迷走か指示系統崩壊か現政権に似た「クレイジーズ」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

上部の「迷走」ぶりが、下部の「傲慢」な火病を誘発して、とことん駄目駄目をさらけ出

している現政権だが、血の流れない殺戮と呼べる「国民の心をもてあそぶ」政策は、

半端なホラー映画の比ではない。


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 鳩山首相は二十四日、群馬県を訪れ、ブラジル人居住者が多い大泉町ではブラジル

人向けのスーパーなどを視察した。
大泉町は人口の約15%が外国人で大半が南米系。首相は外国人登録者の推移や町

の多文化共生施策の説明を受けた。
これに先立って行われた大沢正明知事や地元首長との意見交換会で、首相は「多文化

共生の時代をつくりあげ、国を開いていくことが非常に大事だ」と述べ、外国人に開かれ

た国づくりを推進する考えを表明した。
首相は特産のコンニャクの生産農家や、世界遺産の登録を目指している旧富岡製糸場

も視察した。

▽東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010042502000066.html


「出稼ぎの人と文化が一緒くたに論じられるルーピーには、つける薬もない」


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★民主県連代表が激高
嫌なら「支援しなくて結構」
民主党国会議員が、有権者と意見交換するタウンミーティングが24日、小松市林町
のこまつドームで開かれた。同党県連代表の一川保夫参院議員と田中美絵子衆院

議員の2人がホストを務めたが、約200人の出席者からは、迷走する同党の政権運

営や政策への批判が相次いで寄せられ、一川代表が「支援してもらわなくても良い」

と声を荒らげる一幕もあった。
冒頭、一川代表は「マニフェスト(政権公約)は基幹はいいが、細部を見直すべきと
いう声もあり、皆さんの意見を伺いたい」と述べ、有権者に意見を求めた。これに対
し、加賀市内の男性は、「子ども手当にはビジョンがない。選挙目当てで将来の子ども
につけをまわすだけだ」と批判した。
寝たきりの次男(17)を自宅で介護する加賀市の三ツ出小百合さんは、「子ども手
当が出来ることで配偶者控除がなくなり、生活が大変になる」と制度への不安を語り、
「働きたいけど、(介護で)働けない人の支援も考えてほしい」と涙ながらに訴えた。
高速道路の料金改定を巡っては、「決めたことを変えるということを繰り返していた
ら国民は離れる」との不満も漏れた。
子ども手当を痛烈に批判された一川代表は、「子ども手当には子どもを育てる負担を
和らげるという理念がある。(そう言うのなら)民主党を支援してもらわなくても良
い」と声を荒らげ、一時、会場の空気が凍り付く場面も。だが、最後は冷静さを取り戻
し、「自民党は、自分中心の人物ばかりで国民のことを考えていない。民主党が責任を
持って皆さんの期待に応えたい」と有権者に理解を求めた。

■ソース(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20100424-OYT8T01015.htm
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「一度やらせてみてください」の選挙前の遜った物言いから、さて政権をとったら

こっちのものとばかり、リーダーからして「なんのこっちゃ理念」を振りかざし、先の

見えない道程ばかりを強調、それを支えるべき国会議員、遜ったのは選挙のため

だよとばかりの「批判をされればキレる」火病持ちを表明して、上が駄目なら下も

以下に同じを露骨に見せている。

国民の不幸は、マスコミの偏向報道で幻想を抱き、そして都合の良い「利得」が転がり

込む幻覚に踊らされたことである。

言えば、指示系統が崩壊し、収拾のつかない「パニック」が起これば、簡単に崩壊しか

ねない、いやリーダーシップのない者を崇めてしまった結果の体たらくは、自業自得の

面も否めない・・・。

で、こういった時と、緊迫した時でも「自分の知らないうちにことが進む」となれば、

それはより恐怖感が増してしまうものである。

何しろ「何がなんだか分からない」のに、拘束されたり反抗すれば撃ち殺されたりでは

頭は「完全パニック」に陥るだろう。そんな理解出来ない恐怖を描いていたのが、

この「クレイジーズ/細菌兵器の恐怖」である。



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http://www.youtube.com/watch?v=IFEOYlkI-m8&feature=related

「クレイジーズ/細菌兵器の恐怖」 七十三年未公開作


この映画、ゾンビを生み出したロメロの作品だが、ホラーといってもゾンビ作の

おどおどろした扮装も、「生きている死人」の不死身さもない至って普通の住人が

軍が開発した「細菌兵器」によって、超攻撃的生物へそのままの姿で脳だけ犯され

変えられてしまい、無差別殺人へ発展していってしまう。

そしてそれを阻止すべく投入された軍隊も、村の包囲と村人の収容を極秘裏に行い

だして、何も知らされるぬ村人は、異様な白装束(防護服)とガスマスクの集団に拘束

されてしまう。

抵抗すれば射殺の強引なやり方に、軍隊は命令を忠実に守るための行動、そして住

民は自分を守るための抵抗と、互いに起こっていることの理解のないところで感情が

先走り、殺戮へと・・・、ここらは変な扮装で見せる出なく、理解していない同士の意思

疎通の皆無が「野蛮な手段」を選ぶという、恐怖を描かせれば秀でいる監督のなせる

技か・・・、見ている人さえもう殺し合いが何で起こるのか、ただ意思の疎通の不備が

引き起こす悲劇を傍観すると、低予算のものでも「怖さ」の点では、兵器としてのウィ

ルスという題材は、緊迫感が漲るし、B級テイストを満たす出来には喝采である。



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http://www.youtube.com/watch?v=wxPjksmZo-A&feature=PlayList&p=A8E69EF40B364A86&playnext_from=PL&index=0&playnext=1

「クレイジーズ」 フルームービー


この映画の出だしも、子供視線で何が起こり、こうなっていくか理解せぬまま惨劇が

広がって、自宅が自分の父親によって放火されるに至ってと、つかみはいい、それが

どんどん不甲斐無い政府のもたもたもた対応とか、現場の指揮官の苦悩とか、何より

村人の「知らない恐怖」が、観客にその立場になったらの感情移入を促すから、恐怖は

至って平穏なうちにも存在するを印象付けるし、命令に厳格に従う軍隊の情け容赦のない

対応とか、指揮系統が乱れたら理不尽な死も存在してしまうを描かれると、やはり見た目

の残酷さより「現実的恐怖感」は、いやおうなく感じてしまう。

その上、解決策もないままのエンディングは、人為的不作為の恐怖が付き纏いゾンビ映画

のほっとするものとは違って後味は悪いのだが、そこがまた今見るとガスマスクも違和感が

ないが、当時としては相当に恐怖の対象となり得るアイテムである。


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http://www.youtube.com/watch?v=lEMZwQulT1Q

「クレイジーズ」 十年公開作


こちらリメイク作品だが、未見である。

ただ新型インルエンザ・ウィルスとかの蔓延で、見えない恐怖が認識された昨今

このリメイクもそこそこ面白い題材ではあると思う。

もっとも演出しだいであるは、時代の新旧にはあまり関係ないが・・・。


と、この「何がなんだか分からない村人」の置かれた立場は、今の沖縄の人々

に当てはまりそう。

あっち行ったりこっちに来たり、甘言のみで政権を取ったものたちの不作為は、

ある意味、とてつもない「恐怖」を国民に与える。

日本人としてのあるいは国会議員としての矜持はなく、単に権力欲しさは、批判に

逆切れする議員の存在が如実に物語っている。



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Amazon.co.jp                  といったところで、またのお越しを・・・。