直後に「私は言っていない」と否定したが、それならば、
なぜ発言を流布した松本健一内閣官房参与を解任しないのか。枝野幸男官房長官が
「適切な対応を検討する」と解任を示唆してもなおかばい続けるのだから「やはり首相
の発言だったのではないか」との疑惑が深まっても文句は言えないはずだ。
MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110422/plc11042223130035-n1.htm
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「歩く風評被害」と揶揄されてしまっている元総理だが、やることなすこと「言葉」と裏腹
に「混迷を深める」だけの「権力にしがみ付く」姿勢が、誰の目にも「醜悪」に映るから、
批判も高まってくる。
もっとも本人は、お花畑脳だからか「宿命」とか完璧に「妄想に飲み込まれて」批判も言
いように変換されてしまっているようである。
災害時にあってはならない「地に足の付いた現実主義」の施政者の面影は全くないの
だから「救いようがない」、混乱の社会に不安の種をまき続けるという印象では、明るい
展望とかの言葉と裏腹に、失望がどんどん広がってしまう・・・。
と、権力に寄りかかりすぎた姿勢を映画の中に見出せば、こんな映画もその中の一つ
で、邪悪な権力を振りまき、しかしその村人が「押しとめていた波乱の元」を解き放ち
権力者達に被害が及べば、更に混迷して・・・。
さながら「自分達で災いを広げている」を、封印を解いたためとは理解せずに、だが
原作とは出来の違いが「怖くないホラー映画」にしたためてしまった「ザ・キープ」という
映画である。
http://www.youtube.com/watch?v=-RuMvbqeP5A&feature=related
「ザ・キープ」 八十三年公開作
舞台となるのは、ルーマニア・トランシルバニア・・・。
あの「ドラキュラ」伝説の地での「ナイチ・ドイツ親衛隊」が遭遇する「何者か」との
戦いを描いたもの・・・。
だから出だしはその「陰鬱な空気」を漂わせて、そこに「ナチス・ドイツ親衛隊」の
噂の残虐性をかもし出すから、緊迫感もあり「おおっ」と期待が膨らむ出来となって
いたが・・・。
霧とか煙とか、視界が悪い雰囲気は、何かある、何かいるって想像してしまうから
それこそ先の展開が愉しみに・・・。
それを補強したような「プログレ・ロック」がよりそれを強調していた。
なぞの「城壁」へ兵士が入り込み、埋め込まれた十字架を発見し、それが
「銀製」であると思い込み、それを引き抜いてしまう・・・。
ここまでは「映像の神秘に音楽がピタリ」とはまり、いよいよ興味は・・・。
だが、ここから展開は急回転して、ユダヤの博士とかその娘とか、そして謎の
「男」の登場と広がったまま、ってこれがまた「娘と謎の男」が意気投合してしまっ
たりその尺を「ベットシーン」で使ってしまって、だんだん気持ちがそがれていき、
そして「モンスター」登場と相成って、物語はどんどん冗漫でのらりくらりとなって来て
いい加減「がっかりし始める」
ユダヤの博士がこの「モンスター」の力か、光線を浴びて若返り、活躍しだし
そしてあまたの映画にある「怨念とかもろもろの人間の勝手さ加減」を一心
身のまとう「モンスター」は、ゴシック・ホラーのそれと同じいや鈍重な動きで
「怖さがなく、フランケン」並みの・・・。
出だしの映像の神秘さが、結末まで「持たなかった」残念さはあるが、音楽の
「プロモ」だったら、これもありとなる出来の映画・・・。
ただこの映画、ナチス・ドイツの装備とか軍服など、考証は確かでそれは立派なもの
だから、余計に展開が残念ではある。
この映画と我がリーダーが共通するのが、「お宝に目がくらんで忠告を聞かず、封印
を解いてしまう」のくだりは、福島原発の「初動対応」の悪さと共通である。
その後も「自分で対応を考えられず」次々会議を立ち上げて「混迷を深める」って、
自分で「ぶっ壊し」そしてオロオロして皆を引き込んでそのくせ「解決策」を決断出来ぬ
って、このくだりで「あはは」と、呆れてしまう・・・。
- ライヴ・イン・アメリカ 1992 [DVD]/タンジェリン・ドリーム
- ¥3,990
- Amazon.co.jp といってところで、またのお越しを・・・。