児童ポルノ制限からだと規制される?「かわいい毒草」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

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6月に児童ポルノ対策=政府

政府は4日夕、内閣府で児童ポルノ排除対策ワーキングチーム(議長・大島

敦内閣府副大臣)の初会合を開き、インターネット上の違法画像を閲覧でき

なくする仕組みの構築や、児童ポルノ廃絶への啓発を内容とする総合対策

を6月上旬をめどにまとめる方針を決めた。
同日はまた、日本ユニセフ協会大使でタレントのアグネス・チャンさんを招き、

海外での児童ポルノの実態について説明を受けた。アグネスさんは「どうす

れば子どもたちを救うことができるか、知恵を出し合ってほしい」と呼び掛けた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010020400917
児童の権利に関する条約 」・「児童福祉法 」などにおける児童とは、年齢

が「満18歳に満たない者」をいう



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強制わいせつ:列車内で女児に 容疑で道職員の男を逮捕 /北海道
函館西署は4日、釧路管内釧路町、釧路支庁の出先機関「釧路農業改良普

及センター中西部支所」の専門普及指導員、谷坂敬弘容疑者(35)を強制

わいせつ容疑で逮捕した。容疑は09年12月29日未明、札幌発青森行き

の夜行列車内で、道央在住の女子小学生(8)の下腹部を触った疑い。

容疑を認めているという。
函館西署によると、谷坂容疑者は帰省の途中で、近くの座席の小学生をし

つこくトイレに誘い、デッキで下腹部を触ったという。小学生の母親は寝てい

たが、異変に気づき、青森県警に相談した。
田中正巳・釧路支庁長は「職員がこのような事件を起こし残念。捜査結果を

待って厳正に対処したい」とコメントした。


http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20100205ddlk01040296000c.html


★携帯動画でわいせつ行為撮影した疑い、男性会社員追送検へ/横浜・緑署

・未成年の少女とみだらな行為に及んだ上、その様子を携帯電話の動画で

撮影するなどしたとして、 緑署は10日、横浜市保土ケ谷区の男性会社員

容疑者(29)=県青少年保護育成条令違反で送検=を、近く児童買春・ポル

ノ禁止法違反(児童ポルノ製造)と同条例違反の疑いで追送検する。
送検容疑は、2009年12月5日午後6時50分ごろから同10時20分ごろの間、

同市旭区のホテルで、同市瀬谷区在住の無職少女(16)にわいせつな行為を

させてその様子を携帯電話の動画で撮影した上、みだらな行為に及んだとして

いる。 
同署によると、同容疑者は容疑を認め「携帯電話のサイトで知り合った女性10

人くらいと関係を持った。 3人くらいは未成年だった」などと供述。少女とは同

サイトを通じて知り合ったといい、「おれのペットになれ」などと言ってみだらな

行為を強要、暴力行為にも及んでいたという。

http://news.kanaloco.jp/casefile/article/1002100001/


高2の教え子ら3人にわいせつ行為 36歳実習助手を懲戒免職
教え子ら女子生徒3人にわいせつな行為をしたとして、群馬県教育委員会は

10日、県立高校の男性実習助手(36)を懲戒免職処分にしたと発表した。
県教委によると、男性助手は平成20年秋~21年夏ごろにかけ、教え子の

高校2年の女子生徒(16)に対し、自分の乗用車やホテルなどで約10回に

わたり、わいせつな行為をした。
また、同時期に、この生徒から友人として紹介された別の高校に通う女子生

徒(17)にも、車内などで数回にわたり体を触るなどの行為をしたほか、昨

年11月ごろには、別の教え子の女子生徒(16)にも、わいせつな行為をし

たという。
昨年12月の進路希望アンケートに、生徒の1人が「生徒に手を出す先生が

いる学校はいかがなものか」などと書いたことから、男性助手の行為が発覚。

男性助手は県教委に対し、「相談に乗る過程でかわいさを感じるようになった。

思い余って体を触るなどエスカレートした」などと説明したという。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100210-00000580-san-l10

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こういった犯罪の感覚が分からぬこちらにすれば、これまでの「児童買春・ポルノ

禁止法」があるのだからと思うのだが、それではいけないらしく、より幅を広げて

単純所持やらと拡張する規制に、裏に目的がありそうで怪訝な感情になる。


確かに「犯罪」は憎むべきものだが、下のような極端な話になると、


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これではあの暗黒の「人権擁護法案」並みの、司法の法律以外で

規制させられる、要は人治的要素が強まり、共産主義の悪弊が

顔を出しそうで・・・。


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http://homepage3.nifty.com/hirorin/loli00.htm

「あなたの知らない児童ポルノの真実」


こういったサイトもあり、勿論、子供、この場合は小学生程度、十二歳程度までの

犯罪行為は許されるものではないが、一律に犯罪行為といえぬものまでを規制するのは

拡大される範囲を考えれば、規制で収まるか、また規制が過ぎて直接被害が広がるか、

慎重な案件になってくるのではないか・・・。

で、ないとこの「かわいい毒草」みたいな映画は存在なくなることになってくる。

何しろ日本の規定では児童に当たる十七歳の高校生と、少しばかり精神に異常をきたす

青年の、それもこの高校生の倫理観欠落した行動が引き起こす物語・・・。


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http://www.youtube.com/watch?v=bC2BMIwQl1Y

「かわいい毒草」 六十八年公開作 


この映画、アンソニー・ホプキンスの主演だけに、というか「サイコ」のノーマンのキャラクター

から抜け出ていない、いやそれを他作品で感じてしまう役柄だから、その男を切りきり舞いさせ

る少女となれば、それ以上に強烈な印象になる。

その十七歳の役をこなしているのが、この前の「ドッグ・ソルジャー」で主人公の奥さん役を演じ

ていたチューズディ・ウェルド、これが当たり役、というかキャラクターがあって、小悪魔を通り越

した青年に劣らぬ「精神的困惑者」ぶりで、ばれそうなら無慈悲にガードマンを殺し、母親も葬り

そしてそれらの罪を、このノーマンのみの精神錯乱男におっかぶせて平気でいる・・・。

というか、高校生で結婚してからして、少しばかり家庭内もおかしいが、この青年もいつしか引っ

張りまわされると、題名がそのまま「この倫理観皆無女」となってくる・・・。

それも十七歳・・・、するとこの女も日本では児童となってくる、さてすると悪事を冒して女が申し

立てれば、警察権力はそれを信じて、このノーマン並みの男と同じ運命が待っていそうで、痴漢冤罪でも

同じだが、児童という規定が、現代にそぐわないし、成熟度が四十年前よりは進んでいると見るべぎて、

児童の概念を徹底的に論議すべし、と四十年前の映画が警告している・・・。

と、悪女は素質がそれなりで「三十五歳」でも変わらず、男は利用輪以外思いつかない。

という女性が増えてもおかしくないし、それを推進する「ジェンダー・フリー」なる珍妙な主張もある。



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http://www.youtube.com/watch?v=5KLyNjqZ1Lg

「恋と涙の十七歳」 


で、この悪女を演じたチューズディも、あちらでは人気があるみたいでトリビュート

の動画があった。

生い立ちからの書き込みもあり、それを読むと幼少期よりませていて、十二歳児程度から

麻薬に手を染めたりと、かなり実生活も乱れたもので、一般的な児童ではなかった。

それだけに役柄は、自分自身のキャラクターにあっていてになりそう・・・。



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http://www.youtube.com/watch?v=4UfdS8UgAIw


「All Through Spring and Summer」


容姿の良さは映画にとどまらず、売れれば何でもやらすとでもいうように、歌も歌っている。

「かわいい毒草」の前もそこそこの役をこなしているが、やはりサイコ的役柄は、観客に強烈に

印象付けられる。

その要望との落差が、また魅力となる・・・。

もっとも容姿の醜い悪女では、意外性が薄く強烈な印象よりも、「そうたろうな」の納得に一般的

おちついしまうだろう。




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ttp://www.youtube.com/watch?v=_XvFKgpg5kE

「アイ・ウォーク・ザ・ライン」 七十年未公開作


この日本未公開作の主役はグレゴリー・ペック、その相手役がチューズディ

だが、年齢的にまだうら若き未成年役で、ペックを子供らしい愛情で悩まし、ペックを

破滅的結末へと追い込んでいるらしい・・・。未見なので、伝え聞くものを参考にした。

と、チューズディにすれば天性の役をこなしているだけ・・・。

で、ペックにすれば、主演作のベストではないかの、人間性丸出しの役らしい。

少女に愛情を抱くが、役柄は保安官である。

そして倫理観も古臭いとなれば、少女と中年の恋愛など「汚らわしい」と見る向き

が多いだろう。それへの恐れと悩み、しかし少女は天真爛漫・・・。

「シベールの日曜日」もまたの物語・・・。

題名がジョニー・キャシュの歌で、それをモチーフにしたものだけに、「わが道を行く」

となりそうで、映画としては、やはり見て見たいものである。


映画の世界にも少女と成人の男の物語は多々ある。

それらのものが恋愛としても「児童」であるで、規制されるのならば、いや芸術との色分け

を誰がするのか、その曖昧さが法案と現実に乖離が生じて、犯罪と単純所持を一緒くたに

するのは、危険ではないのか・・・。

少女の時期のゆれぶれぶりは、相当に迷惑行為が垣間見られる未熟さと倫理観の欠如

がありそうだが・・・。そこで冤罪者、この場合、それとく成人している男は、以後の人生を

法に振るもあるのだ。

それにしても法案を強力に推しているのが、自分が十代の頃、少女の匂いを振りまいて、

活躍していたでは、チューズディの行動様式と同じで、叫べる筋合いではないと思うのだが

そこらはまさか自分がそんなこと思っていないで済まそうとでも言うのか・・・。

積極的に「金銭」のために、グラビアを撮らせる。しかしそんな意思はない。

しかし見るものの感情は、その感情に踏み込む法案は危険なのである。

事象以上の踏み込みは、法律にそぐわないのだ。

もっとも差別が好きな人は、万人の嗜好を尊重しないのだけれど・・・。



                                   「かわいい毒草」テレビ放映はされたけど、

                                   販売されていないみたいです。

                                   「ドック・ソルジャー」「ローリング・サンダー」

                                   同様、販売すればいいのに・・・。


                                   といったところで、またのお越しを・・・。