農民の苦難「怒りの葡萄」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

所得税の確定申告時期に巻き起こった行政の長の「脱税」に国民は怒りの怨嗟を

上げているのを、自覚出来ない「ボンクラ」は地方選挙で自分の行為が批判に晒され

自党の推薦した者が大差で敗れれば、その敗因に自分の体たらくがあるを自覚出来

て自ら「けじめ」をつけられればいいが、とてもそんな思慮深さは皆目見えない。

ましてその場の雰囲気で、以下のように「何も考えずに口にする職業」では、さすが

金で議員になった「お坊ちゃま」だと、呆れ返るばかりだ。


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「引退後は農業やりたい」=鳩山首相

 「この世界から足を洗ったら、農業をやりたい」-。
鳩山由紀夫首相は21日、都内で開かれた「こども食料セッション」で、
政界引退後の夢の一端を明らかにした。
 首相は席上、食料自給率向上についての小学生の質問に答え、
「都会の人たちも農業の大切さを知ることは大事だ。みんなが前向き
になることが自給率を必ず上げることになる」と強調。これに続き、
引退後の「農業宣言」が飛び出した。
 ただ、首相は偽装献金問題をめぐり野党から厳しい責任追及を受け
ているだけに、「すぐに(政界から)足を洗うということではない」と
も述べ、進退問題に絡められないよう予防線を張った。 

「引退後は農業やりたい」=鳩山首相(時事通信) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100221-00000036-jij-pol

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まさに自分でいる社会が、相当に悪・暗部を持ちアングラな「やばい世界」

をこんなところだけは理解している、「足を洗ったら」なんて言葉は普通使う

かを思慮を欠く人は言ってしまうし、まして「農業」と簡単な覚悟で言ってしま

うのは、農業の大変さなど理解がなく、日曜大工程度の認識しかないを露呈

させてしまうでは、あの「戸別補償」という「堕落の極み」の政策を考え付いて

しまう・・・。側面からの援助が「票欲しさの露骨な誘導」では、政治以上に人

間のすさみが激しくなるを認識していない。

そんな人物が「農業」と口にすると、「この馬鹿、農業を馬鹿にしてるのか」と

納税者が税務職員に浴びせる罵声、「首相が払わないものを、どうして俺達

からは厳しく取り立てる」あるいは「あれが払わないなら、俺も払いたくない」

第一納税を知らなかったで押し通せば、通ってしまうのか・・・。

と、自身がモラル・ハザートに陥って、その場の雰囲気でだけの気配りが、

国民を怒らせる・・・。

先人がいかに苦労して開墾したか、はたまた農業の非効率とそれに反比例

の厳しさを、身をもって経験する人にとって、ボンクラの発言に、大恐慌が吹き

荒れた時代に「農民の悲惨な状況」を活写した「怒りの葡萄」を思い出すので

はないだろうか。



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http://www.youtube.com/watch?v=5ayi81QMuak

「怒りの葡萄」 四十年公開作


ジョン・スタインベックの原作を映画化したもので、監督はジョン・フォード

そして原作にほれ込んだヘンリー・フォンダの主演と、大恐慌の吹き荒れ

る時代の機械農業による大規模化と資本主義の拝金趣味の狭間に押し

込まれた小作農家の苦難・・・。

映像のスタート時に以下のようなことが綴られる。


『アメリカ中部に砂嵐地帯と呼ぶ乾燥地がある。この乾燥と貧困が

多くの農民の生活を不能にした。 これは自然の猛威と経済変動に

土地を追われ、安住の地と新しい家を求めて長い旅に出る農民一家

の物語である。』


オクラホマの貧農家が一大決意してカリフォルニア目指して、故郷を捨ててしまう。

それほど砂嵐の自然の驚異はすさまじく、人間の努力だけではいかんともし難い

しかし広大な地であるアメリカの移動もまた、自動車の性能はみすぼらしく苦難の

連続で、決意のこころが折られてしまい、一家は離散の運命・・・。

と、その苦難の家族を見てると、農民とはいえ市民である。

それが移り住む地でも待ち受けているのが、偏見と差別に経済格差である。



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http://www.youtube.com/watch?v=7cMxJBenigY

「リパブリック賛歌」

日本では某カメラ店の替え歌でも知られるものだが、この曲が背景に流れれば、

「自由」は戦って勝ち取るものとなってしまって、自然に勝ち云々というものと少しばかり

違和感がないわけではないが、この題名「怒りの葡萄」もこの曲の歌詞にあり・・・。

もつとも題名は新約聖書からと、あくまでも聖書からの影響が強い作者のものも、題材

が題材で社会主義的捉えられ方もされるが、やはり家族という単位に集約すれば、人生

の捉え方には苦難の連続の中にも、喜びは見出せる・・・。

しかしやはり理不尽なものに対する怒りは存在し、農業という第一次産業の担い手の苦

難は機械化とともに自己とは軽減されたが、今度は「機械貧乏」となりと資金が機械に消

える、というジレンマに陥っている。思いつきでできる仕事ではない。



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http://www.youtube.com/watch?v=928rosr9mBc

「オクラホマ・ミキサー」

 

生まれ育った地は「荒野」であったの物語だが、そこで暮らす人はこう言った曲で

歌い踊り日ごろのうさを晴らしていたとなれば、フォークダンスも「喜びの宴」の背景

がにじみ、その旋律ののんびりさと裏腹の過酷さが滲むと、農業でもやるかとか聞くと

反射的に「何たるお気軽野郎」で、腹が立ってくる。

と、まあ、この「平成の脱税王」の記事を目にすると「ほかにやることをやれや」という

気持ちになるから・・・。

やるならこういった不法占拠状態にある「領土」について、強い外交をやってみろ

となる。

そう今日は、「竹島の日」である。

他サイトものを引用。

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今日二十二日は「竹島の日」だが、その他に「ねこの日」でもあるらしい。
今一その意味が飲み込めなかったが、「なきごえ」の洒落かとも・・・。
にしても「領土問題」では、例の如くの国は「オリンピック会場」でも顰蹙もの
の何とかの一つ覚え行動様式らしいが、周囲の「冷笑」には気付かない・・・。



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幼いうちの「ねこ」の愛らしさは、癒しの効果があるように思う。
勝手気ままに生きる性質の「ねこ」だが、膝の上やらで眠りこけられると、
これがまた精神安定させてくれる不思議な効果がありそうなのだが、ねこ好き
以外では、そんな思いなることはないだろうがそれでも食料とは考えないのでは
ないだろうか・・・。

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★猫の日を前に「ネコ展」

22日のねこの日を前に21日、静岡市動物愛護館で「ねこの日ネコ展」が開かれた。
これは2月22日の「ねこの日」にあわせて、ねこをよく知ってもらおうと静岡市
動物愛護館が毎年恒例で開催しているもの。
21日は、家族連れやペットのネコを連れた人などおよそ150人が訪れ、
ネコに親しんだ。


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会場では飼い主が家庭で飼っているネコを紹介し、特技などを解説するショ
ーのほか、獣医師による無料健康相談やボランティアによるネコの譲渡会
などが行われた。

http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news8803247.html


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膝の上で、手の中で寝られると「愛しい我が子」並みの感情が生まれるのは、
いかがしたものか・・・。
にしても、その精神安定を乱しに乱す、形相の喚き方には「地平線の果て」
までいっても、相容れることのない思いがしてくる・・・。
そんな民族も「ねこ」を愛でるのだろうか。



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勇ましい言葉を連発して、自分の弱さを鼓舞するのか、毎度おなじみの抗議
を「冷笑」されているのも悟ることなく・・・。
それもパフォーマンス化して、苦しくなれば「顰蹙」など恥の概念のない人々は
とたんに被害者面してしまう・・・。

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「竹島の日」行事を阻止、独島守護連帯が抗議団派遣

【ソウル19日聯合ニュース】市民団体の独島守護全国連帯が、日本・島根県
が22日に開催する「竹島の日」記念行事を阻止するため、現地に抗議訪問団
を派遣する。訪問団は崔在翼(チェ・ジェイク)代表ら6人で構成され、22日に島
根県民会館前で糾弾大会を開き、県知事に抗議の書簡を手渡す計画だ。
 同団体は19日、ソウル・鍾路の駐韓日本大使館前で記者会見し、「日本は10
0年前、韓日強制併合と朝鮮半島の植民支配で朝鮮人の収奪と虐殺に明け暮れ、
これを謝罪し賠償するどころか、侵略の歴史をわい曲、美化して韓国固有の領土
である独島を奪おうとしている」と糾弾した。
続けて、「2005年に『竹島の日』を違法に制定し、公布したことは、第2の朝鮮半
島侵略に向けた宣戦布告と受け止められる」と述べ、韓日の友好関係を築くには
「竹島の日」をなくし、独島簒奪(さんだつ)の陰謀と歴史わい曲をすぐに中断すべ
きだと求めた。

ソース:聯合ニュース日本語版 2010/02/19 16:17 KST
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2010/02/19/0400000000AJP20100219002100882.HTML



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歪曲やら糾弾やら、とっても勇ましく言い募り、それで自己満足する性格には、
崩れれば精神疾患が襲ってくる「けたたましく迷惑」なものなのに・・・。


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ねこだって理不尽なものに対しては、その小さな牙をむく。
それが食べられるとなれば、なおさらだろう・・・。
ねこの逆襲は、おばけ映画などだと「怨念」の塊と化す・・・。
その恐ろしさは、眠れなくなる。いじめたりしたら喉首を噛まれる。



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まぁ「今日は何の日」といった番組があるが、日本のテレビ局では取り上げる
ことはないだろうし、あの「何事も真摯に受け止める」と言いつつ、何も考えていない
我がリーダーなどは、口が裂けても口にしないが、「今日は竹島の日」です。


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何より「領土を汚す」民族などいないものだが、その稀有な存在が「日本海」に廃棄物
不法投棄出来る神経なのだから、口と行動があっていないし、第一内心分かっていな
がら、あのノムヒョン並みの「ゴネる」に価値を見出す、その後は風任せ・・・。
と、膝にねこが眠るひと時の「戯れ言」でした。


http://erath0515.at.webry.info/201002/article_14.html


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強引に記事にかこつけて映画を引っ張り出したが、「怒り」が政権に

向き始めたら、このボンクラはなんと口からでまかせを言い募るのだろう。


怒りの葡萄 [DVD]/ヘンリー・フォンダ,ジェーン・ダーウェル,ジョン・キャラダイン
¥4,179
Amazon.co.jp              といったところで、またのお越しを・・・。